2011/09/24

ブラックベリー

真夏のような週末が続いたあとは、灰色の雨の降る土曜日と日曜日が来て、そのあとはまたフロリダのように生暖かい日が続く、このところめまぐるしいシアトルのお天気です。

でも確実に秋はひたひたとやって来ています。もう秋分の日ですものねー。
あちこちの道ばたにたくさん茂っているブラックベリーも実ってきました。


公園や道路脇や空き地に、ほんとうに盛大に茂っています。バスケットを持って収穫に行きたいんだけど、高さ2メートル近くまで伸びてるし、かなり鋭いトゲが ついているしで、相当の重装備でないと傷だらけになりそう。


先週末サッカーの試合に行った学校の駐車場でも、ブラックベリーが壁のようになって茂っていたので、息子に頼んで、手に持てるだけとってきてもらいました。

高校生の男の子たちがベリーの木にむらがって、高い枝からとっては口にいれてるのは、なんだか若いサルの群れのようで、微笑ましい光景でした。
枝から取ってすぐ食べるのはやっぱりおいしいですね〜。


これはだいぶ前に撮ったブラックベリーの花。鳥が運んで来た種から生えるとみえて、空き地に茂り放題でした。


収穫にはまず軍手が必要だなあ、と思っていたら、近所のTown & Country 系のスーパーで地元産のブラックベリーが安くなってたので、とりあえずこちらを買いました。
4パイント、約1キロ弱で、6ドルくらい。これが底値でしょうか。



このあいだのブルーベリーソースがちょうどなくなってしまったので、ヨーグルト用にソースを作りました。

 グラニュー糖をベリーの半分の量と、レモンを半分くらい絞りいれて、火にかけてアクをとるだけ。上品なソースにしたい場合は漉して種をとるようですが、私はそのまま。
ブルーベリーよりもうちょっと野性味の強い、綺麗な暗いバーガンディ色のソースになります。



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2011/09/20

盗まれたトーテムポールとシアトル酋長


パイオニアスクエアのつづき。こちらも7月に撮った夏の写真ですみません。

パイオニア・スクエアの中心にあるランドマーク、トーテムポールです。

これ、『HistoryLink』によると、19世紀末、シアトルの町の「パイオニア」たちが船でアラスカに遠足に行って、ネイティブの村Tlingit に立ち寄り、村民がほとんどが漁に行って出払っていたのをいいことに、たくさん立っていたトーテムポールの中の、目についた大きいのを切り倒して勝手に持って帰ってしまったのだそうです。


もちろんTlingitのひとびとは激怒。このポールは、それよりさかのぼること100年も前に、部族のリーダー的存在だった女性を記念するために彫られたものだったのだとか。日本でいったら、ひとんちの留守にあがりこんで仏壇からお位牌を持って帰っちゃうようなものでしょうか。

ひどい話ですが、このころの西洋人は、僻地の蛮人の遺物をオミヤゲに持って帰るのは文明人の当然の権利くらいに思っていたようです。



HistoryLink.orgより。20世紀初頭のパイオニア・スクエア。
持って帰ったトーテムポールは、木材とアラスカのゴールドラッシュで栄えていた町のランドマークとして、当時の町の中心にすえられました。

Tlingit族はアラスカの法廷に訴え、損害賠償として2万ドルを請求しますが、訴えはなかなかまともに聞かれません。結局罰金として500ドル!が支払われて終わりになったんだそうです。

このポールは20世紀になってから放火にあって焼失してしまい、いまあるものは、Tlingitの子孫が、第二次大戦のころに作ったレプリカです。


パイオニア・スクエアのトーテムポールの横には、シアトルに名前を授けた酋長の像もあります。


なにか、なつかしい面影です。日本のだれかに似てる気が。
うちのおじいちゃんにもちょっと似てる。

白人が入植し始めたときの、Duwamish 族の長だった賢人です。
ほんとうは「Si'ahl (シ・アール)」、というような発音の名前だったのを、英語で発音しやすく「シアトル」になったのだそうです。


マンモスの時代から先祖代々住んで来た土地を、白人に明け渡した酋長。どんな心境で、煉瓦の町が出来ていくのを見ていたことでしょう。

パイオニア・スクエアに行ったら、シアトル酋長にも、ぜひ会ってみてください。


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2011/09/18

パイオニア・スクエアの木のセーター



Pioneer Square(パイオニア・スクエア)の写真、7月に撮ったのを、いまさらですがアップ。

シアトルのダウンタウンはここから始まった、一番ふるい区域。といっても、最初の入植が19世紀半ばですから、160年くらいの歴史です。


煉瓦のビルがたくさん残ってます。

ここの公園Occidental Square で6月から7月にかけて、カラフルなニットを樹の幹や街灯の柱に着せるインスタレーションが行なわれてました。ART Sparks というアートイベントの一環で、繊維を使うアーティスト、Suzanne Tidwellさんの作品。


