2012/12/24

メリークリスマス&行ってきます


クリスマスおめでとうございます。

 買物で殺気だつ季節ではありますが、クリスマスの日には、家族や大切な人たちと共にいられることを感謝して、静かに過ごしたいですね。

きょうから、しばらく旅行に行ってきます。


うちがイブの朝に出かけるので、CT家と一緒にクリスマスプレゼントを23日の朝に開けました。

 CT3号の頭に注目。こんなものを貼られていることも気づかないほど興奮しまくりの朝でした。だってプレゼント7個ももらったもんね。


 
あたらしいゴリラのお友達とCT3号の図。

旅行中ではありますが、書こうと思っていた記事を今さっきまとめてアップしたので、しばらく連続更新いたします。

こんなことをしている出発前夜、午前2時。

えーと、1週間、お休みがあったのに、いったい私は何をしていたんだろう?



ついさっき、クリスマスのEカードを友人や仕事関係の方々に送ったばかり。

えーと、たしか2ヶ月前から「やることリスト」の上位に入っていたのに、なぜ12月の23日になってしまうのだ?

 本当にいつまでたってもLast Minuteな女…。息子に向かって「だから全部前もって準備しておきなさいって何度言ったらわかるのっ」なんて、言っても説得力まるでなし。

 では皆様、どうぞ楽しいホリデーをお過ごしください!


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2012/12/19

クリスマスの歌5つ(アッパー系)


年の瀬に、あまりにも暗いニュースが続きますね。

クリスマスを子どもたちが楽しく過ごせるように、願ってやみません。



この前はダウナー系ばかりリストしたので、明るいアッパー系のクリスマスソングを集めてみました。


Santa Baby  (1953)


Eartha Kitt のオリジナル。『A Very Special Christmas 3』に入ってる、Snoop やOnyx 、Lil John の出てるやつも楽しくて大好きです。


Rock Around the Christmas Tree (1958)


これを最初に聴いたのは、こどもが幼稚園の時のクリスマス会でございました。遠い昔だなあ。この曲にあわせてトナカイの角をつけて踊っていた息子ももう来年高校卒業。

なんとなく、クリスマス前のみんな殺気だっているデパートでかかっている曲、という気がします。

Winter Wonderland (1934)


 レイ・チャールズのバージョンです。この曲は女性グループのが好きだけど、このへろへろっとした酔っぱらった親父みたいなアレンジも素敵です。おっちゃん、本当に雪の中に出て行ったら凍死するでー…みたいな。

Have Yourself a Merry Little Christmas (1944) 

 
カーペンターズです。カレンの声はすごく好き。父がファンだったので、家にたくさんレコードがありました。でもこの曲はレコードで聴いたことはなかったかも。
クリスマスにぴったりの静かで幸せな歌にこれ以上似合う声はないと思います。

でもこれも、歌の内容はハッピーなのに、というかハッピーであるがために、逆にいろんな悲しいストーリーが頭に浮かんで来てしまってメランコリーになる曲です。

I  Saw Mommy Kissing Santa Claus(1952)



やっぱりこれは絶対にジャクソン 5 だよね!と思っていたら

エイミー・ワインハウスのを発見してしまいました!



うわーん(泣)。ライブで聴いてみたかった(泣)。

よくみたら故人ばっかりだ(泣)。またなんだか悲しくなってしまいました。
やっぱりクリスマスはあんまり得意分野じゃないなあ。



みなさまにとって、楽しい平和なクリスマスでありますように…。



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2012/12/15

クリスマスの歌6つ キャロル編


「クリスマスキャロル」は教会で歌うもので、「クリスマス・ソング」はそれ以外のクリスマスの歌だと思っていたんだけど、どうやらそんなにハッキリした区分はないようです。

「ジングルベル」も「キャロル」なのだそうだし。

ウェブスターの定義では「CAROL」は
1:an old round dance with singing
2: a song of joy or mirth <the carol of a bird — Lord Byron>
3: a popular song or ballad of religious joy

となっています。もとはダンス・ミュージックだったんですね。

とはいえ、一般的に「クリスマス・キャロル」は教会で聖誕祭を祝うのにふさわしい歌、と考えて良いのではないかとおもいますが、いかがでしょう。

「サンタ・ベイビー」はキャロルじゃないよね…。


子どものころ、日曜学校でキャロリングに行ったことがあります。
すっごく寒くて暗くて、たしか雨が降っていて、けっこう辛かった(笑)。

カラオケは歌わなけど、キャロルを歌うのはけっこう好きです。

これを聞くとああクリスマスだなあと思うキャロル6曲。

「きよしこの夜」 Silent Night 


スティービー・ニクスのバージョン。80年代テイストですね。髪型がーーー。
ハスキーなスモーキーな声が大好き。
隣で歌ってるのはロビー・ネヴィルですよー。懐かしいっ。

The First Noel

パペットバージョン。声はElla Fitzgerald!


