2017/12/07

快晴と10ミリオン


快晴です!

昨日も今日も、雲ひとつない空。

シアトルに住むまで、日の光がこんなに大事なものだと実感したことはなかったです。
とくにハワイ生活では、日よけのことばかり考えていたなあ。

何日もじめじめした曇りと雨が続いたあとでスカッと晴れた朝、久しぶりにさえぎるもののないストレートな日光を浴びると、映画『Wall-E』で、Wall-Eちゃんが日光でチャージして生き返るシーンを思い浮かべて、マックの再起動音が頭のなかに響きます。いい映画だったなあー。
太陽光パワーすごい。ビタミンDかなにかが知らないけど、何かができてる気がする。


今日はタコマ山AKAレーニア山も見えてました。


「アメリカの60年代」のクラスは右のレンガの建物、Mary Gates Hallというところに行ってました。
古いビルだけど改装されてまんなかが吹き抜けのスペースになってて、けっこう快適でした。

メアリー・ゲイツさんは、ビル・ゲイツさんのお母さん。
ワシントン大学の卒業生で、長年理事をつとめていたんだそうです。メアリーさんが亡くなったあとでゲイツ家から大学に10ミリオンの寄付を受けたのを記念して、この建物に名前をつけたそうです。
さらっと10億円。

ちなみにロースクールの建物はビルさんのお父さんの名前がついてます。お父さんもここのロースクールの卒業生で、やっぱり長年理事だったそうです。

やっぱりシアトルでは、ゲイツ家の存在って大きいですねー。



今日で秋学期の授業は最後! 
ほんとに早いなあ。あっという間だったー。あらゆる意味でついてけてない。

あとはペーパーと期末試験。

しかし快晴だからといってやる気は出ないのだった。いかーん。
明日からほんとうに心を入れ替えよう。明日から。

そして町はすっかりクリスマス仕様ですっかり舞い上がっていやがるのである。



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2017/12/05

天然こけダマと、たぶん迷惑なクリスマスプレゼント


きのう、辛気くさい天気の中散歩に出たら、近所の家の郵便受けの屋根に、こんなラブリーな天然の苔玉ができてました。直径は3センチくらい。

苔玉って一時期流行ったけど、室内でキレイに保つのはなかなか大変そうです。

シアトル近辺なら頼まなくても自然にできちゃうのねー。ぽこぽこしてて可愛い。
動き出しそう。
これは植えたものじゃなくて勝手に生えてきたものだと思う。



そしてBartell Drugsに行ったらこんなものが……。

「キャットボンネット」。
Cats Love It!」って、うそこけ。
でもちょっと試してみたい…。

「うちの猫はラブしませんでした」っていったら返金に応じてくれるのだろうか。しかしその前にボロボロにされそうである。

東京都に猫3匹とお住いのにゃおみちゃんに無理やり送りつけてみようかと、2分くらいちょっと悩んだけど、やめておきました。

誰か試してみた人がいたら、Cats Love it だったかどうか教えてねー。


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2017/12/03

今週のトレーダージョーズさん:エコバッグ最高傑作


今日は雨月夜。パラパラ音をたてて降ってるのに、雲の切れ間から月がときどき見えてます。

ファイナルの週だというのに、何もすすまない。脳みその半分くらいが活動をやめてしまった気がします。いや単にそれがデフォルトなのか最初から。


ところでこちらはTrader Joe's さんの新作エコバッグです。

エコバッグはもう売るほどあるんだけど、これはちょっと見逃すわけにはまいりませんでした。



蛍光ピンクのティーポットと、メガネザル?


いつものヴィクトリア朝イラストを使った妙なチラシをそのままバッグにしたようですね。これほど意味不明なデザインのバッグはあまり過去にも例がありません。

いままでのトレーダージョーズさんのバッグの中で、わたし的には最高傑作です。


反対側はコーンの缶詰つきのユニコーン。
なんといっても頭にスプーンを飾っている女性がいけてます。


カラーも完璧です。


底まで!「ケチャップって読むんだよ」と謎の猫が解説している。

トレジョバッグのコレクターはお早めに!99セントですよ。

トレジョが近くにない、しかしどうしてもこれが震えるほどほしいという方はメールください。先着3名様ね。


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2017/12/02

教室でもの食うひとびと


もう12月ですってよ、奥様!なんということでしょう。

ということはあと1週間で今学期の授業はおわり。期末ペーパーの提出カウントダウン。
ひゃー早い!

