2016/06/18
政宗と牛タン
仙台に来ています。
今年の3月からスイカが仙台エリアでも使えるようになったそうで、伊達政宗仕様のスイカペンギンちゃんが上野にいた。
「伊達政宗ディスったら生きて帰れないっぽい」とNちゃんに教わったので、とりあえず安全のために伊達政宗本を買ったけどまだ全然読んでない。
初やまびこ!初東北新幹線! 上野駅の地下ホームに来たのは初めてだー。
アメリカにも高速鉄道があったらなあ。
オバマ大統領になってから、ワシントンDC、フロリダ、カリフォルニアなどたしか4箇所くらいの都市に高速鉄道を建設する連邦予算がついたんですよ。建設準備のために会社までできていたのに、計画はすべて!!地方議会とか知事とか共和党に潰されてしまった。
アムトラックみたいな100年前のインフラが列車のすべてだと思っているアメリカ人の全員を新幹線に乗せてあげたい。
駅弁は「深川めし」。お米のお茶「ゆめぴりか茶」がうますぎ。
自販機のお茶の種類も数限りなくあって、どうしたらいいか途方にくれてしまう。
仙台は、小学校の時に一度来たきりです。
けやき並木やイチョウ並木の美しい通りがタテヨコに走っている美しい街です。
ちょっとポートランドを思い出した。 もちろんポートランドほどヒッピーな街ではないけど、オシャレな店やカフェは無尽蔵にある。そして牛タン店も。
ご一緒した翻訳者さんも、「住みたくなる街」だと言ってましたが、同感。
うちのおじいちゃんが仙台出身なのだけど、いったい仙台のどこなのか全く知らない。
父にも母にももっと聞いておけばよかったことがたくさんある。
仙台にも素敵な植木鉢ハウスがたくさんあります。
仙台ではAirbnb利用。城址の近くで、中心街までも歩いて10分くらいの便利なところです。というか、コンパクトな街なんですね。
伊東豊雄氏設計の、せんだいメディアテークを見てきました。
そしてもちろん牛タンっ。目の前でカモクなおじさんが焼いてくれる牛タンのシンプル定食1人前1300円。スープ、麦飯、牛タン、お漬物。
お客が席についたと同時に、注文する前に牛タンを網に並べて焼き始める眼光鋭いおやじさん。うなぎとか他の品目もメニューにあるんだけど、お客が店ののれんをくぐった瞬間に「こいつは間違いなく牛タン」と分かるのに違いない。
ねぎたっぷりのオックステールスープがうまかったです。
2016/06/17
銀座でリベンジ鯵フライ
梅雨の東京で絶賛時差ボケ中ですが、東から西に来る時は、割合に楽です。
むしろ朝5時とかに目が覚めてしまい、何度も寝直すのだけど結局すっかり目が冴えて、7時くらいには起きだしてしまう。健康的な生活になっています。
有楽町の近くで旧友Nちゃんとごはん。
Nちゃんは2年前、モードな人びとが行き交う神宮前の小道にひっそりと隠れている、カレーうどんと揚げ出しナスのおいしい昭和なお店に連れてってくれたのですが、今回もキラキラまばゆい銀座の片隅にある、昭和のままの大衆割烹「三州屋」に連れてってくれました。渋い!
『海街diary』を見て以来、脳裏にこびりついていた鯵フライについにリベンジ。そして最後はマグロ茶漬け!
毎日脳みそが幸せ物質でいっぱいになるほどなにもかも美味しいですが、今回は息子も一緒で外食ばかりなので財布がいくらあっても足りない(恐)。
2016/06/16
神保町の猫の本屋と都会のミニチュアジャングル
東京滞在のある日。予定の合間に数時間空いたので、とりあえず神保町へ。
本屋さんのあまりの多さに、歩いて空気を吸っているだけで賢くなれそうな気がする。
キンドルとiPadの世の中で、まだ紙の本がこれだけ並んでるのを見るのは頼もしい。
日本はいま、空前のねこブームなのだそうです。
猫好き歴◯十年の旧友Nちゃんは、「にわか猫ファンがなにを騒いでおるのか」と批判的でした。
駅の近くの書店にも雑誌『ねこ自身』と『Hanako』のねこ特集が並んでいた! 『ねこ自身』とはいえ、どうやら猫が読むマガジンではなさそうですね。肉球占いって何だよ!
