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2021/12/08

心の恋人が天国へ



わたしの心から愛するスイートハートのひとり、しんのすけ君が猫の天国に行ってしまいました。

しんちゃんとはかれこれ、10年ごしのおつきあいでした。
猫シッターをご拝命いただき、お父さんお母さんがお留守のあいだ何度も長い月日を一緒に暮らしたので、朝から晩まですぐ近くでタマシイの会話をさせていただきました。





たいていの場合、しんちゃんが発信しているのは
「早く毛をブラシせよ」
「ごはんはまだか」
という、たいへんストレートフォワードなメッセージでした。





これは、最後に会いに行ったときのしんちゃん。

むずかしい病気をもう何か月か患っているとのことでしたが、おもいのほかに元気で、謎の黒い毛玉に興味を示していました。



寝ている姿がこれほど幸せそうな生きものは、あんまりほかにはいないのではないかと思います。

Every Little Thing will be All Right、世になにもかも問題なし、すべてうまくいく、ということを、猫たちは知っているのです。




しんちゃんは生まれつき耳が聞こえないので、猫的常識を身につけていないため、ほかの猫たちとのコミュニケーションがとれず、猫とは仲良くなれない猫でした。

そのぶんヒトによくなついて、ヒトのそばにいるのが大好きでした。ヒトがいないと不安になるのか、置いてけぼりにされると幼い子どものように大声で鳴いて抗議していることが多かった。

「余をここに置き去りにして、なんのつもりじゃ」

といいたかったのでしょう。

とてもノーブルで、ピュアで、すきとおったタマシイをもった猫でした。

ヒトを見るときにはいつも

「くるしゅうない」

という顔をしていました。



 RIP、しんのすけくん。

 

 

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2021/10/07

丘の上の巨大猫


今日も快晴で爽やかな一日でした。

ハロウィンが近いので、近所の家の前にはかぼちゃや蜘蛛や墓石やガイコツが飾られています。

丘の上のフィニーリッジに散歩に行ったら、巨大ねこがいました。



でかっ。

そして、あちこちで、リンゴやブドウや梨やイチジクなど、いろんな果物や木の実がたわわに実ってます。



 これはマルメロかな?

たわわに実っているのに放置されている木がほとんどで、収穫のお手伝いを申し出ようかと思うほど…。


モミジの赤はやっぱり青空に映えます。毎日色が変わっていくのが楽しみです。



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2021/10/02

秋晴れ


10月ですね! きのうは夕方まで冷たい雨が降っていたのに、きょうは朝から快晴。
気持ちのよい1日でした。

近所でシュウメイギクをよくみかけます。コスモスよりも人気があるようです。



ジャパニーズメイプル、モミジもますます鮮やかな色になってきました。

 


 道のむこうに、発見。


オレンジとらちゃん。
ぐっすりお昼寝中だったのに、下りてきてしばらくにゃごにゃご遊んでくれました。

 

 


きょうはパッタイ。

今週はちょっと仕事中です。




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2021/07/30

アーティチョークの花


夏の長い夕方。
7月もそろそろ終わりですが、まだまだ明るい時間が長くてのんびりしてしまいます。



最近近所さんぽで目につくのは、アーティチョークの花。


食べられるのは蕾のうちですが、2メートルくらいに伸びて豪快に花をさかせている株を、よく道ばたで見かけます。きれいな紫。




 アフガニスタンから米軍が引き上げていますが、米軍に協力したアフガン人通訳者を、親族と一緒に米国に脱出させているというニュースを読みました。

国に残っていたら、勢力を盛り返したタリバンに家族ともどもひどい目に遭わされるのが目に見えているため。

内容はだいぶ異なるけれど、おなじ「ランゲージ・プロバイダー」業界。

言葉の仕事で協力したばかりに国を出ていかなければいけない人たちもいるのですね。一方でこんな平和なシアトルでのんびり暮らしている人もいるというのにね。

 

