先日行ったラ・コナーで、運河沿いに小さなかわいい本屋さんを見つけました。
これです。
Seaport Books。かわいいでしょう。
地元ワシントン州やパシフィックノースウェストに関連する本を多めに集めておいている本屋さんです。
ここで、地元作家ではないけれど海つながりということで目立つところに陳列されていたこの本、『WANDERER』が、今回のラ・コナーでの最大の収穫でした。
Peter Van Den Ende さんというベルギーの作家さんの作品で、言葉はない絵本です。
小さな紙の船が大洋を旅する話。
ちょっと佐々木マキさんのタッチや、画風は違うけどクリス・ヴァン・オールズバーグさんの作品をほうふつとさせる幻想的なお話。
海をとりまく環境破壊へのメッセージもこめられています。
もうもうもう、超ツボで、迷う間もなくお買い上げでした。
昨年出版された本で、ニューヨーク・タイムズの2020年のベストにも入ってます。
ヴァン・デン・エンデさんは、まだ30代の若い作家さん。絵本はこれが第一作みたい。以前はケイマン諸島でネイチャーガイドのしごとをしてたとグーグル先生がおしえてくれました。
動画もあった。
日本での出版はまだかな。日本でもきっとファンが多くなること間違いなしだと思います!!
翻訳作業がないので翻訳に手を挙げることができず残念だ(笑)けど、はやく紹介されるといいな。
あ、タイトルがありますね。「ワンダラー」。「冒険者」かな。
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