パイクプレイス・マーケットの真裏、道を一本へだてたところにあるWorld Spice Merchantsに行ってきました。
壁いっぱいにありとあらゆるスパイスが並んでいて、サンプルの瓶をあけて匂いをかいでみることができます。
黒胡椒だけでも5種類くらい。産地によって、 少しずつ香りが違います。
煉瓦壁のクラシックな建物。
半地下の階にはお茶のコーナーがあり、中国茶や紅茶が銀色の缶に入って並んでいます。
スパイスやお茶の名前と番号を紙に書いてカウンターに持っていくと、笑顔のかわいいお兄さんが小さな茶色の紙袋に詰めてきてくれます。
アールグレイとキーマンを購入。スーパーで買うバラ売りのお茶よりも安い。1オンスが1ドル50セントくらいでした。
ほとんどの製品は生産地で買いつけてくるんだ、と可愛いお兄さんが言ってました。
シルクロードやアフリカ、アジアや南米直送だそうです。
マドモアゼルgigiさんに思い起こさせていただいた、アリソン・アトリーの『幻のスパイス売り』のお話。懐かしくていてもたってもいられず、オンライン書店で本を取り寄せて読みましたが、このお店を見ていたらまた、スパイス売りの呼び声を思い出しました。
不思議なスパイス売りのおばあさんがバスケットに入れて売りに来る、
「ナツメグにシナモン、ジンジャーにキャラウェイ、インディーズ諸国のスパイス」のお話。
お店の正面の写真を撮るのを忘れてしまった。これは↑店を出た目の前、道の反対側のパイクプレイス・マーケットの「裏の顔」。香港のような台湾のような、アジアンな雰囲気。
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