きのうは大雨が通り過ぎていきました。ひと雨ごとに秋が深まるようですね。
なんと今年は『Matrix』の続編、4作目が公開されるんですねー。
というわけで、うちの青年とともに、鋭意Matrix復習中。
わたし、3作目はちゃんと見てなかったかもしれない。
2作目のネオとアーキテクトの会話が当時あんまりよく理解できなくて迷子になっていたような。という人多くないですか?わたしだけ? 今回3作を通してみてやっとわかった…。
第1作の公開から18年。ウォシャウスキー兄弟も姉妹になっちゃったし、世界は変わった。ほんとに変わった。こんな展開になるとは、誰も思ってみませんでしたよね。
『Martix』見直してみて、やっぱり名作だとつくづく思いました。衝撃的だったよねー。
この夏、うちで静かにはまっていたのはAmazonの『The Expanse』でした。シーズン5までけっこう一気に観てしまった。
火星と小惑星帯への植民が進み、数世代後の世界。地球は国連のもとにいちおう統一され、火星と小惑星帯がそれぞれ地球連合に対立する勢力となっていて、とくに小惑星帯は中東やアイルランドの武装勢力をおもわせるロジックで地球を脅かし、謎の地球外生命体のテクノロジーをめぐって3者が軍事的・政治的かけひきをくりかえすというお話。
火星や小惑星帯の住民よりも地球の住民は恵まれているはずだけれど、実際はやはり貧富の差が激しくて、ベーシックインカムが実施されているけれど、仕事の口が極端にすくないので人口の多くは職にあぶれたまま最貧の生活をしている、とか、かなりディストピアな設定です。
それにしても、宇宙に出ていく時代になっても、人類の中身はこのままなのかねえ?と思ってしまうのだけど。
スピリチュアル業界では、今年は人類の中身がかなり大きく書き換わる元年になる、というようなことがいわれているのですが。
「オメガポイント」に達すると宇宙が「なくなる」そうですが、そのちょっと手前くらいに、適度に人類が我執をなくしていける時代が到来するのでしょうか。
国家がなくなってもいいくらいに?
財産がなくなってもいいくらいに?
…『イマジン』の世界が実現するのはまだ数百年先かなと思っていましたが、意外に人間の世界って数世代で変わるのかもしれないと最近思ったりする。
『The Expanse』は、キャラクターがかなり先進的です。
国連のトップはアジア/中東系の女性で、イラン出身の女優さんショーレ・アグダシュルーが演じてます。
シリーズいちのバッドアスソルジャーも女性で、火星生まれの海兵隊精鋭兵士、ドレイパー。演じてるのはサモア系の女優さん。パワースーツ姿がかっこよすぎる。
中心人物のホールデン君(『ライ麦畑』からの命名なのか?)は白人男性だけど、迷子の子犬みたいな感じの外見で、内面は頑固な強さがあるもののマッチョさからはほど遠いキャラクター。パートナーは黒人女性でこれまたバッドアスな天才エンジニア。とにかくとほうもなく強い女性キャラがぞろぞろ出てきて楽しいです。
こちらも次のシーズン6がファイナルらしく、今年公開されるという噂。見届けたいので、早くしてください。
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