The Angel Gabriel


キングスカレッジです。

Sting 様バージョン。

「荒野のはてに」Angels We Have Heard on High 


この曲、小学校か中学校の合唱で歌った。
その頃から好きな曲ですが、アレサ・フランクリンが歌うと、めっちゃゴスペル。

O Holy Night 



キャロルのなかでもこれが一番好きです。
マライア版。でもマライアのキャロルは、声が主役になっちゃってて、賛美歌らしい敬虔さがなくてあまり好きじゃない。


キングス・カレッジ版。荘厳です。

あっ、これもやっぱり外せない。

「あめにはみさかえ」Hark! The Herald Angels Sing 


ジュエルのバージョンです。
ハレルヤ。



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2012/12/13

クリスマスの歌5つ(ダウナー系)


もうすぐクリスマスですねー。

試験とペーパーと、そして8月から続いてた仕事が昨日までですべて終わって、嵐の後の青空のようにぽっかりと暇な時間が落ちてきた。でも、たまっていた用事が山のように。さあ、まず掃除しなくちゃ…。

街に出ると耳にはいるのはクリスマスソングばかりになってきました。


お気に入りのクリスマスソングがたくさんあるので動画を集めてみようと思いましたら。
なんだか好きなクリスマスソングってけっこうダウナー系が多いんですね。

というわけで、

 まずはダウナー系5曲。


The Christmas Song (1946)

なんといっても「ジ」クリスマス・ソングです。ね。
これはクリスマスの幸せな風景を描いてる歌で、ダウナーじゃないんだけど、トーンがとってもメランコリー。
いろーんな人が歌っていますが、ナット・キング・コールのオリジナルバージョンです。



Christmas Time is Here (1965)


「クリスマスって楽しいはずなのに、なぜかちゃんとした楽しい気分にならないんだよ」

チャーリー・ブラウンのクラシック名画、このシーズンになるとテレビで必ずかかります。
アメリカ人には『クリスマス・ストーリー』とともに、心のふるさとみたいな映画らしいです。


これはDiana Krall のバージョン。これ良いですねー。


I will be Home for Christmas (1943)


ビング・クロスビーのオリジナルバージョン。
これはもともと第二次大戦中にヒットした曲なのでした。家族と過ごすクリスマスを夢見る歌で、国を遠く離れて戦争に行った兵隊さんの心情を代弁する歌だということを、わたしは最近まで知りませんでした。どういうわけか、刑務所に入っているから家族のところに帰れないという歌だと思っていた。

River    (1970)


ジョニ・ミッチェルの歌のなかで一番好きかも。
「川があったら良いのに。そうしたらスケートで行くのに、ずっと遠くまで」


Happy Christmas (1971)


究極のダウナーソング、というか。ほわほわしたクリスマス気分を一撃される。
 So, this is Christmas, and what have you done, と出だしを聞くたびに、ぐさっと刺される。
 40年たっても少しも古くなっていないです、悲しいことに。


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2012/12/10

アグリーセーター・コンテスト



金曜日、お手伝いさせて頂いている法律事務所のホリデーパーティに行ってきました。

今やってるプロジェクトはもうすぐ完了の予定なのですが、あと数日でお役御免の私たち臨時雇い要員も招いてくれたので、しーっかりごちそうを食べてきました。


アトラクションは「Ugly Sweater Contest」。

先週から「コンテストに参加してね」という所内メールが回って来てたのですが、着てきたのは150名くらいの参加者中、全部で5名。

優勝は、ほっそり背の高いハンサムな若い新人弁護士くん。

会場で、遠くからでも目を引いた。

たしかトナカイのひくサンタのソリが空を飛んでいるとかそんなような絵が細かくびっしり、背中にまで編み込まれた、ずっしり重そうな紺色のセーター。
このセーターを着てグランドハイアットのロビーに入って来たってだけで、褒めてあげたい。

しかもけっこう、似合っていた。
やっぱりアグリーセーターには若いイケメン君ですね。

おばあちゃまのクロゼットから発掘してきたのだそうです。

話しかけるチャンスがあったらケイタイで写真を撮らせてもらおう!と構えていたのですが、ほかの人との話に夢中になってチャンスを失ってしまいました。ああ残念…。

アグリーなセーターのコンテスト、 知らなかったのですが最近流行っているようです。

"Ugly Sweater"で検索するといろんなのがでてきます。



こんなのとか…。

TheUglySweaterShop.com (C) より

 クリスマスのアグリーセーターといえば、やっぱり『ブリジット・ジョーンズの日記』の


これがチャンピオン!!! このセーター見つけたら、絶対息子に買っちゃる!!!
 