どうせだったら、真夏じゃなくってこれからのグレーな季節にやってほしいインスタレーションですが、雨の多い季節には色が流れちゃったりするのでしょうか。

今日は15度C。そろそろセーターを出そうかな、という気候になって来ました。

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2011/09/13

エドモンズの骨董迷路

先週末も、30度Cに届くような暑い快晴の夏日でした。もう紅葉が始まっているのに、9月になってから思いっきり真夏な週末が、2週つづきました。が。これは夏の最後のオマケ、だったようです。きのう今日はいつものシアトル、灰色の朝でした。

これは↑、近所でみつけた「レモネード  25セント」の看板。あまり可愛いので、車の窓からぱちり。こどもたちがお小遣い稼ぎに家の前でレモネードを売るのは、アメリカの夏の風物詩です。実際にはあんまり見かけないけど、『ピーナツ』でもたしか子どもたちがレモネードを売ってる場面があったような気がします。昔ののんびりした時代には、もっと多かったのかもしれませんね。


シアトルに来てから2年近く、自宅で仕事のひきこもり生活が続いていたのですが、先月から毎日オフィスに通う短期の仕事を始めたとたん、前から希望していた別のお仕事も舞い込んで来て、しばらく大忙しが続きそうです。9月の週末にはレーニア国立公園やノースカスケードにハイキングに行こうと思っていたのですが、今シーズンは週末もちょっと遠出は出来そうにもありません。こういうときに限って、超快晴の週末が続いたりするんですよねえ〜(涙)。


先週のレイバーデイ3連休も家でずうっとPC画面とにらめっこだったので、そのあいまの気分転換に、近場のアンティーク市場へおかいものに行きました。

『ツインピークス』に出て来るカップ に触発されて、またまたアンティークショップに行きたい病が再発してしまったのです。スノホミッシュまでは足を伸ばせませんでしたが、わりあい近くに、スノホミッシュにも匹敵する迫力のアンティーク市場があるのです。

まずEdmonds(エドモンズ)のフェリー乗り場のすぐそばにある、「Waterfront Antique Mall」へ。うちからは車で20分くらい。
ここは初めて行ったのですが、まるで倉庫のような色気のない外観の中に、わりあいに整然と棚が並んでます。


診療所で使われていたらしいキャビネット。入れ歯の型つき??


ヴィクトリア朝風?の、元祖なめ猫ポストカード。

そうしてさらに、オーロラ通りのAurora Antique Pavilion へ。


こちらはオーロラヴィレッジのCostCoのすぐ近く。ここも外見はまったく色気がなく、箱みたいな地味〜な建物の中に入っています。

でも一歩中にはいると、2800平方メートルの広い店内に、壮大なカオスが広がっているのです。



陶器、磁器、ガラス器、(アクリルの)キモノ、マネキン、古本、電話器、ぬいぐるみ、鍋、フライパン、やかん、ジュエリー、ノーム、カウボーイハット、インディアン、ミッキーマウス、宇宙人…。

エドモンズのウォーターフロントもスノホミッシュの巨大店もここも、2畳から3畳くらいのスペースごとに区切られた小さな区画ごとに「ディーラー」が委託販売をしている方式です。



「ディーラー」は集めてきたものをそれぞれのスペースに並べて売ってるわけですが、はっきり個性があるのが面白いのです。

やかんや鍋、ラジオ、ヤシの木製のサル、プラスチックの盆栽…という、なんだかどこかの家のガレージそのまんまみたいなごたまぜの一画もあれば、ロイヤルコペンハーゲンのクリスマスプレートが山積みになってる棚、白と青の北欧陶器ばかり並んでる棚、サーカスグッズのノベルティの棚、花もようのかわいらしいお皿とアンティークレースが並ぶガーリーな一画、などいろいろ。



ここの楽しさは、このカオス状態の古いものたちのジャングルをかきわけて進むことなんですが、いろいろなモノが周りじゅうから一斉に好き勝手なことを話しかけてくるので、体調のすぐれないときに行くと、食あたりのように気分が悪くなってしまうこともあります。



「手術台の上の、ミシンとこうもり傘」どころじゃない、ありとあらゆる出会いがひしめいていて、ドキドキします。↑「10000マニアックス」のLPと、エルクの頭とか…。

 こんな人たちとか。

何分かごとに「そうそう私はカップを探しに来たのだった」と自分に言い聞かせるのですが、もちろん、そう易々と見つかるような探しものではないので、もちろんもちろん、考えてもいなかったものを見つけて買って帰ることになります。