世界はなかなか平和にならないけれど。
アフガンの通訳者のひとたちが、米国で良いスタートを切れますように。



近所で会う猫たちも平和で。
屋根のいちばん端っこに止まって挑発する鳥に翻弄されているハンターがいました。


 
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2020/10/16

ヅラ生活とつれない人


8月末に、約半年ぶりにヘアカットに行きました。

でその数日後、ウィッグ屋さんへ。

7月からはじめた新しい薬剤の化学療法は毛がぬける可能性が40パーセント以上とのことでしたが、はい、順調に抜けており、だんだん「野武士」のようになってきました。

うしろあたまを鏡にうつしてみると、小学校のときの校長先生みたいだ。粕屋先生というお名前だったかな。きっと今のわたしより若かったのかも。




かつらショッピング、なかなか楽しかったです。

でも人工毛でも600ドルって、お高いのですね。人毛だと、2,500ドル〜ですって。

 




まあ、ヘアカットとカラーリングで毎回200ドル近く飛んでしまうので(「トップスタイリスト」とかでなくても米国の美容院てふつうに高いよね。東京に行くと安さにびっくりする)、これで半年も使えればリーズナブルというべきでしょうか。庶民にはいずれにしても財布が痛いのですが。


もちろん人工毛一択ですが、まわりの評判は上々。自分ではなんかちょっと韓国のボーイズバンドみたいな髪型って気がするんだけど。みんな優しいです。



近所のつれない猫。

雨もようの朝、「はやくおうちに帰りたいなあ」という顔で玄関に座っていたし、このあいだここんちのおじさんといっしょに仲良くこの階段に座っていたので、ここんちの子だと思っていたら、そうじゃないんだって。通い猫ってやつか。おうちがたくさんあっていいな。


 


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2020/01/17

淡雪とシアトルのお父さんたち



水曜の雪。昼間ちょっと降ったけど、積りませんでした。すぐに水っぽくなってしまった。

近所では、道路のまんなかにある緑地公園の低い丘(標高1メートル30センチくらい)で、子どもたちがこの薄い雪を最大に活用してソリすべりをしておりました。

その先では、30代くらいのお父さんと小さな娘が雪だるまを制作中でした。
この1センチ未満の積雪でいったいどこからそんなに?と目をみはるほど立派な胴体ができてました。

シアトルの若いお父さんたちってほんとによく子どもと一緒にいるのをよく見かけます。

ハワイのお父さんたちもサッカーの試合や学校の行事には熱心に参加していたけど(2000年代前半)、シアトルでは昼間近所でベビーカーを押していたり、スーパーで小さい子どもを連れて買い物してたり、公園で就学前の子どもと一緒に遊んでるお父さんを本当によくみかける。

きょう金曜日はだいぶ暖かくなって青空もチラチラ見え、遠くの山々がまあたらしい雪で真っ白にキラキラしていてきれいでした。


にゃを美先生から猫ポストカード(ちょっとおそめの年賀状)が届いた!うれしいー。

にゃんと、ねこ(ウリエルちゃんらしい)の中にあのネズミーが!というブラックな年賀状でしたw ねこの結腸内か。ねこに結腸があるのかしらないけど。

自分もメールやLINEで済ましてしまったりするけど、やっぱり紙のカードが届くって嬉しいです。

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2019/12/03

雪景色とサンタ


ボストンは雪景色だそうです。こんな写真が送られて来た。わー寒そう。


無事、ユニクロで「ロングジョン」買えたって。すべって転ぶなよー。

シアトル近郊は今日はそれほどの寒さでもなく、 10度C台に戻りました。


しかし!いつの間に12月も3日になっている!