皆様、今年のクリスマスパーティはアグリーセーターでいかがですか?

オンラインでもアグリーセーター専門のサイトがあって、ちゃんと買う人がいる。一点ものなのですぐ品切れになっているようです。




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2012/12/04

ジレンマと苦悩を目の当たりにした午後。



ある雨の午後。職場の会議室に入って来た同僚Eさんが「ああっ」と大声をあげたので皆が窓の外をみると、そこには、


 …かもめが一羽。

ここは61階。こんなところまで上がってくる鳥はめったにいません。特大のパンを見つけて、しめしめ、誰にも邪魔されない静かなところで食べよう。と思ったのに違いないのです。でも。

パンが大きすぎてのみこめない。

しかもものすごく固そうなパン。

パンをくわえて固まったまま逡巡すること、数分。



(心情を代弁する音楽をつけてみました。バッハ、幻想曲とフーガ、ヘルムート・ヴァルヒャ演奏)
61階の風は強い。びゅうびゅう吹きまくられ、途方にくれるかもめ。

 ……………。


窓の中の私たちが固唾をのんで見守る中、あごが疲れてきたのか、くわえていたパンをぽろりと足下に落とした! おっ。こうやって食べればいいんじゃん!と、啓示を受けたようにつつきだしたその次の瞬間、

パンは風にさらわれていったのでした…。


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2012/12/02

バラード夜散歩:SextonとMolten Chocolate Cakery


雨の金曜日、バスで家に向かっていたらCTちゃんから晩ごはんのお誘いがきた。

宿題と書きかけのペーパーはとりあえずほっといて、バラードダウンタウンのThe SEXTONへ。

せいうちと大工』と同じBallard Avenue にあるこじゃれたバーレストランです。アメリカ南部がテーマだから、空き瓶のシャンデリアに、天井にはゆるゆると回る扇風機。

アメリカ南部といったら、やっぱり空き瓶です。なぜか知らないが、南部の人はこういう空き瓶で飲み物を飲むのが好きだ。


キャンドル入れもお水のグラスも古風な空きビン。

オシャレなクラウドが集うオシャレレストランでした。フライドチキン、カラードグリーン、ハッシュパピー、ロックフィッシュ、ヤムのフライなんかを注文してシェア。

おいしいけど、オーセンティックな南部料理を期待していくと、ちょっとオシャレすぎて拍子抜けすると思う。

一番おいしかったのは、ヤムのフライとハッシュパピーでした。 お値段もオサレ地区なりです。

南部ふうフライドチキンとカラードグリーンは、やっぱりこの辺ではタコマの南部食堂にかなうお店にまだ巡りあっていない。

南部食堂でもドリンクがジャムかなにかの大きな空き瓶で出て来ますが、あの店ではそれがごく自然なスタイル。


食後は雨の中、同じ通りのもう少し先にある Hot Cakes Molten Chocolate Cakery という長い名前のチョコレートケーキ・カフェへ。
 
金曜の夜だけにここも、おしゃれした女の子たちやカップルで混み合ってました。
 


中から熱いチョコレートが溶岩のようにどろりと出て来る「Hot Cakes」、温かいケーキが売りもの。

ここの女性シェフは以前にTheo Chocolate でチョコ開発をしていたのだそうです。
 
チョコへの熱い情熱をかたむける人がシアトルには多いですねぇ。

私たちが頼んだのはVegan Dark Chocolate。卵も乳製品も使っていないチョコレートケーキ。
ホイップクリームはココナツミルクのホイップで、とても軽い。チョコレートも言われなかったらベガンだって全然わからない、しっかりした濃厚なダークチョコでした。

コーヒーもおいしかった。メニューにはスコッチウィスキーやラム入りのチョコレートミルクシェイクもある。健康なんだかデカダンなんだかよくわからないところがとってもシアトルらしいお店。


乳製品や卵はもちろん、地元農家と直接契約のオーガニック&ローカル。

ところでそれとはまったく関係なく、南部系オサレレストランバーのはずのSextonでもここでも、なぜか、かかっていたミュージックは90年代初頭のIce CubeとかSir Mix-a-Lot(笑)とかSnoop とかの懐かしのラップばっかり。

バラード一帯、「90年代ナイト」だったとか?

そういえばうちの息子も最近90年代のを良く聴いてるみたいです。
最近のヒット曲は「中身がない」とか言っちゃって(笑)。
いまの10代20代には90年代の曲が新鮮に聞こえるのかなあ。


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