この日は、ディナー皿4枚、マグカップ、シリアルボウル、絵はがきなどを買いこんでほくほくほく。テンションあがります。



 私が買うのは量産品の、迷わずに買える10ドル程度のものばかりですが、入り口近くのガラスケースの中には、たまーにマイセンのカップなんかもあったり。

それに、北欧からの移民が多かっ た地域なので、古い北欧家具のかなり状態の良いものもたくさん見つかります。半地下の家具置き場(売り場というより…)には、もう嫌になるほどたくさんの 家具たちがぞろぞろと並んでいて、ただただ圧倒されます。
今では貴重品の、オーク材やメイプル材の手作り家具たち。ゆっくり見るだけでも楽しい迷路です。



 収穫品のひとつ、手描きのお花がかわいいファイヤーキング製の小型キャセロール。8ドルくらいでした。季節の黄色い桃をいれてみました。
ミッドセンチュリー頃の耐熱ガラス製品の、しっかりと厚手でまるまるした気さくな感じのフォルムが、最近とても気に入ってます。アメリカで手描きの器が量産されていた時代だったんですねえ。


古道具の迷宮、オーロラ・アンティック・パビリオンはこちらです。↓
Aurora Antique Pavilion
24111 Highway 99, Edmonds, WA 98026
TEL 425-744-0566
月曜〜金曜 10時〜7時 土曜10時〜6時 日曜11時〜6時


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2011/09/08

台湾かき氷の幸せ

9月に入って、レイバーデイ明けの今週から小中高の公立校も新学期が始まりました。
夏が終わった、終わってしまった…と思ったとたんに、雲ひとつない快晴続き、華氏80度(摂氏26度ちょっと)超えの日が続くシアトルです。

 今年の夏はカーッと暑い日が少なかったので、まだまだ、夏日は大歓迎です。


 ちょっと前、友人と Bellevue (ベルビュー)の台湾料理店、Facing East (東来食府)にランチに行きました。
これは…なんだったっけ(汗)。甘いお味噌っぽいソースに浸かっている、ぷりっとした大きなお団子のようなもの。
このほかにも何品か注文しましたが、私たちの目的は食後のこれでした↓。


 かき氷~~!  これは「八宝氷」という品で、小豆や緑豆、タロ芋、オオムギなど八種類?のトッピングがたっぷりのってきます。お豆類はみんなほっこり炊かれた懐かしい味で、甘さもほどほど。

かき氷ナンバーワンはなんといってもホノルルのワイオラシェイブアイスですが、このかき氷があるのなら、ワイオラの「アズキボウル」を当分食べにいけなくてもまあいいや、と思えるほど、満足な内容でした。



そして、かわいらしい茶器に小指サイズのお菓子もつけて、おままごとのようなセットで持ってきてくれる烏龍茶も、香り高くてとてもおいしかったです。 

かき氷は友人と二人で食べきるのにちょっと苦労するサイズでした。中華はやっぱり、大勢で行っていろいろシェアするのが良いのかもしれません。


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2011/09/05

コレクター


ホノルルのLさんちを訪ねたときに撮らせてもらった写真、載せそびれていました。
リビングルームにたくさん飾ってある、素敵な古い硝子瓶たち。


これは全部、ハワイで昔使われていた瓶たちです。
多くは、Lさんの旦那様が掘り出してきたというコレクション。


昔はこういったガラス瓶は、使い終わると汲み取り式のお便所にぽいぽい捨てることが多かったので、古い建物のトイレ跡から、貴重なびんが大量に見つかることがあるのだそうです。


で、もうかなり前の話だそうですが、ひと昔前のコレクターは、取り壊された家があると聞くと、夜中にその現場に出かけていって、一晩かけて、トイレやごみ捨て場と思われるあたりを掘って古いびんを探したのだそうです。
数人で行って、一晩に9フィート!約3メートル!…の穴を掘ったものだとか。
宝探しが終わったら、朝までにまた全部きれいに埋めもどして帰るのだそうで。



「今、同じことしたら逮捕されちゃうよね」と、旦那様笑ってらっしゃましたが…。コレクターの情熱をかいま見るお話でした。


 ざらっとした厚いガラスの、ころんとした形の瓶たちのなかには、小指くらいの大きさの、日本語の文字が書かれた秘密めいた薬瓶や毛染め薬などもあって、どんなお店に並んでいたんだろう、どんな人が手にとって使ったんだろう、と思うと興味深いです。

サトウキビ農園の労働者は日系人が7割を占め、ホノルルの町にも日本人向けの旅館が並び、日本語の新聞が何紙も発行されていた明治〜大正のころ、船で日本から運んで来た商品を並べるお店もたくさんあったのでしょう。

そのころの日本の女性たちにとって、日本からの舶来!製品の貴重さっていったら、今のわたしたちが日系スーパーの品数がどうこうとか言っているレベルではなかったはず。
そう簡単に帰れる故郷でもなく。多くの人は二度と日本に帰ることがなかったのですよね。

