2011/08/05

モイリイリ

ホノルル日記、つづく。

ワイキキから車で5分かそこらのモイリイリ地区にて。ワイオラシェイブアイスの近く。
ここらの古い民家に心惹かれる。広くはないお庭に、ティ・リーフや果物の樹がひしめいて植わってるアイランド民家。
 ブーゲンビリアの写真を撮っていたら、ここのアパートのおばちゃんが追いかけて来た。
 「ちょっとちょっと」

「あそこの角の家に、とっーっても綺麗なハイビスカスがあるのよ。ぜひ観て来なさい」

 みせていただきました。


お庭のない集合住宅にもところ狭しと置かれている鉢植え。日系町だったから、日本の長屋の伝統なのかも。

 アパートの階段にも鉢植え集団が!

やっぱり気になる郵便ポスト。

 「悪い犬に注意」……。

 「犬注意」の看板の家が多いわりには。

ヤル気のありそうな犬は、あまり見受けられなかった。

2011/08/04

ワイメア湾の日曜日

ハワイ日記の続き。

日曜日は、古いママ友たちとノースショアのワイメア湾へ。

小さかったお嬢さんたちもすっかりティーンエイジャーになっていて、一人はもう今年高校卒業。早いねえ。

ワイメアはオアフ島随一のきれいなビーチのひとつ。

秋から冬の間は大波が打ち寄せるビッグウェイブ・サーフィンの聖地だけど、夏場は鏡のように静かで、子どもの海水浴やシュノーケリングにも最適。
砂はノースらしくざらざらと大粒で足に気持ち良い。


この日はちょっと体調が悪くて、広い砂丘のような砂浜を行ったり来たりするのがとても辛かった。


ビキニのお嬢さんたちがせっかく好きなだけ写真を撮らせてくれたというのに、残念でなりません。
 もうちょっとマシな写真が撮りたかったわ。
チアリーダーでモデルの卵でもある彼女たち、ママたちの言うままにポーズをつけてくれるのです。


うちの少年は、念願の岩から飛び降りが好きなだけできて、心から満足したもよう。
何年か前、小学生のときにここから勝手に飛び降りて、しこたま怒られたこともあった。


次に行けるのはいつかなー。

2011/08/03

庭園の舞踏


土曜日にシアトルの日本庭園で開催されたイベント、Wondering & Wandering に行って来ました。いろいろな舞踏と音楽の人が、緑濃い庭園の中にぽつりぽつりと、動く彫刻のように配置された、ファンタスティックな「展覧会」。


入り口を入るとすぐ、緑のカエデの木陰に赤い着物のKaoru さんの舞踏が。

 石の上で舞う人。

 日なたでひっくり返る人。


 藤棚の下にはこんな人。


物陰から、涼しげな不思議な音が響いてくる。銅鑼やチェロを演奏している人もあった。


踊り手と音につられたのか、大きな青サギも舞踏に参加していた。

 素敵な3時間でした。

観ている人の反応も面白かった。

ククイナッツ


ワイオラ・シェイブアイスのすぐ近くにある、「ホノルル・スタジアム・パーク」。
70年代まで、ここに2万人以上収容のスポーツスタジアムがあったそうです。

 今はKukui (ククイ)の樹が繁る平和な公園。


 子どもが自転車やスクーターを乗り回すにはちょうど良い広さなので、うちの少年が小さいときに、良く連れて来ていた。その頃は結構な賑わいだったのだけれど、今回行ったら、ホームレスの人が増えたせいなのか、子どもの姿はあまりなくてがらんとしてた。私たちのほかには、自転車で来ていたこの子ども達が4人くらいで遊んでいただけ。



ククイの花。初夏になると白い若葉がよく目立つ美しい樹で、ハワイでは山や公園や、いたるところにある。アラモアナ・ショッピングセンターの中庭にも植えられてます!

