2014/10/10

きのこたち


いつの間にか、すっかりセーターときのこの季節になっていました。
先日グリーンレイクを歩いていたら、芝生にこんな立派なきのこが!

これは有名なベニテングタケでしょうか。

これはいくらなんでも食べてよしという顔をしてはいませんが、食べて良いきのこと良くないきのこの見分け方を学びたいと以前から思っています。

毎年、友人たちが近郊の山に松茸狩りに行くという話を聞いてはうらやましい秋。
生まれてこのかた、きのこ狩りというものには行ったことなし。

シアトルで毎年10月にきのこショー(Wild Mushroom Show) が開催されているので、今年は都合がついたら行ってみようかと思っています。



うちのベランダに置いてある、そろそろ葉がまばらになりはじめたシソの鉢植えに、どこから来たのか小さなきのこが出てきました。

味噌汁に入れたらおいしそうなきのこに見えるんですが。


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2014/10/09

土星とロケットの町



久しぶりに隣町Fremont (フリーモント)に行ってみたら、土星が出来ていました。

けっこう前からあったのかもしれませんが、その存在に気付いたのは昨日。
この1階にある銀行は1年前にオープンしたようなので、その頃からあったのでしょうか。


この通りには、有名な、特に意味のないロケットもあります。

ロケットの先にはレーニン。その先にはトロル


やはり、じわじわ来る町、フリーモント。

それより、この土星の向かいにあるPCCの地下に無料パーキングがあったなんて知りませんでした。PCCと同じビルに入ってるクリニックに行って、初めて発見。
どおりでPCCに行くと野菜売り場の下から時々人が出てくるなと思っていたのです。

90分まで無料!出入口にはゲートもなしです。


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2014/10/08

古本市の誓い


土曜日の朝、湖の向こうの古本市へ。

ベルビューの日本語補習校PTAが毎年開催している古本市、存在は知っていたのですが、いままで毎年何かしら用事が入っていて行けなかったのでした。

ベルビューのはずれの広い教会のホールが会場。
11時くらいに行くと、広いパーキングが半分くらい埋まっておりました。


単行本とマンガ1ドル、新書と文庫は50セント。充実の品揃えに目がくらみ、34冊も買ってしまいました。

両手に抱えられないほど買い込んで、これで19ドル50セント。素晴らしい。

この古本市に、7月にわざわざ日本のアマゾンで注文して東京から持って帰ってきた新書のシリーズ7冊が揃っていたのはちょっと悔しかった。というか驚きでした。

自分で持っていることを忘れて同じ本を買ってしまうのは毎度のことですが、1冊50セントなら気安くバクチも打てるというもの。

しかしこの34冊、プラス、こないだ日本から買ってきた15冊くらい、プラス、遠い昔から積みっぱなしになっている数えたくない本の数々を全部合わせると、いまのペースでは100歳まで生きても読みきれないのではないかという気がしてきました。


小学校で読書の時間があったように、日常生活にむりくりでも本を読む時間を作らなければ駄目だ。

と、新たな本の山をみながらしみじみと思ったのです。


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2014/10/06

変雑貨店FIREWORKSギャラリー





シアトル・タコマ国際空港で時間があるとつい寄ってしまう店、Fireworks Gallery

ダウンタウンのウェストレイク・センターやパイオニアスクエアなど、シアトルとその周辺に7店舗がある、ローカルの雑貨屋さんです。

地元アーティストの作品などのシアトルグッズもあるし、手頃な値段のスカーフやバッグも充実してるし、置いてるものがどれをとってもどこか少しヘンでかわいい。



9月にサンディエゴに行ったときには余裕をもって空港に2時間前くらいについたので、搭乗口のロビーで殊勝に仕事をしようという計画でいたのだけれど、ついこの店に入ってしまい、気づいたら30分もつぶしてしまいました。なにしろ罠に陥りやすい性癖。

今回は充実のSTAR WARS グッズのコーナーと、『リスを出し抜く101の方法』とか『F this Test』(テスト珍回答集)などのバカ本を揃えた書籍コーナーにやられました。
 

キッズ用のコーナーにあった、いぼいぼバックパック。


ベーコンのバンドエイドにもちょっと心惹かれた。ニオイがついているわけではないらしいのは残念。
アメリカ人は本当にベーコンが好きですね。

結局まだ買い換えないiPhone4S!のケースがセールになっていたのでゴッホの『星月夜』のぐるぐる目が回るケースを買ったら、半日使わないうちにぽろりと絵がとれて、透明ケースになってしまいました。




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2014/10/05

全米でもっとも怖い空港


シアトルからの便がサンディエゴの空港に近づいて着陸態勢になったとき窓の外を見たら、目のすぐ下にビルがあるのにびっくりしてしまいました。もうほんとに、ちょっとでも間違ったらお腹すりそうな距離。((((;゚Д゚))))  

小心者のウチの息子も、「怖くて冷や汗かいた」といってました。


airfarewatchdog というサイトによると、サンディエゴ空港は全米でもっとも怖い10の空港、の1つなんだそうです。
(このページに載ってるシトカ島の空港には、ちょっと行ってみたい)

ちょうど泊まっていたリトルイタリーのあたりが空港に近くて、着陸態勢になった飛行機がすぐ頭上を通っていくのが何度も見えました。

(この写真はレンタカー屋さんの近くで撮ったものです)。

これだけ人口が密集したダウンタウンに隣接してる空港もめったにないんじゃないでしょうか。

シアトルでもボーイングのテスト飛行場に近いジョージタウンで、時々こんな風景が見られますが。




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嬉しい再会とウッドターニング


サンディエゴ旅行で一番のハイライトは、なんといっても友人たちとの再会でした。

ハワイ時代からの尊敬する友人2名と、元気にまっすぐのびのびと育っている子どもたちに会えたのが、何より楽しい時間でした。



コンピュータプログラマーから転身して木工細工の職人さんになってしまった3児の母、スーパーマダムmotokoちゃんの素敵なお宅でまったり。(しかも初日は疲れて、行った早々ソファを借りて爆睡してしまいました。申し訳ない)

