2020/11/10

魔法のフードゥー山 [DAY 5]


ロードトリップ5日目。

ザイオン国立公園ですごした最後の午後。

まだ行っていなかったKolob Terrace (コロブ・テラス)に行くことにしました。

ザイオン国立公園の正面入口から車で40分ほど。





公園の外周をまわりこむようにして、ヴァージンという小さな町の手前で山へ向かう道へ入ります。

山の中だし、舗装されているのか、うちのプリウスCちゃんが登れるような道なのか心配だったのでザイオンのビジターセンターで聞いてみたら完全舗装とのこと。安心して向かいました。(ワシントン州のハイキングルートへの道は、最後の1マイルが完全無舗装の穴ぼこだらけで、ぬかるんでいると4WDでないと無理なうえに崖スレスレだったりする恐怖のロードが多いので、けっこうトラウマになっています)




行ってみたら、穴ぼこ一つあいてないピカピカで快適な道でした。うちの近くの道のほうがよほどデコボコしている。



この道は、国立公園の敷地を出たり入ったりします。

敷地の外は当然私有地で、映画に出てくるような、のどかで美しい牧場がいくつもありました。



岩山はもうさんざん見ているのに、それでもまた新しい景色に目が驚きっぱなしです。

ここは公園内ともコロブ峡谷ともまた違う、ワイルドで広々した景色が広がっていて、なにより人がほとんどいないのが素晴らしかった。



頑張るプリちゃん。ぎょろ目がかわいい。


この子に似てないか?


このあと、旅の後半もプリちゃんはいろいろな苦難を乗り越えました……。えらい。




わたしの体力がそろそろ限界に来ていたので、トレイルは歩かず、 ウェブのガイドにあった(このガイドはとても詳細で役立ちました)ほとんど歩かなくてもよさそうな「Hoodoo City」(フードゥー・シティ)というスポットに行ってみました。

道端のパーキングスポットに車を停めてゆるい崖を少し下りたところが、広い渓谷を見晴らす高台になっています。



ここにもバフン的な物体が。




ここで、マーケットのデリで買ってきたサラダとサンドイッチと果物で遅いランチ。

スプリングデールの食料品店のデリのチキンサラダ。なかなかおいしかったです。


このようなダイニングスペース。2時間くらいいたけれど、誰も来なかった。

頭上ではからすが風に乗ってのんびり遊んでいました。

中央に見えている塚山のようなのが「フードゥー・シティ」。蜂の巣のようなかたちの奇妙な岩がいくつも集まっているところ。

ウィキ先生によると「段丘礫層(土柱礫層)が風雨により侵食され柱状になったもの」を「フードゥー」と呼ぶそうです。日本語では「土柱」。
ザイオンからそれほど遠くないブライスキャニオン国立公園には、まるで東南アジアの神殿のようなフードゥーがたくさんあるそうです。

フードゥーはごはんを食べた高台から10分ほどの場所ですが、わたしはほんとに疲れてて、フードゥーのところまで下ってからまた登ってくる意欲がわかなかったので、不思議な絶景を見ながらちびちびとお昼を食べつつ、靴を脱いでお座敷のようにほのぼのくつろいでおりました。

青年はまたとっとと走っていって、「フードゥー」のひとつに登ってきました。



帰りは夕方、日が傾いて、赤い砂岩がさらに赤く、火星のような景色に。



帰りの道。ところどころのトレイルヘッドに車が2、3台停まっているほかは、ほとんど人の姿を見かけないという、車で来たのにまるでバックパックハイキングで荒野のまんなかに行ったような静けさが味わえる贅沢コースでした。


このコロブ・テラスへの道の入り口付近に、いわゆる「グランピング」のテントサイトがあった。おいくらかしら、とぐぐってみたら、朝食つき1泊270ドル〜550ドル。思ったほど高くないのは、コロナ禍中だからかな(普段はこの倍という話も)。とはいえ、うちの予算とは今のところ折り合いませんが。




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2020/11/07

いえす!梅田!!!とエッグベネディクト


いえす!梅田!!