しかしやる気がありません!

なんか暗いのよ、毎日暗いの。太陽が出ない。だってお昼からこんな↑ですよ。4時半にはもうどんより暗くなってるし。旅に出たい。砂漠とかに行きたい。

ところで私は日本の大学に行ったことがないんだけど、日本の大学生も授業中に出たり入ったり、ものを食べたり飲んだりするんでしょうか?

以前の夜間のクラスではそんなに目につかなかったんだけど、この昼間の2クラスではなんかよく出入りする人とか、食べてる人が多い。

ほぼ2時間ノンストップのクラスなので、途中で立ってトイレに行って帰ってくる人がいるのはまあ全然普通なんだけど、授業の途中、あと20分くらいのところとかでガサガサと荷物をまとめて帰ってしまう人がけっこういるのにはちょっと驚いた。

そして帰ってしまうのはほとんどがシニアの聴講生ではない、正規学生の子たち。
教授も全然気にせず授業を続けるのね。

息子に聴いてみたら他のクラスもだいたいそうだって。
「Yeah、みんな忙しいんだよ」
ってそういうものなのか?
前学期のクラスは超少人数だったのでそういうわけにはいかなかったし、夜間プログラムの人たちはそんなにワラワラ帰ってしまうことはなかったな。全体に人数少なかったからかな。

そしてみな、いろんなものを食べている。
前にとっていた夕方6時からの人類学の講義のときは、仕事からまっすぐ来て、夕ご飯をがっつり食べながら授業を聞いてる人も何人かいた。

今回の60年代歴史のクラスは、お昼すぎからなのでみんな満腹なのかそんなにもりもり食べてる人はあまりいないけど、一番まえの席の男の子は、ジップロックに入れたニンジンをぽりぽりかじりながら講義を聞いてたし、先週はすぐ前の列の男の子がCHOBANIのヨーグルトをおもむろに取り出し、フタをはがすと、フタのウラについていたヨーグルトを綺麗に舐めた。

思わず一部始終を観察してしまった。今週の月曜日にもこの子は席につくやいなや、CHOBANIをしかも2個(いちご味とブルーベリー味)取り出し、フェミニズムについての授業を聴きながらフタのウラをじっくりとなめていた。
となりの席の女の子がチラっと何度か見てたけど、まああまり誰も気にしない。


わたしの教室おやつはコレです。こないだ、とあるマーケットでみつけた小さいタッパーウェア。この色がラブリーでしょ。
タッパーウェアはやっぱりプラスチック容器のなかでは一番かわいいな。
ちょっと小さいんだけどおやつ入れにしてます。

なかみはココナツとペカンナッツ、チョコレートすこし。
トレジョのココナツストリップはおいしいよ!

わたくしとオフィスで仕事をした人はみんな知ってますね、わたくしが一日中ぽりぽりなにか食べていることを。たいてい隣に座った人には笑われるのです。

これはですね、単に集中力が続かないからなんです。何か口にいれてないと脳がだんだんスローダウンしてきて、ついに動かなくなるのですね。

同僚だった皆さんには絶対信じてもらえないんだけど、家でひとりで仕事しているときは、静まり返ったオフィスで人と机を並べて仕事をしているときほどものを食べないのよ。たぶん、しじゅう立ったり座ったり踊ったり、台所で片付けものをしてみたり、ねこの毛を漉いてみたり、好きなだけウロウロしているから。要するに集中してないってことですね。



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2017/11/30

まさかこの人がクビになるとは!


ザクロって、まるごと買ったことなくて。どうやって解体するものなのかわからず、とりあえず包丁で真っ二つにしてみたら【閲覧注意!】みたいな光景が目の前に。

真っ赤な包丁も生々しかったんだけど画像は自粛しました。


ホラーだ。

鬼子母神が子ども肉の代わりに食べて満足するだけのことはある。


バラすと宝石のようにきれいなのに。

ザクロ解体がこんなにたいへんなものだとは知りませんでした。

ところでここ数週間のアメリカは、セクハラでマスコミの超有名人が次々にクビになったり辞職したり世間から追われたりしてますが、NBC『トゥデイ』ショウのマット・ラウア―が昨日、クビになったのにはほんとにびっくり。



