2018/11/23
サンクスギビングの混雑
Happy Thanksgivingでした!
今年も息子彼女Kちゃんファミリーにおよばれ。今年のコントリビューションはこれだけ。
ジャパニーズかぼちゃ、クランベリーソース、コーンブレッド。
朝から猫とダラダラしていると、昼頃息子がコーンブレッドを作るといってやってきた。
そうやってママに気をつかっているんでしょうね。
ママんとこに行ってあげなさいよ、てKちゃんに言われて来たのかも。
Kちゃんの焼いたバゲット。
職人わざである。
耳を近づけて、焼き上がったパンの音をきいていました。
パンがしゃべるなんて知らなかった。
Kちゃんパパ、ジムりんのビューティフルターキー。
Kちゃんのお姉さんBちゃんとカレシのCくんがレイク・タホから帰省しており、シェパードと黒ラブをつれてきてました。
おうちにいるシェパードとバーニーズ・マウンテン・ドッグとあわせて4頭が、ディナーのあいだ足元に。
でもこれがみんなとってもおとなしく、騒ぐこともケンカすることもなくテーブルの下で落ち着いているので感心。
さすがに昔から大型犬を飼い慣れていらっしゃる。むかしはシベリアンハスキーが4頭いたこともあるそうです。
でも以前、テリアがいたときにはもっと全体にハイパーだった気が。
テリアは身体はちっちゃいけどボス犬だった。今年亡くなってしまったんですって。
食後に、Bちゃんがターキーとポテトをめいめいのお皿に盛って、犬のみなさんにさしあげるおすそわけタイム。
待ちに待ったおすそわけにあずかるため、キッチンに詰めかけるみなさん。
大混雑です。
食後はジェニファーちゃんと、犬たちの散歩にお出かけしました。雨も上がって、月がキレイだった。
かわいいおうちが多い住宅街で、楽しいウォーキング。
散歩はちょっとたてこんだ町のほうが楽しいな。郊外は家がでかすぎて親しみが持てないし、あんまりジロジロと邸宅を観察してると不審者だと思われそう。
シェパードのミカちゃんのリードを持たせてもらった。後ろ足で立ったらわたしと背の高さが同じだった、ミカちゃん。
うちに帰ると、寝る場所も大混雑でした。
よいサンクスギビングでした。
2018/05/06
ブラウンシュガーの救い主
だいぶ前にキッチン雑貨店Sur la Tableでみつけて買った、
「The Brown Sugar Saver」。
ザ・ブラウンシュガー・セイバーです。
ザ・救い主。
「岩のように固くなったブラウンシュガーを柔らかくします」
と書いてありました。
たんに4センチくらいの素焼きの板なんですけどね。
ほんとかよ。と思い、試しに買ってみた。5ドルなり。
使い方は簡単。15分間水につけておき、それからカチカチになったブラウンシュガーの袋なり容器のなかに入れておくだけです。
でまじびっくり。一晩で、ほんとにカッチカチでなんなら凶器にもなりそうだったブラウンシュガーのカタマリが、もとの柔らかなしっとりサラサラな砂糖の姿に戻っていた!
すごい、ザ・救い主!
小学校の理科の実験みたいで楽しいです。
このためにブラウンシュガーをわざわざカチカチにしたくなるくらい。
おひさまの顔のデザインも素朴でかわいい。
メイド・イン・カナダです(カルガリー製って書いてある)。
戸棚にカチカチになっちゃったお砂糖がある方はぜひ試してみてね!
お砂糖ボーンアゲインのプロセスをまのあたりにして感動できますよ!
ラベル:
台所
2018/03/02
ミルクガラスのマグ
久しぶりに近所のGoodwillに行ったら、ミルクガラスのオールドパイレックスとかファイヤーキングが「コレクタブルズ」すなわち、ほかの下々のものとは違うお値打ち品の棚に入れられててました。ここには専任のおばさんがいて、「あれ見せて」というとカウンターのうしろから取ってくれる。
マグカップが2こで14ドル。うーん。
掘り出し物感が少なくて物足りないけど、結局無地のミルクガラスマグ、2こセット税込み14ドルでお買い上げ。
子ども用みたいな小さめのサイズもちょうど良い。この色とぽてっとした厚みに癒されるー。
2018/01/31
あなたは危ないところに立っている
たとえば、目の前に犬のフンが落ちていて、このまま足を踏み出したら0.5秒後に踏むのがわかっていても踏んでしまう。
あるいは、なにかさわったらすぐ感電するものが目の前にあるのにさわって感電してしまう。
わかってて当然なのに意識にレジスターされてませんでしたというそういう症候群になにか名前はあるのだろうか。
さいきんその傾向がとてもひどくなってきた気がします。
ちょっと先週から、耳までどころじゃなくて頭のうえ3メートルくらいのどつぼにはまりこみ、泳げないのにトライアスロン大会にでちゃってる感じです。
泳げない−。
この琺瑯のカップは、実家にあったもの。
たしかうちの父がヨーロッパ旅行で買ってきてくれた謎のお土産の一部だった気がする。
あとロシアの熊とかマトリューシカとかもあったな。
船舶信号のセットで6つくらいあったんだけど、これだけしか残ってない。
このカップだけ生き残ったところ、いったい何かのお告げでしょうか。
来週まで生き残れたら、書きかけの舞踏レポートを書きます!