日本の人が「梅田さん」って言うの何?と思っていたらこのことだったのね。

フィラデルフィア頑張った!グッジョブ!
ペンシルバニアがこれほどの勢いでフリップするとは。

このステッカーは、息子が投票しにいったときにもらったもの。当日に投票所に行ったのではなくて、図書館の前にある投票箱に投函しに行ったのだけど、箱を見張ってる・守ってる人がいたらしく、その人がくれたそうです。市や郡の職員なのか、ボランティアなのかは不明。




 

ついでに先日にゃを美先生とりょんさんにいただいた絵葉書。

この猫電車の絵は、ルネ・マグリットでした。有名な作品群とはタッチがぜんぜん違うけど、
そういわれてみれば、日常の風景がどこか根本的に異な世界につながってしまっている瞬間をとらえているところはおなじかな。

これ大好き。このまま猫がすーっと線路をすべっていく光景を想像して笑ってます。

けさはふと目が覚めて窓のブラインドの隙間からみえた雲の隙間に、奇跡的に宵の明星ヴィーナスが。
また幸せに小一時間眠って携帯を見ると、バイデン勝利のニュースが。やっほー!…という、メルヘンな朝でした。

起き出して散歩に行くと、近所の公園で若者が花火をしてました。(打ち上げでなくて、手にもつ花火)。通りすがりの車がそれを見てクラクションを鳴らし、すっかりお祝い気分。

すれ違う人はみなニコニコしているし。

カフェではバリスタがお客にシャンパンを振る舞ってたそうです。

あちこちの都市のお祭り騒ぎが報道されてて、ここ数日ニュースを見るのをひかえめにしていた反動で、きょうはすっかりぼーっとして、朝からあちこちのニュースを見まくってしまいました。




4Washingtonのサイトより。ホワイトハウス前でもお祭り騒ぎ。

トランプはこの朝何をしていたかといえば、ゴルフに行っていたそうでwwwww

でもまだ「オレが大差で勝ってるんだ!」と言い張っています。

先は長いです。まだ73日間、この人がホワイトハウスに居座るし(それ以上でないことを祈る)。

この選挙は不正だ!法廷闘争に持ち込む!と言っているし。

郵便投票は当日票のあとからカウントされるので、当初勝っているようにみえた州がフリップ(ひっくり返る)ことがあるのも、それをトランプが不正だと言い出すのも、選挙の何か月も前から大いに有り得ることだと指摘されてました。

でそのとおりになったのですが。

が。

 「選挙に不正があった」というウソを、そのまままるっと信じてほんとうに怒る支持者がたくさんいるとは。そこまで想像していなかった。

ワシントン・ポストのサイトによるとアリゾナやペンシルバニアでトランプ支持者たちがきょうも「選挙はまだ終わってない」「Stop the Steal(盗みをやめろ)!」というスローガンをかかげて集会をしてるそうです。

この人たちはこのままではバイデンを正当な大統領と認めることは絶対にないでしょう。説得できるのは現職大統領だけなのだけど、自分が退場したあとの世の中の平和のために負けを認めて支持者に語りかけるなんて絶対にしないだろうし、下手をしたら1月になっても負けたと認めず、力ずくで追い出さなければならないかもしれない。

そしたら支持者はますます頑なになるだろうし。
共和党の人たちはどうするつもりなのだろうか。

いっぽうで、米国全体でコロナの新規患者数が13万人を超えて記録を更新しました。1日の新規感染者、ですよ。13万人。


バイデンが1月末からいかにアグレッシブな対策を取ろうとも、もうすで大変な事態になってしまっている。

経済もこれから、援助のお金が尽きてボディブローのようにじわじわ不況が効いてくる可能性が大だし。

現政権から引き継いだ惨状(コロナ禍も経済もこれからさらに悪くなると予想できます)を共和党がすべてバイデン新政権のせいにするのは目に見えています。

それでますます社会に亀裂が広がらなければよいのだけれど。広がるだろうな。

でもとにかく、毎日トランプの顔を見なくてもよくなくなるだけで、 多くの人にとってはより健康な日々が取りもどせるのではないでしょうか。



 エッグベネディクトを作ってみた。

クラシルのサイトのレシピなんですけど(ベーコンの代わりにハム)、オランデーズソースってこんなにバター使うんだっけ???