神保町にはネコ本専門店『にゃんこ堂』があるのです。
もとは地味めの堅実な新刊書店だったようですが、「3年前くらいから店の一部をネコ本専門にしたところ、 急に人が集まるようになった」のだと店のおじさまが言ってました。
小さな店内には、猫本の充実ぶりに興奮を隠し切れない猫好きおばちゃんが私を含め3名、さまよっていました。きっと他の2名もにゃんこ堂の名前に惹かれ遠方からはるばるやって来てしまったに違いない。
猫グッズの品揃えは多くはないけどセレクションが秀逸です!
オリジナルトートバッグ買ったった!漱石ねこ先生Tシャツも超欲しかったけど、この次の機会のために我慢しました。
神保町のとある街角。半分ジャングル化している昭和なコーヒーショップが。
東京を歩いていて緑が多いと感じるのは、このように緑に覆われている家やお店が多いからでもある。
これは西東京某所の住宅街。
どこの町内にも必ず1軒は、ぐるりと植木鉢に囲まれたこういうお宅がある。
2016/06/11
空港と便座の使い方
東京に来ています。昨日到着しました。
シアトルタコマ空港のガラス張りの中央ロビーが好きでたまらない。
用がなくても行きたいくらい。セキュリティの列には並びたくないけど。
最近セキュリティの列が長くて大変と聞いてたので、念のために2時間以上前に着くよう早起きして行ったら、「TSA Pre」ラインに行く人にランダムに選んでくれて、なんと5分で通過!!
平日とはいえ、一般の列もいつもよりも短かったようです。最近、セキュリティチェックにあまりにも時間がかかって飛行機に乗り遅れる人が続出のためエアラインからも批判が出ているという話を聞いていたけど、スピードアップに務めてるんでしょうか。
「TSA Pre」ラインだと靴も脱がなくて良いしラップトップPCを出す必要もないし、あの全身くまなく見られる装置にも入らなくて良いので、とても楽です。
米国市民か永住権保持者は5年間有効の85ドルの料金を払うと、あらかじめ怪しい人物でないかどうかを審査して、犯罪歴とかがなければこの「TSAチェック済み」というエクスプレス・レーンを通る資格をくれる。私はこれは米国市民でないとダメなのだと思い込んでいて、今まで申し込んでいなかった。
永住権保持者でも申請できることを、実はついさっき知りました。
去年と今年はけっこう空港を利用して長い行列に並んだので、もっと早く知っておけばよかった。
TSA(運輸保安局)ではもっとたくさんの人が申し込むと思ってそちらに人員を配置する体制を取ったらそうでもなくて、一般のセキュリティチェックの列がますます長大になってしまい、TSAのトップの人がクビになったのだそうです。
いつも心あたたまる、アラスカ航空のおっちゃん飛行機たちの、爽やかな笑顔。
でも今日はアラスカ航空じゃなく、はじめてのエア・カナダで、バンクーバーまではボンバルディアのちっちゃいプロペラ機でした。今回はバンクーバー空港で乗り換えです。
ろくに寝ないで早起きして出てきたのに、「ゲートに空きがないので飛行機が到着できません」という理由で40分の遅れ。シアトルタコマ空港、いろいろ大変ですね。
バンクーバー空港ロビー内のこのカートが素敵すぎ!
バンクーバーに飛行機で行ったのは初めてです。ロビーはまだ一部工事中だったけど、アトリウムがあり、自然光が取り入れられていて、ノースウエストっぽい雰囲気。
バンクーバーから成田はボーイング787でした。これも乗るの初めて。やっと乗れた!
しゅっと上を向いた翼の形が美しいですねー。これはアラスカ上空。
ほかの飛行機よりも窓が大きい。そして手動のシェードの代わりに、ボタンを押すとガラス窓の色が変わるシステム。興奮して何度もボタンを押して息子にたしなめられる。
そして成田空港のトイレでみたピクトグラムが、新鮮でした。
この便座の使い方は、かえって難易度高いと思う。
椅子型便座の使い方って「見れば分かる」ものじゃないんですね!
シアトルタコマ空港のガラス張りの中央ロビーが好きでたまらない。
用がなくても行きたいくらい。セキュリティの列には並びたくないけど。
最近セキュリティの列が長くて大変と聞いてたので、念のために2時間以上前に着くよう早起きして行ったら、「TSA Pre」ラインに行く人にランダムに選んでくれて、なんと5分で通過!!
