東京・国分寺の胡桃堂喫茶店。
小平霊園というところに母方祖父母のお墓参りに行った帰り、ふと国分寺に寄ってみると、なんだか昭和初期っぽい風情のあるお店が。
入り口外に本棚が置いてあるところがダメ押しで引き寄せられ、近寄ってみると珈琲店でした。
ディテールが素敵でなごむ。色がきれい。
うつわもスプーンもいちいち素敵。
店内に古本と新刊の書棚があって、購入もできるようになっている。
日本にはこういうほんとうによく神経が行き届いて繊細なお店が津津浦浦にすごくたくさんあるよなあ、と、つくづく思いました。
土曜の夕方、ほぼ満席。
娘と母らしい女性二人連れ、おばさん女子会、文化系おひとりさま女子。
98パーセント女子ばかりの店内に、ひとりでコーヒーを飲みながら文庫本を読んでいる白いシャツの青年がいました。
私がその年の男子だったらアウェーな環境で自意識バリバリになり挙動不審になって死に至りそうだけど、その子はごく自然で涼しげな顔で一人の読書時間を楽しんでて、なぜか勝手に好もしく思いました。
美しい窓ガラス。
帰りにレジできいてみたら、驚いたことにこの建物、昭和初期ふうに建てた新築なんだそうです。
この窓ガラスはビンテージのものを使っているのだと。
へええそうなんだ!特に豪華にお金をかけてたり凝った建物ではないですが、やっぱり細部に目が行き届いていて、しゅっとしてる。
帰りに駅までの道で発見、名曲喫茶でんえん。こっちは本物の昭和ビンテージ。
次回訪ねてみたいです…。
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