卵黄一個に70グラムってあまりに多くない?

途中でこわくなって結局40グラム分も入れなかったのですけど、それでも食後に胸焼けがして2時間寝ました。(眠気はきっとオランデーズソースのせいだけではない)

見た目はかわいいのだけどね。

ポーチドエッグ作るのは楽しい。このつぎはもっとさっぱり系のソースにしてみよう。


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2020/11/06

ひっくりかえった太ったカメ

 
 

大統領はまだ決まりませんね〜!

ゆうべ(木曜夜)のトランプの記者会見が話題になってます。

いくつかの州でバイデンが追い上げて負けの可能性がちらついて来たなか、「選挙には不正があったんだ!」と根拠を示すこともなくトランプが主張を繰り返し、あまりにその内容がひどいため、会見が終わる前にABC、NBC、CBSという主要メディアが続々と中継を打ち切るという前代未聞の事態に……。

「大統領が悪質なウソを言っているので中継をやめる」。

5年前にはコメディの筋書きでしか考えられなかったようなことが現実に起きている。


わたしは見てませんでしたが、Poynterサイトの書き起こしによると、NBCのコメンテーターは

「We are watching President Trump speaking live from the White House and we have to interrupt here because the president made a number of false statements including the notion that there has been fraudulent voting. There has been no evidence of that.


ホワイトハウスから大統領の会見を中継中でしたが、大統領が、不正投票についてを含め、まったく根拠のない多くの誤った主張をしたために、中継を中断しています)」

と、視聴者に説明したそうです。

そのまま伝えてしまうと視聴者に「事実」と受け取られかねないからです。これまでの選挙となら変わらない手続きが「不正」だと糾弾して、そのうえ開票をやめろとまで言い出すのは、国の手続き、政治の手続きが機能していないという不信を国民に植えつけようとすること。

一方で、NHKはこの会見の内容をそのまま伝えて物議をかもしています。

「中立」を保とうとしたのだろうけれど、もうこの人相手に2016年以前の常識は通用しないのですよ!

やはり、この大統領の言説を、これまでの政治家と同じ文体で訳し、同じスタイルで報道することに無理がある。トランプが本当にどれほどのダメージをアメリカの市民生活に与えているか、その切実さが日本に伝わらない原因はそこにもあるのじゃないかと思う。 


 

 



CNNのアンダーソン・クーパーは、この会見のトランプの発言を、とても危険だし悲しいことだとして、

「That is the president of the United States, that is the most powerful person in the world and we see him like an obese turtle on his back flailing in the hot Sun realising his time is over.

(これがアメリカの大統領、世界で最も大きな力を握っている人物だとは。われわれの目には、彼が、暑い日光の下でひっくり返って息も絶え絶えに弱って、自分がもう終わりだと気づき始めた、太ったカメのように映る)」

とコメントしてます。

ひっくりかえった太ったカメ……。

そもそもカメは太るのか?という疑問はさておいて…。

クーパーさんはこれまでも鋭くトランプを批判してきてます。わたしはクーパーさんがとても好きだし、こういう言辞を聞くとスカッとできるのはたしかだけど、もうこういうコメントは、そろそろやめる時期ではないか、とも思います。

ここまで拮抗して、ここまで国民の半数がそれぞれ違う現実を見ているいま、どんな形であれ罵り合いはやめられる側が先にやめるべきではないか。


もちろんファクトチェックや、悪質なウソのでどころを追求することは必要だけれど、いちいち「相手側」の感情を刺激するようなことを言うのは、もうそろそろ終わりにしてもいいのでは。


どんな形であれ対話を始めないことには。そして、まずできるほうが大人として目的地を示さなくては……、とまあ、ガイジンのおばちゃんが心配しても仕方がないのですが。

クーパーさんに誰か言ってあげて。



先日、東京のにゃを美先生から早くもクリスマスプレゼントがとどきました!(早い!)