もう二度と帰ることがないかもしれない国から届く、毛染め…。


これはLさんご自身のコレクションから、「志らが赤毛染 ナイス」。
へろっとしたプロポーションもナイスですw 

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2011/09/02

ツインピークスへの旅


少し前ですが、『Twin Peaks』のロケ地、North Bend に行ってきました。シアトルからは車で30分くらい。わりに近所です。

ドラマの設定では、「ツインピークス」町は、シアトルから10マイルではなくて、ワシントン州北東部にあることになっていました。カナダ国境に近い町、という設定だったのでした。カジノ&娼館の『One Eyed Jack(ワン・アイド・ジャック)』 は国境の反対側、カナダに入ったとこにあるって設定でした。


クーパー捜査官も宿泊する重要な舞台「グレート・ノーザン・ホテル」として登場する滝の上のホテルは、外見はそのままだけど今は「Salish Lodge & Spa」という高級リゾートホテル&スパになっています。

中には入ったことはないけれど、グレート・ノーザンの内装(改めて見ると、ドラマに出て来るホテルのロビーなどにはネイティブアートのモチーフがたくさん使われてて、正統派ノースウェストです!)とはかなり変わっているものと思われます。


この滝、本名はSnoqualmie Falls (スノコルミー滝)。今年は冬にたくさん雪が降ったので、まだまだ水量が多くて迫力です。

滝の周囲は現在工事中。滝の下のほうまで下りるハイキングコースは、残念ながら来年まで閉鎖中です。『Twin Peaks』第1話でローラの遺体がみつかったのもこの滝のほとりでした。

最近NetFlixのストリーミングで全話見られるようになったので、このところ毎晩連続で『Twin Peaks』マラソン中。20年ぶりくらいに見るけれど、やっぱりヘンで、面白い。すっかりはまっています。

ジャイアント、どうしてもっと早くわかりやすいヒントをくれないのか…(しかしやっぱり嶋田久作そっくり…)。そしてクーパー捜査官、若い!みずみずしい!(ちょっと前、『デスパレートな妻たち』に出てきてて、あれ懐かしいと思いましたが…)
女の子たちも、ほんとに皆可愛い。アンゴラのセーターを着たララ・フリン・ボイルなんか、ほんとうにうっとり見とれてしまう。ペーター佐藤のパステル画に出てくるようなキュートなアメリカンガールでした。

そして、木材の町ということで、木材工場が重要な舞台だったのを、すっかり忘れてました。最初のテーマ曲が流れるところでも、木材工場が出て来るし。丸太を抱えている「log lady」マーガレットさんもいましたねー(笑)。ドラマに登場するような、巨大な木材を積んだトラックは、オリンピアのあたりまで行くと見かけますが、シアトル近辺では現在はあまり見かけません。



滝の近くの旧街道沿いに、廃止された線路の上に古い列車がコレクションしてある場所があり、「きかんしゃやえもん」みたいなエレガントな小さな機関車や、中西部から新鮮な食糧品を運んで来た昔の「冷蔵車」、工事に使われた蒸気エンジンのクレーンなど、 往年の列車たちが静かに並んでいます。あんまり保存状態はよくなくて、屋根から木がひょろっと生えちゃっていたり、壊れたものもそのまんまだったりするところが、なんとも大雑把というか、哀愁が漂っています。


 ローラの殺人現場も、古い列車の中という設定でした。
 この列車たちが当時からあって、ドラマのヒントになったのかどうかは謎ですが、たしかに人が乗らなくなって放置された貨車は、少しぞっとさせられるような怖い雰囲気。


そして、ドラマに毎回登場する、ダイナー! 

この店は、数年前に放火にあって、内装はすっかり変わってしまっています。
看板だけはそのまま。

ここで食事をしましたが、サービスも食べ物もかなりガッカリでした。
どういうわけかピンクのカツラをかぶっているウェイトレスの女の子は(ノーマやシェリーほどではないにしても)可愛くて愛想は良いのだけど、デザートのパイをメインの食事よりも先に持って来るし、心ここにあらずって感じで、もう全然ダメ。店全体にやる気が感じられなくて、投げやりな感じが漂ってて残念でした。


チェリーパイも、まあこんな感じ。
 
そうそう、ドラマを見ていて、約20年前に見たときには気づかなかったことにいろいろ気づくのですが、今回は、このダイナーで使われているカップが、気になる。


これです。

直線的だけれどなぜかちょっととぼけた感じがするところが、すごく良い。

判事が保安官の事務所で使っている、ファイヤーキングっぽい翡翠色のマグも可愛い。
この「ジェード」はかなりの貴重品なんですよねー。

「アンティーク」と銘打っている店に行くたびに探すものの、なかなか巡りあえません。