間違った宿に泊まってしまうなどのおバカな行き違いはいくつかあったものの、特に大きなトラブルもなく、 無事に戻ってまいりました。
ワシントン州とアイダホ州とモンタナ州を横切って、ワイオミングの右上をちょっと通ってサウスダコタの真ん中あたりで引き返し、ワイオミング側からイエローストーン国立公園に入って南のグランドティートンへ抜け、アイダホ州の南部を横切って、オレゴン州の北東部を抜けてワシントン州に戻り、ワラワラとヤキマを通ってシアトルへ戻るという、アメリカ大陸を(小さめに)四分の一周したコースでした。
走行距離は3750マイル。約6035キロ。
うちの8年選手のMAZDA、快調に走ってくれました。
ほぼ3分の2くらいは息子が運転したので、思いのほか楽ちんでした。
持って行って良かったと思ったもの:
氷水用の保冷ポット(乾燥していたので、水をガブガブ飲みました)。
トラベルマグ。
クッション3つ。時々交代で昼寝用。
持って行けば良かったと思ったもの:
小さなクーラーボックス。(果物やチョコレート用に。チョコレートをドロドロに溶かしてしまったので、途中で段ボール製の簡易クーラーを買いました。)
持っている限りのパット・メセニーをiTunesに全部入れておけばよかったなあ、と思いました。アメリカの延々と何にもない景色には絶対パット・メセニーがぴったりだと思う。
息子にそういったら、「パキスタンの馬が何だって?」もう全然話が通じません。
あとは何が良いかなー。皆、それぞれ、風景につける音楽ってあるのでしょうね。
今回、初めて「クルーズコントロール」を使いました。
日本にいた時に乗っていた車にはそんなもの(たぶん)ついていなかったし、アメリカに来てからもほとんど使ったことがありませんでした。
ハワイやシアトル市内のちまちました道では必要も感じなかったし、コンピュータにエンジンを制御させるなんて気持ちが悪いと思っていたのですが、地平線まで真っすぐ続く単調な道では、アクセルを踏まなくても車が勝手に一定の速度で走り続けてくれる機能って、やっぱり便利。つくづく実感しました。
モンタナ州、ワイオミング州、サウスダコタ州のインターステートの制限速度は75マイル(約120キロ)でした。2車線の普通の州道でも、町の中以外は65マイル(約105キロ)。
アクセルも踏まずに時速120キロくらいで延々と車を走らせていると、車を運転しているというより、ヒコーキか何か、別の乗り物に乗っているような気がしてきます。
旅日記、しばらく続きます。またよろしくお願いいたします〜!