2018/01/14
ネルドリップ
どしぇー、いつの間にかもう1月が半ばにさしかかっている!
とっくに学校も始まってるしタックスリターンとかいろいろ「お正月」にやろうと思っていたことがぜんぜん片付いていません。
年末年始ってどういうわけかまとまった時間がやってくるような気がしてしまうけど、過ぎてみるとそんなカタマリは自分で作らなければどこにもないのだった。
OSの更新もやろうやろうと思いつつ手が出ない。
きょうやっと、iOSをアップデートしました。(これはダウンロードするだけで自分では何もしなくていいのに、なぜか先延ばしにしていた)
動作がはやっ!
そして文字が読みやすくなってておばちゃんには嬉しい。
あとはMacOSとウィンドウズ…。うちはまだYosemite&Windouw7です。
ところで猫パパ、ぴゃっとさんに、このあいだ日本のおみやげにネルドリッパーをいただいた。
息子が淹れ方をネットで調べてたよ。
英語では「Coffee sock」っていうのね。「くつした」ってなぜか可愛い。
そしてこれがまた、びっくりするほどうまかった!
同じ豆なのに、ドリップの方法でこんなに違うんだ。味もまろやかになるし、香りがもっと引き立つのね。
昭和の日本の珈琲専門店は、気難しそうな店主がネルドリップで淹れてくれるのがスタンダードだった。
そういえばずっと昔、うちの父もネルドリップで珈琲を淹れて自分用の益子焼のカップで飲んでいた。あれはいつごろだったんだろうか。
いただいた「くつした」もHARIO製だったけど、電気ポットもガラスのポットもこっちで買ったHARIO製。シアトルのカフェでも、ケメックスと一緒にHARIOのポットやなんかが並んでます。
シアトルのロースター&カフェではサイフォンやエアロプレスはあるけど、ネルドリップはアメリカのカフェではまだ一度もみたことありません。手間だし、衛生上も制約があるのかも。
ネルドリップって別に日本だけのものではないけど、わたしの引き出しには「昭和の風景」って刷り込まれてます。
2017/11/09
ホノルルのスイートホーム
冷たい雨のふる11月に、脳内だけホノルルへ。どこでもドアがほしい。
マダムMが帰国されたあと、ハワイ滞在のラスト5日間はホノルルにお住まいのラウラウちゃんちに泊めてもらいました。
もうこれもまた、ハレイワのメリーベスちゃんちと並んで、オールドハワイな風情でいっぱいの素敵ハウス。
芝生のお庭にはもちろんプルメリア。
マンゴーの木の下にピクニックテーブルがあり、ブーゲンビリアにパパイヤに、ビワの木まであるのだ。
いつも若干こまった顔をしている、番犬せんべいちゃん。
もう何が素敵ってね、都会なのに裏庭に広々とせんたくものが干せるこのエコな環境。
そして数時間で乾く!すばらしい。
おうちの中にもいろいろオールドハワイのエッセンスがいっぱい。
古いびんのコレクションとか。
ラウラウちゃんのオールドパイレックスコレクション!
日本で売ったら一儲けできまっせ。と焚きつけてみたが反応なし。
このキッチンにならんでいると可愛さ倍増なのである。
エアラインにおつとめのラウラウちゃん、2人のティーンエイジャーを持つ、さばさばしたカッコいいおかーさんです。
素敵ハウスなんだけど、これだけ芝生にかこまれているハワイの一軒家には、どうしてもゴッキーたちがやってくる。
玄関のところになぜか待機しているので、夜間の出入りは迅速に行わねばならないことを、到着当日にたたきこまれました。
奴らはほんとうに、待っているのだ!人がすこしでもうっかり広く扉を開けるのを。
「うっひょ〜」と必要以上にあわてふためくわたしに、
「ハワイはそういうところだから」
とクールに言い放つラウラウちゃんは頼もしかった。
そして一匹たりとも家の中に入れないその確固たるコミットメントと技に、脱帽。
毎週末にでも帰りたい、ホノルルのスイートホームです。
2017/03/27
最近のトレーダージョーズさん
最近のTrader Joe's さんでのお気にいり。
オーガニックラズベリースプレッド、アメリカのジャム系製品にしては驚きの甘くなさ!