『TODAY』は、ホノルルのマキキというところのむっちゃ狭いアパートに親子2人で住んでたときに、小学生の息子に朝ごはんを食べさせながらの自分の身支度をしながら毎朝観ていた、時計代わりの番組だった。

その頃はまだケイティ・コリックがメインキャスターで、マット・ラウア―ももっと髪の毛があった。

アメリカいちの常識マン、みたいな感じの存在だったのになー。

日本だったらキャラは違うけど古舘一郎みたいな、かな? 今のそういう存在は誰なのだ。

そして他にも、上院議員のアル・フランケンが! 
この人は右派への激烈な批判で知られる評論家&コメディアンでもある。



この間からのハリウッド大物につづき、NPRの局長とか、重要なリベラルオヤジたちが次々にセクハラで撃沈していくのにはもう本当に残念。
ああそういえば、シアトルの市長もいたな!!!

あんたたち……!!!なんと脇の甘い!!(怒涙)

そしてこの国の現職大統領がアレなんですからね。

コメディとしか思えません。

今がきっと何か大きな節目なんだと思う。

1950年代から2000年代への半世紀の意識の移り変わりを考えたら、これから50年後にあり得る常識ってどんな?って思いませんか?

後の時代からみたら、ああ、2010年代ってある意味節目だったよね、セクハラなんて問題がまだあって、みたいなことになっているのか?

そんな窮屈な、とか、そんなにカタイこと言わんでも、みたいに感じているオヤジの人たちがいられる場所はなくなっていくということで良いんでしょうか。

リベラルの人たちは、これはミソギだと思っていることでしょう。自民党か。

しかしアル・フランケン!なぜあなたまで!


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2017/11/29

恥のことばかり考えています


赤かぶを洗ってみたらなんだか流しのなかがキレイだった。
猫ママのマダム・ニャオさんが作ったきれいな器。

デジタルクリエイターズに掲載いただいた記事をぽんず単語帳にアップしました。

なんだかなあ、軽い気持ちで軽いものを書きたいと思って書き始めるのに、なぜかいつもいつも大風呂敷をひろげてしまい、結局締め切り当日の朝まで書き直し続けているわたしはいったいなにをしているのだろう。

さてこれはオーセンティックな問いなのでしょうか。

なんか最近ほんとによく聞くんだよね、「オーセンティック」「オーセンティシティ」。

アメリカ在住の方、そう思いませんか?

この記事をデジタルクリエイターズに送ったら、70歳のシバタ編集長が「へー面白いですね。アメリカ人は意外とマジメなんですね」だって(笑)。



日本の人はきっともっとずっと冷めていて、「自分らしく!」「もっと真実を!」とか力こぶがすこしでもでていようものなら、はいはい自分探し乙。とか#意識高い厨ワロタ。とかいわれる気がする。

日本の人がほんとに冷めてるのかどうかはよくわからないので、またヒマな時に考えてみようー。

きっと世間の人からみたらわたしの毎日は通常運転でも盛大にヒマなんだろうなと思いつつ、また今日も猫を釣る。

ところでこのNYTのコラムのグラント教授の記事にも引かれてた、ブレネー・ブラウン教授。

この人、『恥について』の有名な自己啓発系TEDトークがあるのね。


そういえば前に一度みたことあった。そのときも教授のこのミニスカがやたら気になった。それはおいといて、面白いです。



でもこっちの、上のトークで触れられてる最初のトーク『傷つく心の力』のほうは、 なぜか観たことなかった。

こっちのほうはさらにさらに面白い!3200万回も再生されておる。
まだ観てない方はぜひ。

「I am enough」これにつきますね。

恥について、わたしもこのところ良く考えているのです。もう毎日毎日、猫を釣りつつリビングでレディオヘッドにあわせて踊りながらも、恥について片時も休まずに考えているのです。
いやー面白い。
恥がなかったら個人は楽になるが社会は平板になりますね。

でも『逃げ恥』(ドラマもみてないし原作も読んでない)じゃないけど、沢山の人がそろそろこれまでの恥のありかたに自分が疲れすぎているのに気づいてきたみたいですね。



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2017/11/28

猫釣りのたのしみ


本日は猫釣りのご案内です。

用意するもの:

釣り竿(トリの羽根がついたものが最適)
ねこ



たちまち入れ食いです。


1号機・2号機ともに出撃用意。


毎秒が真剣そのもので生きてます。



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