シアトル・アート・フェアに行ってきました。
この間シアトル美術館でコレクションの展覧会があったポール・アレンさんが創設したんだそうです。
場所はシアトル・シーホークスの本拠地センチュリーリンク・フィールドの隣。
この辺ほんとに行くたびにキレイになっている。新しいオイスター・バーとかオシャレなカフェとか雑貨店とかがたくさんできてました。
センチュリーリンク・フィールドの向かいにあるこのビルも、ただいま建築中。既存の古い、もう何十年も使われてなかったっぽいビルに新しく7階分をつけたす工事。
この路面もこじゃれたカフェかビストロかなんかになるんでしょうね。
ニューヨークなど東海岸のギャラリーもいくつも出展してて、盛況でした。
この茶色い箱は、センターピースのひとつ。
Mary Ann Peters さんの 『the world is a garden, the walls are the state』。
アラミド繊維の網のスクリーンでできた箱の中に、クレイとアクリルの花が入っていて、網をとおして角度によって中の花が透けてみえる、幻想的な箱。
草間彌生さんの作品もいくつもあった。
John McCrackenさんの「黄色い板」。1968年のミニマリスト作品。
こちらも草間さんの作品と同様、ニューヨークの超有名ギャラリーの出展でした。
これは飾る場所を選びますねー。散らかった部屋にあったら単なる作りかけのIKEAの棚板だ。
こちらはお値段出てなかったけど、この板は20万ドルくらいでしょうか。
こちらはFay Jonesさんのドローイング。好き♡ 売約済みの赤い丸が貼ってありました。
28,000ドルなり。
若いアーティストの数千ドルの作品から、世界的に有名な人の美術館クラスの作品まで、けっこう売れゆきよさそうだった。
最近シアトルに引っ越してきて、お家やコンドミニアムを買って、さてリビングに飾るアートでも買おうか、なんて感じの若いカップルも(勝手にシナリオ作ってますけど)多い感じ。
これはTracey Snellingさんの作品で、ロサンゼルスあたりにありそうなモーテルの部屋やアダルトショップ、マッサージショップなどを再現したミニチュアハウス。
写真撮ってる人が多かった。
Wolf Kahnさんの納屋。すごくキレイな色。
このギャラリーはサウスカロライナ州から参加で、アンドリュー・ワイエスや父ワイエスの作品も出展してました。
銀行や不動産屋さんのお得意様用エクスクルーシブ・ラウンジがあり、シャンパングラスを片手に鑑賞している人が多い。
美術館とは違う、「屋台」的な感じが面白かった。
この人すごく好き。Sarah McRae Mortonさんという、ペンシルバニア出身のまだ30代の画家さんで、歴史的モチーフを使った幻想的なストーリーテリングと、抑えた色に勢いのある筆使い、鮮やかなイメージ。クリス・ヴァン・オールズバーグの絵本に出てきそうな感じの場面。
シアトルのFoster White Gallery で取扱い中です。お値段は5,000ドル〜20,000ドルくらい。ダイニングの壁にいかが?