スイートホームのリモデルの進み具合や素敵な器や家具がいっぱいのマダムmotokoのブログはこちら

この機会にと思って、ウォルナット材のパスタボウルを注文してました。

木工用のプロフェッショナルな器具がたくさん並んだガレージで、できたてほやほやの、木目が素敵なボウルたちに対面。大切に使わせていただきます。



こういう工作モノが好きなうちの息子、ウッドターニングをやらせてもらってほくほくでした。

motoko家の末娘、7歳のZちゃんが、工作をしているそばに張り付いてかいがいしく木屑をお掃除したり、出来具合をチェックしてくれていました。

ママに似て聡明で想像力が豊かなZちゃん、7歳とは思えない口調でなんでも真面目に説明してくれて、すごく面白かった。



息子はウッドターニングがすっごく楽しかったようで、ぜひウチにこの道具が欲しいというのですが、残念ながらうちのアパートにはちょっと置けません。




こんな可愛いツリー型のボトルストッパーをオマケにもらっちゃいました。


マイペースでしぶとく生きてるママ同士、気のおけない話がほんとに楽しくて、時間があっという間にたってしまいました。


もっと話したいこともたくさんあったのだけど、またこの次に!!





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2014/10/04

国境の行列とエンターテイメント




ティファナでブランケットとガイコツを買ったので満足して、またタクシーで国境に戻りました。


タクシーを下りて、アメリカへ向かって歩く。

この舗道が国境まで続いていて、道の片側にはお店が並んでいます。
ここまで列が続くこともあるようで、すでに標識が出てました。

 嫌な予感。


嫌な予感的中。

たちまち列の最後尾に到着。長い長い長い列でした。

行列は2列に分かれています。
左側は「General Public」、つまり一般ピープル用。
右側は「Sentri」ライン。
「Sentri」とは特別扱いのエクスプレスレーンみたいなもので、年間120ドルくらいの申請料を払って審査に通るとパスがもらえ、優先的に国境を越えられるという制度、なのだということを後で知りました。

Sentriラインの方が若干速く動いてはいたけど、どっちの列も大行列には違いありません。

たまたま本を持っててよかった。うちの息子もなぜかかばんの中に村上春樹の新刊『色彩を持たない…』英訳本を持っていて、行列に並んでオヤコ読書。



並びはじめてから1時間経過。
陽射しのさんさんと降り注ぐ地帯に突入して、すっかり首筋が日焼けしてしまいました。
皆さんちゃんと日除けの傘を用意していらっしゃる。

前に並んでいた人に「毎日こんななの?徒歩のほうが早いって聞いたんだけど?」と聞いてみたら、「よく変わるからね、日によっても全然違うし」と言ってました。
この日は明らかに、クルマの列のほうがすいすい動いていました。
 (とはいえ、自分のクルマならともかく、レンタカーであのティファナのカオスな交通の中に乗り入れる勇気はありませんが) 。

列の間をかきわけて、いろんなものを売りに来る人がいます。


「チクレットいかが?」とガムを売っているのは皆、インディオ系の人で、なんだか日本のおばちゃんみたいでした。

 アイスクリームやタコスの屋台、パンケーキのようなものを焼いている屋台もあり、縁日みたい。
お祭りと違うのは、お客さんが皆ぐったり疲れた顔をしているところ。



並んでいる人のために、おやつだけでなくエンターテイメントもいろいろ完備されています。

タコス屋の前で歌っていたこの綺麗なお姉さんは、メキシコ歌謡なのか、ラテンの音楽はまったくわからないので新しい歌なのか昔の曲なのかも不明ですが、哀しい節回しのドラマチックな歌を歌っていて、すごく上手でした。


真面目な顔をしてバイオリンを弾きながら歩いてきたおじさん。



USA、こっち、の看板。しかしUSAは遠かった。
結局並び始めてから2時間以上かかって、ようやく国境の建物にたどり着きました。

メキシコ入国のときの無人駅の改札みたいなシステムとは大違い。
建物の中に空港のセキュリティチェックを少し簡易にしたようなゲートがあり、入国審査官のブースが4つほど並んでます。

パスポートや身分証明書のチェックを通ったら、手荷物をX線検査に通してから入国。

ここでわたくし、グリーンカードを取り上げられてしまいました((((;゚Д゚)))) 。。。。

同じような名前でセキュリティ上問題がある人がいたらしく、全然別人なのにフラグが立っていたようです。
息子は先に出ていかねばならず、私だけ、ほんの数分でしたが列の横のとこのベンチに座らされ、なんだか知らないけど国家安全データベースの中のフラグがクリアされてグリーンカードを返してもらえるまで、国境ラインのグレーなゾーンで待ってなければなりませんでした。

審査官のおじさんに「一体わたしがなにをしたんでしょうか~」と尋ねても、「あなたじゃないから、大丈夫」と言うだけで何も教えてはくれなかったのですが、審査官が親切そうなメキシコ系のおじさんじゃなく、表情のないロボコップみたいな人だったら、怖かったかも。

 愛想のない建物の出口がすこし輝いて見えました。



やっと辿り着いた、国境の北。右奥のベージュの建物が国境の米国入り口です。

ティファナにいた時間と国境で並んでいた時間がほぼ同じくらいだったような気がする、短い国外旅行でした。


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