花と実が同時につく、多産な木。



 Hちゃんがククイの実を割って見せてくれました。

ククイは、バナナやタロと同じく、ポリネシア人が移住するときに運んで来た「カヌー植物」のひとつなのだそうだ。

ククイというと黒く磨いた実のレイが思い浮かぶけれど、実には油分がたくさん含まれていて、灯火や薬に使われた重要な日用材だったそうです。
最近はオイルが美容に使われたりするとか。今でも特別な植物のひとつで、ハワイの「州の木」にも選ばれています。

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2011/08/02

ワイオラのシェイブアイスとハワイアンディナー


ホノルルはMoiliili (モイリイリ)のWaiola Shave ice store で、懐かしい友人と集合。

ワイオラ・ストアのシェイブアイス(shaved ice ではなくて「shave ice」。世界に通じるハワイアン英語です!)は絶対、ワールドクラスのおいしさ。

ムッシューAはレインボウ、マダムAは「あずきボウル」
 
ふつうのシェイブアイスのガリガリした氷じゃなく、ふんわり薄く削いだ氷に、特製シロップと、お好みで練乳、モチ、アズキものせてくれる、由緒正しいかき氷のテイスト。右のマダムAが食べているのが、モチ入り、アズキ練乳たっぷりの、特製「アズキボウル」です。

週末はいつも行列で、ビーチ帰りの水着の人もいっぱい。いつの間にできたのか、ゆるキャラ、シェイブアイス君人形も登場してました。

抹茶練乳!! うまいっ!

グリーンティのシロップは自家製だと思われる、間違いない濃い抹茶味。練乳をかけてもらいました。アズキを追加すればオーセンティックな宇治金時だって出来ちゃうのですよ!



この辺は昔、ハワイのほかの多くの地域と同様、かなり色濃く日系人町だったそうで、このお店もその名残りのひとつ。このすぐ近くに日本文化センターがあって、プランテーション時代の町並みや暮らしが展示されています。とても面白い展示で、おすすめです。

ワイオラストアの経営は今はベトナム人家族に移っていますが、かき氷の伝統はそのまま引き継ぎ、かき氷器も日本から輸入してるそうです。

あんまり変わらないハワイで、めきめき変わっていくのは子どもたち。



 このあとは、皆でハワイアンフーズのお店  Haili's Hawaiian Foods へ。

左上から、ロミロミサーモン、アヒのポキ、ハウピア、ラウラウに、ポイのプレート、という本当にオーセンティックな伝統ハワイアンのお食事。しかも安い。おいしゅうございました!

タロイモをたたいて発酵させた「ポイ」は、少し酸味があってまったりしたゲル状のハワイアンの主食。うちの少年はダメだけど、発酵食品や玄米に馴染んだ日本人には比較的とりつきやすい、素朴な味だと思います。わたしはけっこう好きです。

発酵させればさせるほど酸味が増すのだそうで、「通」は酸っぱくなったのを好むとか。わたしはかすかに酸味があるくらいのが好みです。

食後は「レナーズ」のマラサダという、モイリイリ地域のフルコース。大満足の一日でした。

カイルア湾の朝

朝のカイルアビーチ。
ビーチパークからはずっと外れた、カネオヘの海兵隊基地に近いあたり。


この辺にはめったに観光客も来ないし、カヤックやパラセーリングの人もいない。地元の子どもたちや犬たちが広々した浜を独占している。


あいにくこの朝はどんより雨雲が来ていて、晴れた昼にはソーダ飴のような色になる海が、ノースウェスト色に…(笑)。


沖のほうから雨がやって来るのが見えたので、大急ぎで荷物を仕舞って雨宿り。


ハリケーンでもない限り、ハワイの雨はすぐに乾く。1時間後には青空が登場。

2011/08/01

スーザンさんの家

カイルアで泊まったのは、スーザンさんのおうち。
ウェブで見つけた、住宅街のはずれのB&Bです。

親戚のおうちに泊まりに行ったような3日間でした。至福のハンモック。

2部屋あるのに、一度に2家族には貸さないので、リビングもプールもバスルームも貸し切り。1950年代に建った広い平屋で、道の突き当たりにあって、すぐ隣から野鳥保護区域が広がっているので、とても静かで、いろんな鳥の鳴き声が聞こえる。オアフ島にしては星空もすごく綺麗で、天の川も良く見えた。

Inn Keeper のスーザンさんは、このおうちには1977年から住んでいるそう。子どもたちは皆独立してそれぞれ家庭を持って、東海岸や西海岸に住んでいて「なかなか帰って来ないのよ」とちょっと寂しそうに言っていた。3年前にご主人を亡くして、今はこのB&B経営がホビーなのだとか。

広々した2階建てのデッキも素敵。またホームステイに行きたい。