2021/08/14

また山火事の夏


近所に咲いているムクゲ。アメリカの人はためらわずに「ハイビスカス」とよびます。
ジェニファーちゃんも「うちの庭のハイビスカスが…」というのだけど、それ木槿。

たしかにハイビスカスの近い親戚だそうですが、万葉集にも詠まれた木槿を「ハイビスカス」と呼ばれるのには違和感がー。



あちこちでブラックベリーが熟しています。


 垣根にブドウを植えているおうちもけっこうある。

先週はずっと、快晴で暑すぎもせずず微風の続く、「ザ・ノースウェスト・サマー!」というべき爽やかな気候が続いていましたが、風向きがかわると、カリフォルニアやオレゴンの沿岸部で燃え盛っている山火事の煙が流れてきます。


最初に煙がやって来たのは8月1日。夕空がまるで『ストレンジャー・シングス』の、怪物が出てくる「アップサイドダウン」の入り口みたいに。

去年のブログを探してみたら、去年は煙が流れてきたのは9月はじめでした。

ここ数年というもの、西海岸では大規模な山火事が毎夏のお決まりになってしまっています。以前は山火事の煙が流れてくるなんてことは滅多になかったのに。

そして去年までの山火事は8月の末頃から激しくなっていましたが、今年はまた異常に早く、北カリフォルニア山中の大規模な火事などは、もうひと月も燃え続けています。


こちらは今日、8月13日の夕方。今日はもっと煙が濃くて、一日じゅう焚き火のようなニオイがしていました。


錆っぽい色のフィルターをかけたような夕ぐれ。

8月のシアトルはすでにうっすらと秋の気配ですが、今日は30度Cを超える蒸し暑い一日でした。

山火事が早くおさまるとよいのですが、まだこれから内陸部は異常に高温の日々が続く予報で、これからまだ多くの火事が増えると予想されているそうです

 

 

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