日本からの小包がとっても届きにくくなっているので、早めに送ってくれたのだけど、さくっと届いた。

とらやのミニ羊羹〜〜!なんてオシャレな「イスパハン」!
未踏の街、パリのピエール・エルメとのコラボですって。

パリもコロナと騒乱で大変ですが、どうぞ無事に乗り切ってください。パリの街をこの間、今はまってるシリーズ『The Marvelous Mrs. Maisel』で見て、なぜか涙でた。
ヨーロッパも頑張って!



 

そしてまたまたこんなに素敵な切手とともに。仏像切手シリーズ! 

麒麟さんと鳳凰さんもついている。なんとありがたい小包であることよ。


ユザワヤさんの袋にはいってきました。このヒツジ、よく見るとほんとにカワイイ。



ほかの中身も自慢。

素敵な藍染マスク(もったいなくて使えん)、超絶うまい海苔(泣くレベル)、一日じゅう食べていられるユーグレナきなこねじり。
そして福岡のりょんさんからの、おいしそうなお茶もいただきました。


食べものやデザインはほんとうにたいせつな生活の一部だし偉大な文化だなあとしみじみ思う。日本て、なんて豊かな国でなんでしょうか。

うれしい (`;ω;´)。ありがとうにゃ〜!

 

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ピンクストライプの砂岩の山 [DAY 5]

 

ロードトリップ、5日目。
ザイオン国立公園滞在の4日目です。

翌朝はアリゾナへ出発の予定だったので、実質的にはさいごの日。公園の東側入口からビジターセンターへ抜ける道を再訪しました。

やはり、ここがいちばんドラマチックでした。


車でここを通り抜けるだけでも、次々にあらわれる岩山のスケールに大感動すると思います。



 

隣りあった岩山がひとつひとつ、 みんな違う個性を持っているのも不思議だし。





テクスチャと色の大饗宴みたいな世界。

4日間いても見慣れたり飽きたりすることはまったくありませんでした。ひと月くらいここで暮らしたら、さすがに飽きるかしら。




 東側入り口からトンネルまでのあいだには車を停められる路肩のスペースがいくつもあって、公式のトレイルではないけれど、岩山に入っていくことができます。



この、ワイキキのロイヤルハワイアンホテルみたいなピンク色の低い岩山に、ちょっと登ってみました。


とても柔らかい砂岩の峡谷。

やっぱり惑星タトゥイーンを思い浮かべちゃいます。ジャヴァがでてきそう。


雨が降るときには川が流れるらしく、低い谷底は水のない河原になっていて、岩山とは違う草木が生えています。


この峡谷には、わたしたち親子のほかには、小さな男の子を連れた親子連れが一組いただけで、ほぼ貸し切り。

ビジターセンターのあたりや、シャトルで行くトレイルの混み具合を考えるとウソのようです。

 


過酷な環境でがんばる松や杜松の木たち。この根の張り方に強い意思を感じてしまいます。

車を停めたパーキングからちょっと下って、ビルの3階分くらいを登っただけですが、この時のわたしにはものすごく大変で、息が切れちゃってもうたいへんでした。



もうこれ以上一歩も動けん!となって、この松の木の下で、小一時間ほどまったり過ごしました。



お母さんはもうごけません。君はそのへんを探索してきなさい。というと、青年は岩山を走り出し。



 
あっという間にこんな遠くまで行ってしまった。


(拡大)

岩と交信中。


 

砂岩を近くで見ると、地衣類が生えていたり、いろいろな生物がさらにいろいろなテクスチャと色を作り出してて、面白い。小さなキレイな馬糞みたいなものもあるけどこれはたぶん地衣類?
ほんもの鹿フンもありましたが。