どちらかというと酸っぱめである。
クリームチーズと合わせるとうまいです。
最近ご当地バッグを展開しているらしく、「Evergreen State」ワシントン州限定の、ポエムな感じのバッグが出てましたよ。99セント。
年末になるとトレジョは季節限定のギフト商品が出て、危険。ついギフトでなく自宅用にヘンなものを買ってしまう。
これは去年のクリスマス前につい買ってしまった7色ソルトつめあわせ。このパッケージといい、内容といい。
これでたしか、8ドルとかそういう感じだった。
レジ脇で「クランチ」といわれた日には買ってみないわけにはいかなかった、モチライス・ナゲッツ。
ちょっとしょっぱいけどまずまずでした。
2017/03/26
相撲取りの使いみちと、本当は怖くない真田広之
暮れに絵描きのNちゃんからいただいた相撲取りマスキングテープの使いみちを考えあぐねていたのだが、ここに活用できました!
まるでこのテープのために作られたかのような白いボトルをカスタマイズ。
自慢のスモウボトルです。うふ。
ひさびさにようやくまとまった時間ができたので、さー映画だ!と行ってきたのが『LIFE』。
んんんんー。わたしはこの映画、好きじゃない。
真田広之さん、頑張ってらっしゃいましたが。
良かったところ:
キャラクターは国際宇宙ステーションらしい現実味があって(地味で)良かった。
一番先に死ぬ人が意外だった。
特撮(というのか)も素晴らしく、私の愛する低予算映画『LOVE』(宇宙ステーションの話なのに重力があるw)とは違って、完全に無重力状態を再現しててすごかった。
好きじゃない理由は今すぐに5つくらい思いつくけど、単純に、SF映画だと思って行ったらホラー映画だったという。
とりあえず、私はやっぱりホラー映画は基本的に嫌いです。
ホラー映画が嫌いな理由は、ほんとうに退屈だから。
ホラー映画のほとんどは全然怖くなくて、知らない人のホームビデオを見るより疲れる。
それとも、みんな、笑いがほしくてホラー映画を見るのかな?
この映画の最後は意外な、というかやっぱり、な結末なのだけど、それを見た隣の席のカップルがヒステリックに笑っていて、それがなんだかイヤな後味だった。
多分、ホラー映画が嫌いなもう一つの理由は、その視点が徹底的に他人事だからだわ。
橋田壽賀子劇場も私にとってはホラー。
同じような筋書きのホラーSFでも、『エイリアン』のほうがわたしはずっと好きだなー。猫が生き残るから、というのも理由のひとつだけど。
2017/03/07
ファイヤーキングのプリムローズ
このあいだのGoodwill Huntingのエモノ。
最近は近所のGoodwillも値上がりしてきて、オールドパイレックスやファイヤーキングの状態のよいものだと10ドルちかくすることもある。
そして、古いよいものの掘出しものはだんだん少なくなってきた。
やっぱり住人の入れ替わりが進んでるのね。
これはFirekingの「Primrose」パターン。1960〜1962年に製造されたものだそうです。
なぜかカップとソーサーの花柄の色が微妙に違うのだけど、3ドルだった。
この乳白色の半透明ガラスのぽってりした質感が好き。ええ、わざとらしく教科書をひろげてみました。
ふと、なにかのついでに日本のオンラインショップで売られてるオールドパイレックスを見てみたら、勢いで買ったもののしまい場所がなくてうちの冷凍庫で冷凍うどんや冷凍肉入れになっているボウルたちが5000円以上で売られてて目の玉とびだした。
思わず今すぐ売りにいこうかと思ったけど、買い付けにきて送る送料だの手間を考えたらまあそのくらいがビジネスとしてはリーズナブルな線なのでしょうね。
ファイヤーキングは、なんと最近日本でリメイクされているとか。手作りなのでリメイク品も1個5000円とかそういう値段。
ファイヤーキングのジェダイがいつか欲しいと思うけど、50ドルじゃねぇ。
この時代の食器や家具が好きな人は多いのね。
2017/02/08
IKEAのヘタレなイタリアンイケメン
いわゆるタッパー(一般名称)という、残りものをいれたりする食品用容器って、なかなか良いデザインのがないと思いません?
