2018/10/02

猫レスキュー


きょうのシアトルタイムズに出てた、ねこのレスキュー話

ウエストシアトルで、アライグマにでも驚いたのか、40フィート(12メートル)もある電柱のてっぺんに登って下りられなくなった猫くん。

飼い主は警察に電話し、消防署に電話し、電力会社(Seattle City Light)に電話し、動物レスキュー会社にも電話してみたけれどらちがあかなくて、しまいに地元の政治家(市議会員的な人)にメールを送ってみたら、その政治家が電力会社にメールして、そしてすぐさまレスキューがやってきたと。

電力会社は、別に政治家に驚いたわけじゃなく、そのタイミングは偶然だったといってるそうです。


いずれにしても猫さん無事でよかった。

「うちの仕事は電力供給であって猫のレスキューじゃありません。こういう話が出ると猫が電柱に登ったオーナーがじゃんじゃん電話をかけてくるかもしれない」と電力会社は恐れており、「猫が電柱に登っちゃったら、たいていの場合はちょっとまっていればお腹がすいて降りてくると思う」と言ってます。ふふん。

政治や経済のニュースもフットボールも野球もこのところほぼ完全スルーなのに、猫レスキューねたには反応するわたくし。

いまの日本でこのような記事が出たら、自己責任でどうにかせいとか甘えるなとかギャーギャー言う人がわらわらわらわら出てきて炎上するんだろうなあ。

去年、有名人が公園の花の蜜を吸ったとブログに書いたらそれが炎上したという話を読んで、なんだそれきもっ!と思ったことだった。少数のおバカの声がインターネットで増幅されるのはどこも同じだけど、日本では正義の看板しょってクレームつける人が多いのはどうしてでしょう。

イライラしている人が単に多いのかしら。そういう人はきっと、自分がイライラしていることにもあまり気づいてないんだろうなという気がする。



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