2014/07/29

ムーミンの増殖


今回の東京で不思議だったことのひとつは、街中ムーミンだらけだったこと。

昔からムーミングッズはあったけど、今回は、あらゆる雑貨屋さんでムーミン谷の人びとが必ずといっていいほど目につきました。



かわいいマダムたちに連れてってもらった「ソラマチ」にも「ムーミンカフェ」なるものがあった。「カフェ」は特にどうということのないファミレスのような内容のようだったけれど、店に入ろうとする人が順番待ちをしていた。

狭い店内の入り口にはもちろんムーミングッズがぎっしり。

フィンランド人もびっくりの大人気。
フィンランドを別にすれば、ムーミンがこれほどの知名度と人気を博している国はほかにないに違いありません。


それにしても今年のこのムーミンの進撃ぶりには驚き。

今年は原作者のトーベ・ヤンソンさんの生誕100周年にあたるってこともあるのかもしれません。
ムーミン展」が全国を巡回中だし。銀座の松屋での東京展は殺人的に混み合っていたらしいです。

どこで見かける商品も、著作権は「Moomin Characters」 となっているのでぐぐってみたら、ヤンソンさんのご子息が管理しているらしい、全世界対象の著作権管理会社で、素敵なまるごとムーミンなウェブサイトがありました。

ここにもあらゆるムーミングッズが揃ってます。うっかり見てると際限なくポチってしまいそうで恐ろしい。

東京では、ユニクロにもムーミンのコラボ商品が並んでいました。


なかでもこのニョロニョロTシャツは…↓↓↓↓↓ 見過ごすことが出来ず、見た瞬間に買い。


☆はいらないんだけどなー、ついでにもうちょっと濃いグレーで長袖もあるともっといいんだけど。

ニョロニョロの英語名はHattifattener(ハッティファッタナー)。原作のスウェーデン語では「ハッティフナット」、だそうです。

「ハッティファッタナー」も英語の文脈ではちょっと可愛らしい響きだけれど、日本語の文章の中に入れると、確かにわさわさしすぎて読みづらい。「ニョロニョロ」はムーミンシリーズの翻訳者、山室静さんの発明で、訳者あとがきに「あまりにも発音しにくいのでなんとなくニョロニョロとしてみた」と書いてありましたが、とても優れた命名だと思います。



可愛いマダムTに頂いた、ちびのミィのグラス。ミィも英語読みだと「My=マイ」になるんですよね。

ムーミン谷中で私の一番お気に入りキャラクターです。

昔、ホノルルにもムーミンショップというのがあって、まだご存命だったヤンソンさんに直接のコンタクトがあったというオーナーが集めたグッズを売ってました。

そこで買った、そのショップ唯一のオリジナル商品、ペルーの銀細工職人に作らせたという「リトル・マイ」のピアスが、いまでもお宝です。







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