2019/05/21
LUCCA
イタリア日記、最後です。最終日、フィレンツェからルッカという近郊の街に寄りました。
フィレンツェから車で1時間ちょっと。
街のまわりがぐるりと城壁に囲まれてます。
街の入り口はこんな。街の中は住人の車以外乗り入れ禁止。
日曜の午後だったので観光客がいっぱいで、パーキングを探すのにけっこう苦労しました。町はずれに大きな駐車場がありました。
窓の下半分だけ開くようになっている面白い鎧戸。
街の反対側の城壁入り口。この壁はルネサンス期にできたものだそうです。
昔はここに槍を持った番人が立ってて、夜は門を閉めてたんでしょうね。
ドラマの『メディチ』でも、シエナだったっけ、教皇から派遣された総督的な立場の聖職者を街の城門の中に入れないようにメディチ兄弟が手を回す場面がありました。
このルッカという街も、ドラマでは大きな都市国家や教皇領に隙あらば襲われ、フィレンツェの属国みたいな立場で小都市として描かれてました。どのくらい史実に忠実なのか、わかりませんが。
いろんな方向に刻み目のある石畳。
壁を街の中はこんなに狭いので、車を入れないわけですよね。
街の番をしてるのはひょうきんなライオン君でした。
3月はじめ、マグノリア(木蓮)が咲いている時期だったのでした。
ヴェネツィアやフィレンツェに比べると少しくたびれて寂しい感じはするものの、やっぱりどこをとっても絵になる。
このオレンジと緑がすごくいいトーン。
日本の建物がオレンジを使うと、おおむねものすごいトーンになっちゃうのはなぜなのでしょう。
広場と教会。アーチがたくさん重なっていて繊細な、女性的な感じのする建物です。
隣の塔の上のほうにも小さなアーチの形がケーキの飾りみたいに繰り返されてるのが可愛い。
ギャラリーなのか、古い建物の個性を生かしつつ、とてもモダンに改装している建物がありました。
駆け足の滞在だったけど、初ヨーロッパは本当に面白かったです。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