なぜか大変忙しくなってしまった11月。仕事とお勉強でものすごく引きこもり度の高い、たいへんに充実した毎日である…(ヽ´ω`)ヽ´ω`)ヽ´ω`)…きょうも人間にあわなかったぜ……。
仕事の息抜きに、毛をすきながらレイシストの歴史を読む。
たくさん取れました。
たまにこんがらかった毛の束がとれると、ものすごい達成感がある。
こんなことで幸せになっている自分がちょっとかわいそうになる午後。
シアトルのKKK団です。1923年。
Seattle Civil Rights & Labor History Project より。
この頃、アジア人排斥運動が激しくなって、アジアからの移民が完全シャットアウトされる法案が通ったんでした。
KKKの結婚式。1926年。
レイシストは、決して、特殊で邪悪な人ではないんですね。
自分と違う人たちにレッテルを貼る行為に「慣れていくこと」なんだ。
ちょっとした意地悪に、理由をつけて自分で納得していくのとおなじだと思います。
ナチス台頭前夜のワイマール共和国の歴史とかも、恐いよ。1937年の段階で、ヒトラーが政権を取った時点では、まだナチスの議席は3割にもみたなかったのに、保守派のカソリック政党は、ヒトラーをとめるのは「すでに遅すぎる」と考えていたのだと。
もちろん、その当時はまだ誰も、数年後にドイツがあんな人類史に残る大量虐殺を開始してしまうとは思っていないのですが。
自分が「いい人」「まともな人」だと思っている人ほどレイシストを容認しやすいのかもしれません。
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