ロードトリップ、Day2。
ユタ州のソルトレイクシティのすぐ南にある街、PROVO(プロボ)に土曜日の深夜に到着しました。
宿泊は、ダウンタウンのハイアット系ビジネスホテルでした。
なぜ第一日目にここまで行ったかというと、うちの青年がボストンで一緒に働いていたインターンの同期でいちばん仲のよかったサイ君が、ここに住んでいるからなのでした。
コロナ禍で3月以降会社のキャンパスにはほとんど誰も通勤していないので、住居費の高いボストンにいても仕方ないため、7月にインターン身分での契約を更新した人もしなかった人も、ほとんどが実家のある州に帰ったのです。
到着は夜10時をまわっていたけれど、青年はすぐに出かけて行って、朝3時頃まで話し込んでました。
翌朝、起きたら近くの山腹で火事が。青空にたなびく煙がすごかったです。幸い、それほど大きく広がりはしなかったもよう。
朝、ホテルをチェックアウトする前に、サイ君と、その友人でデザイン学校の同級生だったというかわいいモニカちゃんも一緒に、すぐ近くのカフェ(「Peace on Earth」)の屋外席で1時間ほどコーヒーを飲みながらおしゃべり。
ソルトレイクシティはモルモン教の本拠地。骨のずいまで保守的な街なのかといえばそうでもなくて、ここで育ったサイ君とモニカちゃんによると「リベラルなポケットもあちこちにある」そうで、このピースマークをつけたカフェもそのひとつだそうです。(写真撮り忘れた)
スタッフはフレンドリーで、コーヒーもおいしかった。
日曜日の朝、可愛らしいダウンタウンの通りのお店はほとんど閉まってました。
通りに、メキシコや南西部ふうのカラフルな色彩が目につきました。
ほんのすこししか散策できなかったけれど、とてもきれいな街なみでした。
生活コストが安いし治安もよいので、ソルトレイクシティ周辺に移転してくる企業が多く、ほかの都市にくらべてかなり景気がよいそうです。
モルモン寺院(特別な祝祭だか祭礼のときにのみ使う用の寺院だそうです)のとなりに、モダンなビル。スキンケアブランドNu
Skinの本社ビルでした。
細い柱が軽やかで、ヒューストンで行ったレンゾ・ピアノさん設計の美術館を思い出しました。
水を配した、ひろびろした中庭も素敵。
ぐぐってみたら、シアトルの設計事務所NBBJの仕事でした。へー。シアトルのAmazon新本社も手掛けた大きな事務所です。
語り合う青年たち。わたしが20代だった頃にくらべたら比較にならないほど大人っぽく、真っ直ぐで、エゴが低く、世の中のことを真剣に考えている、よいこたち。
モダンなオフィスのガラスにディズニーのお城みたいな寺院と山が映り込んで、なんだか不思議な景色。
快晴の日曜日の朝、山が近くて空気がきれいな、穏やかそうな街でした。
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