スーパーマーケットのフラワーショップでピンクのストックを買いました。
この花を見ると、南房総を思い出す。中1の春休み、友達と二人ではじめてユースホステルに2泊して旅行したんでした。中学生にしてもちっちゃい女の子二人だったから、まわりの大人たちが珍しがっていろいろよくしてくれた。お花畑を見にいく、乙女な旅でした。
で「ストック」。
って決してシャレじゃないんですが(わたしはどうも、こういう予期せぬ親父ギャグをまったくしらぬ間にかましてしまうことが多い体質らしいです)、きょうはAMCとGameStopという奇妙な銘柄の株がたいへんなことになってました。
コロナで失職して暇をもてあましてトレーディングをはじめた人も多いらしいですが、大手ヘッジファンドがショートポジションをとったのに、とある掲示板のとあるグループがシロウト投資家たちに猛烈に呼びかけて猛烈に買いまくり、実際にほんの数日でこの会社の時価総額が20億ドルから240億ドルに爆上がりしてしまい、ヘッジファンドは売りポジションを手放すために何十億ドルもお金をかき集めるはめになったのでした。
わたしはショートとかポジションって説明されても、いまいち、ふーん?って感じなんだけどね…(ΦωΦ)。
『The Big Short (マネー・ショート 華麗なる大逆転)』(ひどい邦題だ…)ていう面白い映画がありました。あれはサブプライムローンの破綻にショートポジションをかけた人たちの話でしたが。
AMCは、いまや風前の灯火の映画館チェーン。コロナ禍で閉鎖されたまま、倒産の話もチラチラしている。
そしてGameStopは、ちょっと前までどこの町のショッピングモールにもかならずあった、ビデオゲーム屋さん。いま暇を持て余して投資スキルを磨いている若いシロウト投資家たちが小中学生のときには神殿のような存在でもあったので、そういうちょっとノスタルジックな気分も、大手ファンドの売りポジションへの反発にはあったのではないかと。
このおかげでウォールストリートが大荒れで、ヘッジファンドが大損、ちまたのシロウト投資家たちが一夜にして爆上がった利益を得ているのは、とりあえず野次馬的に面白いですね。
仮想通貨といい、ゲームがどんどん変わっていて、お金持ちにお金が集まる速度も速まっている一方で、こんなロビンフッド的なことも起きたりする(実際、もうけをチャリティに寄付する人もいるらしく。ファンドに恨みをもつイーロン・マスクも率先したとかしないとか)。長期的にどうなるのかまったくわかりませんが。
ちなみにわたしのお財布には、一切関係ありません〜。…(ΦωΦ)。まるでない。
うちの青年の友人は、数千ドルの資金で始めた投資から、この数日の爆上がりで数万ドルのリターンがあったそうです。数日で1,000万円近く。
そんなん持ってたら吐きそう(小心すぎてギャンブルできない人)。
うちの青年は元手がすくないなりに、結構なお小遣い程度には爆上がっていて、今日は仕事が手につかなくて困ったといってました。
明日の市場も大騒ぎ必至です。
お金ってヘンですね。じっさいのモノの経済とは全く関係ないところにたくさんたまってるのな。
クリスマスのハムにはいっていた骨(ハムボーン)を冷凍庫から出して、豆のスープを作りました。
スープとかカレーってどうしてこうたくさん作ってしまうのだろう。