気に入ったのがないなーとずっと思っていて、ある日、IKEAでこの赤い容器たちをみつけ、即買い。
すっきり重ねられるし、無駄のないスリムなラインと、そしてなによりこの赤がキレイでしょ。
ひと目でフォーリンラブだったのです。
ひっくり返して底面を見ると、メイド・イン・イタリーとかいてある。うんうん、イタリアの赤ねー。
しかし、その下に
電子レンジはダメ
のマークが。
えっ………。と思ったけど、この赤のあまりの美しさに負けて、やはりまとめ買いをした。
見栄という問題ではなくて(冷蔵庫で使うもんだしね)、こういうような場合の自分の判断基準が賢明とはいいがたいことは、認める。堅実な性格の人ならこの時点で即座に却下でしょうね。
冷蔵庫の中で使うぶんには、重なり具合がすっきりで、とても気持ちよく、とても満足。
冷たい残りものを温めるときにはほかの容器に移し替える必要があるのが面倒だけれど、まあそのくらいは我慢してもいいか…。
と大目にみていたんだけど、やっぱりこの子たちは食べもの容器としてはかなりのヘタレであることが、徐々に分かってきた。
まずフタがね、密閉じゃないので、汁物をいれて移動は大変に危険なのだった。
お正月に黒豆の煮汁をすべてクルマの床にこぼす惨事を引き起こしたのも、この容器。
そして先日は息子が何を思ったか、この容器にカレーをたっぷりいれてランチ用にバックパックにいれ、大学へ。ランチの前にさあ大変。バックパックの中がカレーの海になっていたそうです。
親子で同じ過ちを。
さらに使い始めて半年後、電子レンジにいれてもいないのに、大きな容器のひとつが、ひび割れた。
なので、もう汁物はいれられない。しかたがないのでその割れた子には猫のマスキングテープを貼って、ごはんなど汁気のないもの専用にしている。
さらにさらに、このように重箱型に重ねられるのはいいんだけど、重ねてしまうと取るのが難しいw。
ぴったりはまっちゃうから垂直に両手で持ち上げなければ取れないんですよ。コツがいる。
ヘタレというよりも、最初からやる気のないイケメンて感じですね。
仕事を頼んだら、「オレってそういうことには向いてないんだけどなー」みたいなことをつぶやき、「やっぱりダメだったー!☆チャオ」と書き置きを残して仕事途中で帰っちゃうみたいな、そんな奴。
でも見た目だけはいい。わかってたはずなのに、あんたがそういう奴だってことは…。
だいたい食べ物をいれる容器で電子レンジ不対応って、考えるとすごい了見だ。
オチを言わないで帰っちゃう落語家とか、印籠のない水戸黄門みたいなもんだよね。
いやそれを承知で買ったんですけどね。
イタリアンのヘタレといえば、前に村上春樹氏のエッセイで、ヨーロッパで乗ったイタリア車のひどさをつらつらと書かれていたのを読んだ。どの車だか忘れたけど。
この美しく、しかし突っ込みどころ満載の容器を使っていて、その話を思い出してました。
この間IKEAに行ったらもうなかったから、やはり廃番になってしまったのでしょう。
そしてやっぱり、この見てくれは全然イケてないけど逆さにしてブンブン振ってもちびりもせず、黙々と淡々と仕事をこなすRubbermaidくんが頼りになるのね。
二つを兼ね備えた容器はないものですか。庶民価格でね。
2017/01/18
超絶簡単さつまいもケーキ
年末にウワジマヤでジャパニーズさつまいもの良いのがあったので、きんとんを作ろうかと一瞬だけ思って買っておいたのだが、もちろん作らなかった。そろそろ消費せねばと思いクックパッドで検索。超簡単な、混ぜるだけりんごとサツマイモのケーキがありましたよ。
レシピはこちら。
ゴロゴロに切って計ってまぜるだけ。薄力粉足りなかったので半分全粒粉、砂糖は半分ブラウンシュガーという適当さ。しかもシナモン忘れて焼き上がり5分前にオーブンから引っ張り出して全面に振った。
でも美味しくできました。素朴でうまうま!
私のようなずさんな性格の人にはぴったりな実に豪快なケーキである。
今年の抱負のひとつは、Yさんから頂いたレシピでシフォンケーキをちゃんと完成させること。
一回やってみたら、なぜか焼き上がりの高さが、完成予定の半分にも満たなかったのだった…。
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