サンクスギビング以来初めて世の中に買い物に出たらすっかりクリスマスソング一色になっていて、サンタが町にやってきていた。

ひゃー。自分はもしかして2、3日気を失っていたのか?と思うほど時間の流れが早い。

ワールドマーケットにて。ちょっと懐かしいかんじのサンタチョコつめあわせ。



ダブル香箱。 じっくりと時の流れをかみしめる。 もぐもぐ。


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ねむる役とケンカする役


よくねむるねこ。1日16時間は眠っている。
世界がいますぐ終わっても君は幸せなままだな。

眠りの世界でものすごくはたらいているのかもしれない。



今年も子ども2匹、母1匹で登場したアライグマ親子。
去年の親と同じなのか、去年の子どもが母になったのか。

NORAちゃんのしっぽが壜洗いブラシのようになっている。

「ちょっとアンタたち、あたしのシマでなんのおつもり」と、どすのきいた声で威嚇していたNORAお姐さん。



自分より身体の大きい3匹相手に勝てる気まんまんでケンカを売りに出ていこうとする、男前な少女である。

この国の平和はオレが守る!という使命感に燃えている。

あなたが人間だったらきっとわたしはあなたに惚れている。

アライグマたちが花壇をほじくりかえしはじめたので追い払うべくドアをあけようとすると、特攻NORAが飛び出しそうになってあせった。やめてーお願い(涙)


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2019/12/01

友人とは一緒にほかの人をジャッジする人


寒ぅ。きのうの朝は、零下4度Cでした。クルマのフロントガラスにもびっしり霜がはっていた。

きのう朝8時過ぎにワシントン湖の橋をシアトル方面にわたっていたら、滑ってスピンしちゃったピックアップトラックが車線をひとつふさいでいました。
うちのプリCちゃんはまったくトラクションないので気をつけないと。

ボストンは今日から雪だそうです。いまごろユニクロにヒートテックを買いに走っている息子。もー、先々週から言ってたのに。大雪予報なのでトレジョにも行列ができてるそうです。


11月お誕生日のCTちゃんにあげたカード。

Metropolitan Marketでみつけて、ププッとなって即決。

「真の友人はお互いをジャッジしたりしない。(かわりに)一緒に他の人をジャッジするのよ」
…真実ですな。ふふふ。

JUDGEという単語も日本語にしにくい言葉。

「人をジャッジする」というときのジャッジは意味的には「決めつける」「批判する」が近いと思うけど、「ジャッジ」という言葉のもつ有無をいわせない感じがすくない。

重さとしては「裁く」が一番なんだけど、「人を裁く」はちょっと文語調になりすぎる。

前にここで紹介した(もう4年前)バイロン・ケイティの「WORK」も最近ウェブサイトに新しい日本語訳ができていて、「Judge your neighbor 」は 「まわりの人をジャッジする」と訳されてました。

うん、それがいちばん正しいとは思う。でも仕事で受けた翻訳では、たぶんよほどのことがないかぎり、訳文に「ジャッジ」は使わないなあ。

たとえばアメリカ国内の消費者むけサービス関連の翻訳などで、読み手が在米の日本人の方だということが分かっている場合には使っています。でも短期滞在者やツーリストむけの記事などには使わない。



 なにもジャッジしないお嬢さん。箱入りのべっぴんさんですが、…



…姉妹ふたり揃うと、なにか犯罪現場をみつかったような表情に。



ねこと朝食会議。いろいろな意見をお持ちのNORAちゃんです。


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2019/11/24

キンモクセイとサフラン


シアトルの東、カークランドの地に、ねこシッターに来ています。

ねこママにゃを子をさんのお庭に、サフランが咲いている。

「使ってねー」といってくれたけど、何にどう使えばいいのだ。



もぐもぐ。


ぺっ。

昨夏、約3日間ゆくえふめいになり、ねこパパのぴゃっとさんを憔悴させた探検ねこ、ノラちゃん。以降、ラジオ波発信機つき首輪をつけてのお散歩が許可されています。よかったね。



みょうがもあり、山椒もあり、三つ葉もありのにゃを子さんのマジカルなお庭に、にゃんと金木犀が咲いていました。

にゃを子さん、何年か前に植えたけど花が咲かないのよ〜。と以前にいってた。
咲いてましたよ!と写メ送ったら、わー初めてだ、と喜んでました。

でもかなり控えめな花のつきかたで、もう最盛期はおわったらしく、香りはしなかった。

これだけ日本の庭木が普及してるシアトル近辺になぜ金木犀がないんだろうと思っていたけど、気候か土壌のせいなのか、花がつきにくいのかもしれないですね。


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