2020/02/15

世界の終わりに聴きたいやつ



Happy Valentines Dayでした! 

個人的には一切関係ございませんがにゃ。(・д・)チッ

暗くて雨の多い冬だったけど、この金曜日のバレンタインデーは明るくてわりに暖かく、いつの間にか沈丁花やプラムが咲いていて、すっかり春仕様の一日でした。


散歩の途中で出会ったハミングバードちゃん。

拡大。

ニュースをつければ不穏な知らせばかりの春ですが。春は春。

心穏やかに、しかししっかり心の底から怒りを感じつつ、全身全霊で政権交代を祈るよ。
日本もアメリカも。

ウイルスもはやく終息しますように。
  



最近Apple Musicでおすすめされて以来はまっているピアニスト、ヴィキングル・オラフソン。

なんだか難しいウイルスかなにかの名前みたいですけど、キラキラした硬い音と内省的で繊細な表現が好きすぎる。

このビデオめっちゃいいです。ツボツボ。
この絶望的に冷たい北欧の色と、『ブラック・ミラー』的な、ディストピアSFのようなミュージックビデオ。

地球にバッハの曲があってよかった、としみじみ思う。

死ぬまで一種類の音楽しか聞けなくなったとしたら、迷わずバッハを選びます。


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4 件のコメント:

  1. 納得の音です。
    でも、この謎の映像はなんなんだろう?SFチックな人物の使い方…。東ワシントンかアイルランドの風景のようにも見えますが。
    パイプオルガンだったら、どういう音になるか頭の中でつい想像してしまう~。

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    1. うふふ、謎の映像。なるほどー、東ワシントンにもありそうですね。アイスランドかなと思ったのですが。
      アイダホ州の南のほうにクレイター・オブ・ザ・ムーン国立公園っていうとこがあって、イエローストーンの帰りにえんえんそこを通ってきたんですけど、そこもこんなかんじの、世界が終わってる風景でした。
      パイプオルガンだとドラマチックになりすぎそう。
      この人、フィリップ・グラスの曲のアルバムも出してて、それもすごくいいです。それこそディストピアSFで使われそうで。

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  2. アイスランドかもですね。あそこは荒涼とした風景がどこにでも転がっていそうだ。行ってみたい国の一つです。
    パイプオルガンだと音自体の迫力はありますが、ピアノのようにタッチが音に影響しないので、感情が出にくい面もあります。
    フィリップ・グラスね、納得。

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    1. オラフさん、やっぱりアイスランドの人でしたー!
      フィリップ・グラスの曲ひいてる動画もありました。これたぶん、レイキャビクのHARPAホールだと思います。やっぱりこの色。
      https://www.youtube.com/watch?v=3y4pIYV6yh0
      わたしも行ってみたいですアイスランド。

      そうだった。この曲、古いモノラル録音でオルガンのバージョンを昔よく聴いてたのでした。
      考えたらあれもパイプオルガンだったんですね。
      ピアノよりもほっこりした包みこむような音で、ピアノ版のほうがずっとドラマチックでした…。
      オルガンって、「場」の音楽って感じがします。

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