2018/04/20
木の芽どきドリンク
木の芽どきです。
ちょっと見たところ、湯がいておひたしにしたら美味しそうな芽があちこちに。
冬と春は東北の実家に帰って仕事をしているという渡り鳥のような翻訳者ハッチーさんが、春先はいつもタラの芽とかふきのとうとか獲りまくりで忙しくてたいへんといっていた。羨ましすぎる。タラの芽食べたいー。
今週は、風邪でぼーっとしてました。バスの中でも学校でもあちこちでケホケホしている人が多い。ウイルスが行き交う季節。ウイルスって不思議なやつ。
最近の対ウイルス迎撃ラインナップにくわわったのは、ターメリック小さじ1&レモン&しょうが&蜂蜜をお湯でまぜただけのドリンク。色といい味といい、いかにも効きそうにがつんと来る。
2018/04/19
祝!ケンドリック・ラマーちゃん
ケンドリック・ラマーちゃんが、ピューリッツァー賞を受賞したそうで!おめでとうございます!!
ピューリッツァー賞に音楽部門があること自体知らなかったけど、ふつうは現代音楽作曲家とかが対象になる賞らしく、これまでラップやヒップホップどころかポピュラー音楽そのものの世界から受賞者が出たことはなかったらしい。
ともかくめでたいです!!
わたくし今年のグラミー賞のパフォーマンス見るまで、名前くらい知ってたけどほとんどノーチェックだったんですよ。新しい音楽自体あんまり聞かないしな。
このパフォーマンスが寒気がするほど良かったので、なになに?なんなのこの子は?とさらにアルバム聞いてみたら、こめかみを殴られたかと思うほどよかった。
しかも先日の『ブラックパンサー』のサントラ、というよりインスパイアドアルバムがさらに素晴らしく、おばちゃんはあなたのような青年がヒップホップから出てきてくれて本当に嬉しい、ありがとう、と拝みたくなりました。
ラマーちゃんは意外に仕事中にも聴けそうな気がします。
Damn.はどうしてグラミー賞取れなかったんでしょうね。グラミー賞の傾向はぜんぜん知らないが。
オアフ島出身のブルーノ・マーズ君もさらによく知らないのだが、あの子はなんか昔のテレビから出てきた人って感じがする。そういうカテゴリーなのかな?
先日ラジオでキャッチーな90年代ソウルっぽい曲がかかってたので、あれ誰だっけこれー、と思ったらブルーノ君だった。なつかしサウンド?
(ブルーノ君をDISってるわけじゃないよー!)
今の子たちにとって90年代って、80年代からの60年代よりまだ遠いんだよねー、時間的には。
いま80年代とか90年代風の音が流行っているのは、80年代にも90年代にも60年代風のスタイルとかサウンドが常に一定の支持を得てたのとおなじ感じなのかな、と思ったり。
ケンドリック・ラマーちゃんは、本当に好きだなあ。
あの動物っぽいところがツボだ。
ほぼ保護者の視線。
ラマーちゃんの曲と、先日の #MarchForOurLivesの高校生活動家たちが重なるんだよねぇ。
この冷静さ、知性、情熱、繊細さ、強さ、気負わない利他の精神はいったいなんなんだろう。全体に、今の20代〜30代前半には精神が落ち着いている子が多い気がする。逆にまったくそうでない層も増えているのかもしれませんが…。
2018/04/17
実直カフェ、フォー・スプーンズ
3月は息子もわたしもお誕生日月間でした。
なのでたまにはこじゃれたブランチでも食べに行こうじゃないのと出かけた近所のカフェ、Four Spoons Cafe 。
バラードのダウンタウンはもうすっかりアマゾニアンその他のテッキー君たちが徘徊するアップスケールなオシャタウンになってしまいましたが、ここはそこから車で5分くらい離れた地味なバス通り沿いにあります。バラードというよりグリーンウッドのエリアかな。
近所に並んでるのも、コイン洗車場とか、昔の謎のクラブだった店を改造したマリファナ販売所とか、クリーニング屋さんとかそういう感じで、飾り気なし。
店の中も無駄にオシャレじゃなくて、実直な感じがステキですのよ。
椅子もテーブルもインテリアもカップも、コーヒーも実直です。
食べに来てるのも年配の近所の人らしいお客様がちらほら。
卵よりも具が多いのが好きだなー。ビスケットもさくさくでうまかったです。わたしにはちょうどよいボリューム。
ありがたや。まーとにかく頑張れ青年。
2018/04/16
春の宴
雨の宵、春の宴にお招きいただき、シアトルのすぐ近くなのにテラスから見える風景はまるで京都のようなステキ邸宅のダイニングにいってきました。
これボタンじゃなくて「チューリップ牡丹」 なんだそうです。一見牡丹、でもたしかにチューリップ。
舞踏家薫さん特製の肉巻きとか、酒造家Mさんちのうまうまちらし寿司とか。
お魚も登場。
高野山の高野豆腐やとりどりのお野菜や、あるじのAさん特製エスニックサラダも並ぶ超豪華な食卓にわたくしはチーズとクラッカーだけで参戦。申し訳ございません。
この前日までちょっと小難しい仕事が立て込んでいて、精力使い果たしてました。簡単に精力使い果たしてしまうこのヘタレぶり。時間とエネルギーをもっと上手にぐるぐる回したい。
ほかにもいろいろたくさんいただいて、怪しくも興味のつきない話題が満開の春の宴で、たいへん楽しゅうございました!
