2019/05/15

フィレンツェごはん <フィレンツェ思い出し日記 その15>


フィレンツェ思い出し日記の最後です。
泊まった宿は、家族経営の小さなホテル、というよりB&Bで、すごく良かった。
Residenza Vespucciという名前です。Hotels.comで見つけました。
アルノ川沿いにあって、ポンテヴェキオまでも、シニョーリア広場までも歩いて10分という超便利なロケーションで、一部屋100ドルそこそこという激安価格。もちろん夏場はもっと高くなると思いますが。

築200年以上という建物の2階フロアの、3部屋だけ?のほんとに小さな宿で、経営者の親子がとても親切でした。到着が夜中になっても嫌な顔ひとつせず対応してくれたし。



荷物が散らかってたので部屋の中の写真は撮らなかったので、Hotels.comの方でどうぞ。
各部屋小さなベランダがついてます。ベランダからの景色。


ベランダからアルノ川も見えます。霧の朝。


こちらは霧が晴れた朝。


同じブロックの、3軒となりくらい(といってもこのあたりの建物はみんな隙間なくつながっているので、何軒目だかはっきりわからない)に、やはり家族経営のカフェ& ジェラテリアがあって、クロワッサンもコーヒーもとても美味しかったです。毎朝通った。


アメリカの「カフェモカ」みたいなのだと思ってチョコレートのコーヒーというのを頼んだら、板チョコ2枚分くらいのチョコレートたっぷり!の中にエスプレッソのショットが入って来るという衝撃的なものが出てきました。

お母さんと20代の娘二人がいつもカウンターの中にいて、すっごく感じが良かったです。
お父さんはローマの近くで歯医者さんか何かをしていて、週末だけ帰ってくるとかw


そのまた数軒先にあるビストロで晩ごはんを食べたのだけど、ここも美味しかった。
これはアーティーチョークとパルメジャーノとボッタルガの「カッペラッチ」。トルテッリと同じなのかな。ボッタルガって何?と聞いたら、魚の塩漬けみたいなものだというので頼んでみました。この、上にパラパラとふりかけてあるのがボッタルガ。
ぐぐってみると、日本のカラスミとほとんど同じものみたい。


昼間は見て歩くのに忙しくて、カフェでコーヒーとパン、くらいしか食べなかったのだけど、コーヒーはさすがにどこ行っても美味しかったです。イタリアのお店のおっちゃん、ノリがいいのですぐにポーズをとってくれます。


こちらは、小腹が空いてはいったシニョーリア広場のカフェで、カウンターに美味しそうなおつまみが用意してあったので、「これはおいくら?」と聞いたら、ハッピーアワーのようなものでカクテルを頼めば食べ放題だよ、という。お酒飲まないんだけど、というと、カンパリソーダみたいなノンアルコールの飲料をだしてくれた。5ユーロくらいでした。
お兄ちゃんとっても親切だった。

3泊しかしてないけど、第4の故郷はフィレンツェだと思ってる。


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