オシャレな虫くん。


河原のまんなかに生えていた花。

これだけいろいろな種類の石があるところをみると、雨が降るときはものすごい勢いで川が流れるのでしょうね。




ユッカちゃん。


すてきなテクスチャの松の幹。




車のサンルーフからiPhoneだけ出して撮った動画。編集してない撮ったままなので、ガチャガチャしてるし風の音がうるさいです。音を消してご覧くださいませ。

これは東エントランス近くからトンネルへ向かうあたりです。



アングルとか露出とかホワイトバランスとか本当にひどいけど、つぎつぎあらわれる岩山の迫力が伝わるでしょうか。




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2020/11/05

ネバダ!ネバダ!ネバダ!そしてプリン

 

シアトルは雨降りです。

大統領はまだ決まらない。

拮抗中のネバダ、アリゾナ、ペンシルバニア、ジョージア、ノースカロライナの5州のうち、ネバダとアリゾナでバイデンがリード中ですが、トランプがリードしている残りの3州でも郵送による投票の開票が始まると、差が縮まり始めました。

すると、「もう票を数えるのをやめろ!」とツイートする、この国の現職大統領。

そして自分が負けているウイスコンシン州とミシガン州には「票を数え直せ!」とツイート。

…小学校の学級委員の選挙でもそんなダブルスタンダードな主張をしたら学校中の笑いものになると思うんですけど、トランプ支持者の人はそれがおかしいと思わないのか??????




本日のニューヨーク・タイムズのサイト。

やっと、ニュースを読む心の余裕ができてきた。

どの州もまだ100%は開票が終わっていないのですが、グレーの州は拮抗しすぎ、さらに開票が進むまでまだどちらとも判定できない州。

なんでここまで拮抗するねん!…というのが正直な感想です。

そして、この国の、さらには世界に今後4年間大きな影響をあたえる大統領を決めるのが、この5州のわずか数万とか数千とかの票だというのが、なんとも理解しがたい話。

たとえばネバダ。(ワシントン・ポストのサイトより)

ネバダ州の開票結果は、週末まで決まらなさそうです……。


全体は赤くって、ラスベガスとリノというふたつのカウンティ(郡)だけがブルーなので、共和党優勢?とみえてしまうのですが、赤い郡の人口はとても少ない。たとえばこのエスメラルダ郡は、人口1176人。開票数は500票未満。


 
北端のエルコ郡(人口約5万人)のウェルズという町は、先日のロードトリップで最後に泊まったところ。

 


こんなところでした。



それに対してラスベガスのあるクラーク郡は、200万人近い人口があります。

「都市は民主党支持、いなかは共和党支持」というのはとても簡単な図式だけど、見事にここでもあてはまってますね。全国を見ても。



バイデン優勢の希望は見えてきたけれど、まだ予断はゆるせないので気を静めてプリンを食べる。

あんまりキレイじゃないのでアップしなかったのですが、ハワイのらうらうちゃんからプリン画像のお問い合わせをいただきましたのでアップします。うちのは無水鍋でつくる大型プリン。

ちょっとカラメルが多かった。見た目はわるいけど、この端っこのボソボソのところがおいしいです。


切り分けて食べます。

なんだか日本でも水曜の深夜以降にウイスコンシンなどでバイデン票が急に伸びたのを「怪しい」と言っている陰謀論好きな方がいるというニュースを読みましたが!!!!!

郵送による投票をするのは、以前から民主党支持の人が多いのです。

だからトランプは郵送による投票や事前投票を妨害しようとしてたんですよ!

郵送で送られる票は当日の票よりもあとで開票されるので、そこから民主党の票が伸びるのはあらかじめ予期されていたのです。

……というようなことを、日本のニュース機関もちゃんと伝えてほしいのだけど、ウェブで新聞各社の記事をざっと見る限り、あんまり伝わってないように思います。

 
思うに、トランプの言動を、これまでのまともな大統領と同じ文体で訳して伝えようとするところに、まずジレンマがあるのではないでしょうか。

 


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