この日にいただいた舞踏家薫氏のカマンベールチーズのオーブン焼きを、翌朝真似してみた。
トレジョの「ライト」カマンベールがちょっとイマイチだったんだけど、オリーブオイルをかけてこんがり焼くとずっと美味しくなりました。
一人だと、どんどん食生活が素朴になってくる。よくいえばシンプル。そうよシンプルなライフなのよ!手抜きともいう。単に定義の問題である。
2018/04/14
はじき音
先週のクアッド。ちょっとした晴れ間に散る桜が豪華でした。
いまごろになってなぜか言語学入門を勉強してみて、目からウロコがいっぱいです。
発音記号(IPA)なんて中学のときに、英語教わる最初に勉強したよねーなんて思ってたら、ぜんぜん知らないやつに出会うのだった。
その中でも衝撃だったのがこいつ。
ちょうどこの間、英国に住んでる人がアメリカのお店で「water」くださいっていったら通じなかったよっていって笑ってたのをへーとか思って聞いていたんだけど。
water が 「ウォーター」でなく「わらー」になり、kittenが「キティン」じゃなく「きりん」になってしまうアメリカ発音!
このレロレロする発音にちゃんと名前があるなんて考えてもみなかったよ!!
この発音記号は、中学では教わらなかったと思うなー。中学では英語全滅の落ちこぼれでしたので、もしかしたら教科書に載っていたのに知らなかっただけかもしれませんが。
ていうか今の日本の中学はイギリス英語を教えているのか、アメリカ英語なのか、どっちなんだろうか?
Voiced alveloar flap は、日本語では「歯茎はじき音」というのだそうな。へー。
「flap」がはじき音 なんだー。あんまり弾いてる感じはなくて、むしろ「ちょっと触る」くらいの感じだけどな。
老木アゲイン。ほんとにこの苔むした幹が見事ですね。なんとか残せないものか。
ソメイヨシノじゃないほうの子たち。
ところで。
Google先生、もうこのサービスはフェイドアウトしていくつもりなのかしら。
2018/04/07
撃沈ウィーク。雨のローディ
雨ですね。ワシントン州の花、「ロードデンドロン」通称「ローディ」がもう咲いてました。
この名前もうちょっとキャッチーにならないものか。たぶん大きなお世話ですね。
シアトル地域は年々、降雨量が多くなってるそうです。
今日もほぼ一日雨。
猫にかこまれ(ねこシッター中)朝から晩まで平和に翻訳ざんまいの週末には理想的なお天気だ。わーい(涙)。
キャンパスにあった立て札。
「あなたの忙しさはあなたの価値のバロメーターじゃないんですよ」
はいはいはい。じゅうじゅう承知しております。
…てかむしろ、処理速度の物差しだよねきっと ( ´Д`)=3
スタバでちょっと久しぶりに甘いものを飲んでみようかなんて思ったらこのココナツミルクヘーゼルナッツのなんとかマキアートという代物が驚くべきまずさでがっくり。しかも高い。
そしてわたわたしてたらうっかりと内鍵をしてしまい、周囲に迷惑かけまくり。
申し訳ございません!!!
そして取ってるクラスは二つともウェブのテストがメインなのだけど、ここでも両方のクラスで驚くべき点を取ってしまった。生涯初の50点アンド70点!100点満点でね。
打ちひしがれているとこの子たちがそっとやって来てくれるのが救い。
「最後にはみんなうまくいきます。
うまく行ってなかったら、まだそれは終わってないってことなんですよ」
という『マリゴールド・ホテルで会いましょう』の名言を心に刻んで寝るだ。
2018/04/03
アラレと桜
イースターの日曜日はヒョウが降りました。
NHKオンラインによると「あられ」は直径5ミリ未満、「ひょう」は直径5ミリ以上だそうです。
これはギリギリ、あられかな。
雷も鳴って、地面が真っ白になるほど積もった。こりゃー桜はもう終わりかしらと思ったら、きょうは綺麗に晴れて、
まだ花がついてました。
ちょっとスカスカになりはじめた感じですが、やっぱり青空がバックだと桜!ってかんじになりますね。
ちらほら散り始めた頃が一番豪華な感じがします。
花が少し小さくなってきた気がするのは気のせいか?
いろんなカッコで撮影をしてる人がいっぱいです。ウェディングドレスの人もいた。
雨にも負けず、アラレにも負けず、まだ踏ん張る桜。
しかし肌寒い。今日は晴れたけど8度Cとかだった。
QUADからスザロ図書館を通り過ぎて、レーニア・ヴィスタの噴水のほうに出ると、もう少し濃い色の桜が植わってます。
これはもっと若い木たち。なんという種類かはわからない。
東京のマダムMのご子息Sタロウくんが、今年めでたく医大に合格というお知らせが!
サクラサク〜〜。嬉しい〜〜。
日本の大学は入るのが大変だよね。一回の試験で全部決まるなんて考えただけで胃が痛くなりそう。
うちの息子なんか、日本の学校システムだったら大学どころか高校受験も無理だったと思うよほんとに。
そして半端なおばちゃん大学生生活をダラダラダラダラ続けていたわたくしも、ようやく今学期が最後!やっと単位がたまって卒業できる(涙)。
今学期は以前から取りたかった言語学と建築概論をとってます。どちらも概論コースで、1年生とか2年生向けの大教室のクラス。今まで少人数のゼミ式クラスばっかりで(最小は4人だった!)最後の学期がこれっていうのもなんとも妙ちくりんで、わたくしらしい。
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