2019/03/23

ヴェネツィアごはん <ヴェネツィア思い出し日記 その5>


ヴェネツィアに着いた最初の晩、サン・マルコ広場の近くで適当に選んだリストランテに入ったら、ものすごくひどかった。

リック・スティーブスさんのガイドにも「この地域は高いだけなので食べてはいけない」というようなことが書いてあったような気がするけれど、それにしてもひどかった。

マルゲリータピザは明らかに冷凍。わたしの頼んだ「魚のスープ」も、冷凍のペラペラのイカと冷凍のムール貝が入っているだけの、あまり味のないスープでした。それが15ユーロくらい。そして隣の席のカップルが食べていた魚のフライは、スーパーの冷凍食品売り場で箱にはいって売ってるみたいなかんじのフライだった。
いかに観光地といえども、ここまでひどいお店があるとは。


コストパフォーマンスもよくて一番おいしかったのは、最後の日のお昼に行った、運河に面した市場の近くのお店。


お昼近かったので魚市場はもう店じまい中でした。


おじさんが小さなイワシをさばいてた。どのあたりでとれる魚なのでしょうか。サーモンはノルウェーとかかな。


見慣れない新鮮な野菜がたくさん。
うしろの大根みたいなのはなんだろうと思ったら、たぶんフェンネルルーツ。


どこの国でも市場は面白いです。
この市場のあたりにはワインと小皿料理を出す小さいお店がたくさんあって楽しい。


蛸の絵がかいてある店にはいってみました。


ご自慢のゆでダコ。ものすごく柔らかい。美味しいけど、日本人としてはもうすこし歯ごたえがあっても…と思う。塩気は控えめで、ポン酢がほしい感じでした。
これと、イワシのマリネとラビオリと、ワインとコーヒーも飲んで、2人で40ユーロそこそこ。


エスプレッソもおいしくて、たいへん満足でした。


絵描きのお父さんのお食事中、いっしんに口元をみつめるわんこ。



スマホに見入るオシャレなゴンドリエさん。


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