シアトル周辺にはいろいろ美味しいベーカリーがたくさんあるけれど、 個人的にクロワッサンがいちばんおいしいのはここだと思います。
フリーモントの外れにある、Stone WayのSea Wolf。
皮はぱりっぱり。なかみはふんわりで、もちもちのコシがあって、バターの風味が上品です。
混み合った街なかに住む幸せの一つは、ちょっとした美味しいものがすぐ近くで手にはいること。
コーヒーとパンについては、シアトルはたぶん全米いち恵まれた環境だと思います(ポートランドあたりから異論が出そうだけどww)。
フリーモントの外れにある、Stone WayのSea Wolf。
皮はぱりっぱり。なかみはふんわりで、もちもちのコシがあって、バターの風味が上品です。
混み合った街なかに住む幸せの一つは、ちょっとした美味しいものがすぐ近くで手にはいること。
コーヒーとパンについては、シアトルはたぶん全米いち恵まれた環境だと思います(ポートランドあたりから異論が出そうだけどww)。
あと抹茶ティラミスも。先に食べちゃって写真撮りそこねた。
そして上品で美味しいおでんとサラダをいただきました。
文学や短歌や古典芸能や、旅や見えない世界の話。4時間ノンストップでお話できて楽しすぎでした。
この方は、直接会ってざっくばらんに短歌のはなしができる唯一の先輩歌人であらせられます。
わたしの所属する結社では、コロナ禍でリアル歌会がずっと中止になっていたため、現在はZOOMで歌会を開催していることを最近知って、先月末に思い切って初参加してみました。
各自、指名された順に、結社誌に掲載された自作の一首をえらび、それを別の方に評してもらうというはこび。参加者は50名弱で、2時間ほどでした。20代の方から80代の方まで。
わたしはかなりなコミュ障で、人前でしゃべることに激しい苦手意識があるので、ひぃ〜!となりながらの参加。司会のかたに発言を指名されてしどろもどろになりつつ、たぶん、その場を、……しーん……、または、しらー…とさせてしまったと思います。
もっとさくさくと明晰に話せるとよいのですけれど。
でも、画面を通してですが結社誌の誌面でいつもお名前を拝見している方と言葉を交わすことができ、さまざまな方がさまざまな取り組みをされているんだなあ、ということも改めて目の当たりにでき、そして、超ベテランの編集委員の方々のコメントが、縦横無尽にいろんな角度からスパスパと切り込んでいくのに息をのみ。長く真剣に歌と向き合っている方がたは、ものすごく多層的な視点を血肉とされているのだということが実感できました。
参加できてよかった。
活字との対話と、映像メディアとの対話、リアルタイムの対話は、乗っているものがそれぞれずいぶん違います。顔が見えるだけで激増するこの情報量!
わたしはなにごとも持って帰って自分ひとりで抱えこむ時間がかなり長めにほしい性格なのですが、リアルな対話から受け取るエネルギーもほんと大切なんだな、と、あらためて思いました。
この地域で爆弾低気圧が発生するのはとてもめずらしいそうですが、金曜日〜土曜日にも、すでに別の爆弾低気圧がやってきてました。
しかしシアトル地域は、さほどの雨にも見舞われず。
急激な気圧の変化は豪雨や豪雪につながり、今回はおもにカリフォルニア北部での豪雨が心配されているようです。山火事の季節に来てくれればよいものを〜!
爆弾低気圧、日本の気象庁では「爆弾」という名称はよろしくないということで公式には使わず、「急速に発達する低気圧」などと言い換えています。別に悪口じゃないんだし爆弾でいいじゃん、と思うけど。
メイプルの葉はカラーバリエーションがすごく豊富です。
さいきんはまっているYouTubeチャンネルは、山田五郎さんの「大人の教養講座」。
意外と指摘されていないが、セザンヌは実は絵がヘタだった。
天然画家ルソーには突っ込みどころが無数にあるが、たとえば人の足が描けなかった。
…など、教科書には絶対載らない言葉で切れ味鋭く、面白おかしく語っているけれど、五郎さんの解説はどこを切っても作品と作家への愛にあふれているので、心あたたまります。
面白おかしいだけじゃなく、広く正確な見識に裏打ちされた視点も信頼できる。
たとえば印象派の最初の展覧会を評した評論家はモネの「印象・日の出」を嘲笑した、というのが通説になっているが、それは誤解ではないか、と原典の新聞にあたって検証したり。この人も料理人のコウケンテツさんとおなじで、美術作品が「とにかく大好き」というオーラが快いのです。
助手のワダさん(女性、23歳)のあまりにも何も知らない白紙っぷりもすごいし、それで良いとも思っていないらしいけれどまったく悪びれない素直さも心あたたまる。皮肉でなくほんとうに。
たとえば「『最後の晩餐』て、なにが最後なの?」という問いに
「え?………世界の終わり?…お別れ会?」
という最強の答えに、腹の皮がよじれるほど笑ってしまいました。
このシリーズを観たら、ルネッサンスから印象派からピカソまで、画家たちが連ドラのキャラクターのように身近に感じられること間違いなしです。
現代作品は版権の問題があってなかなかYouTubeで取り上げるのが難しい(お金がかかる)そうなのですが、ぜひぜひ20世紀〜の作家たちも取り上げてほしいです。
デュシャンとその後の前衛芸術について語った
「デタラメにも歴史がある」
というのが五郎名言集の金字塔のひとつ。言い得てます。素晴らしい。
植物園で見かけた毛虫。てこてこ歩いて一周するあいだに3回も見たので、この季節によくいる子のようです。
毛虫の名前はWoolly bear(ウーリーベア:「もふもふクマ(意訳)」)。
ウィキ先生によると、オハイオ州、ノースカロライナ州、ケンタッキー州の町では毎年「ウーリーベア・フェスティバル」が開かれ、毛虫コスチュームのコンテストや、毛虫レースが行われるそうです。
かなりの愛されキャラ。
ウーリーベア毛虫への愛があふれるWoolly Bear Projectというブログもあって、毛虫にいろんなことをさせてておかしいです。
このウーリーベア毛虫は、北米各地の原生種。
いつごろ誰が言い出したものか、「この毛虫の茶色の部分が多い年は暖冬で、黒い部分が多い年は厳しい冬になる」という言い伝えがあるそうです。
Farmer's Almanacによると、1940年代〜50年代に実際に8年間にわたってウーリーベアを集めて観察して冬の気温との相関関係を調べた博士がいたそうですが、サンプル数がすくないので実際のところは不明のようです。
どんな成虫になるんだろうと思ったら、ウィキに写真がありました。
イザベラ・タイガー・モスという名前。綺麗な蛾ですね。
でもなによりびっくりしたのは、この毛虫、カナダの北極圏にもいて、毛虫の姿で越冬し、「凍る」ということ。
「まず心臓が止まり、 次に内臓が凍り、血液が凍り、最後に身体のほかの部分が凍る。春になると解凍する」。
へえええええ。「抗凍結分子を体内で分泌するので凍っても大丈夫」という、ぜんぜんよくわからない説明がありました。アゲハ蝶などは蛹でないと越冬できないので、凍ってしまうというダイナミックな冬越え方法には驚きです。