平日とはいえ、一般の列もいつもよりも短かったようです。最近、セキュリティチェックにあまりにも時間がかかって飛行機に乗り遅れる人が続出のためエアラインからも批判が出ているという話を聞いていたけど、スピードアップに務めてるんでしょうか。
「TSA Pre」ラインだと靴も脱がなくて良いしラップトップPCを出す必要もないし、あの全身くまなく見られる装置にも入らなくて良いので、とても楽です。
米国市民か永住権保持者は5年間有効の85ドルの料金を払うと、あらかじめ怪しい人物でないかどうかを審査して、犯罪歴とかがなければこの「TSAチェック済み」というエクスプレス・レーンを通る資格をくれる。私はこれは米国市民でないとダメなのだと思い込んでいて、今まで申し込んでいなかった。
永住権保持者でも申請できることを、実はついさっき知りました。
去年と今年はけっこう空港を利用して長い行列に並んだので、もっと早く知っておけばよかった。
TSA(運輸保安局)ではもっとたくさんの人が申し込むと思ってそちらに人員を配置する体制を取ったらそうでもなくて、一般のセキュリティチェックの列がますます長大になってしまい、TSAのトップの人がクビになったのだそうです。
いつも心あたたまる、アラスカ航空のおっちゃん飛行機たちの、爽やかな笑顔。
でも今日はアラスカ航空じゃなく、はじめてのエア・カナダで、バンクーバーまではボンバルディアのちっちゃいプロペラ機でした。今回はバンクーバー空港で乗り換えです。
ろくに寝ないで早起きして出てきたのに、「ゲートに空きがないので飛行機が到着できません」という理由で40分の遅れ。シアトルタコマ空港、いろいろ大変ですね。
バンクーバー空港ロビー内のこのカートが素敵すぎ!
バンクーバーに飛行機で行ったのは初めてです。ロビーはまだ一部工事中だったけど、アトリウムがあり、自然光が取り入れられていて、ノースウエストっぽい雰囲気。
バンクーバーから成田はボーイング787でした。これも乗るの初めて。やっと乗れた!
しゅっと上を向いた翼の形が美しいですねー。これはアラスカ上空。
ほかの飛行機よりも窓が大きい。そして手動のシェードの代わりに、ボタンを押すとガラス窓の色が変わるシステム。興奮して何度もボタンを押して息子にたしなめられる。
そして成田空港のトイレでみたピクトグラムが、新鮮でした。
この便座の使い方は、かえって難易度高いと思う。
椅子型便座の使い方って「見れば分かる」ものじゃないんですね!
2016/06/09
辛い水なし鍋
かなり前に行ったシリーズ。
ベルビューのクロスロードにある四川料理店、SPICEDの辛い鍋です。
ここは以前の職場で一緒に働いていた台湾美女が奨めてくれた店。
「DRY POT」というのを頼みました。
<乾いた鍋>とはこれいかに。
本当にスープがなくて、具がてんこ盛りになっていた。
これは、「炒めもの」ではないのか?
豆腐とチキンとねぎ、そして多分、うちの消費量の3年分くらいの赤トウガラシ、さらにハラペーニョ。
やはりスープがなくても鍋なので、下から温める式。
おいしかったです。が、ところどころ強烈に辛味が濃縮されている。とくに豆腐はどんどん辛味を吸い取るので、最後のほうは激辛に。全体に油はきつい。
お客さんの8割以上は中国の人のようでした。ちょっと一瞬、大陸に旅行した気分。
冷蔵ケースの中にお惣菜がはいっててみんなそれを注文してたけど、どんなモノなのかさっぱりわからない。ほかのメニューも色々謎が多くて、つい近所のテーブルをジロジロ見てしまいます。
2016/06/06
チェリー祭り
2016/06/04
近所の例大祭
驚いたことに一時帰国まで1週間を切ってカウントダウンが始まっているというのに準備なんかなんにもできてない上に見計らったように予定外の仕事が降ってくるし、先週3連休でぼーっとしてたら今週はファイナルで課題の提出があるんだったーーーー! メキシコから戻って以来いつにも増してぼーっとしていたので、ここへ来て軽くパニック。ひー。なぜかいつも旅の前には予定がたくさん降ってくる。
そんな朝の癒やしの散歩道。ほんとに一日中座りっぱなしで引きこもりになってしまうので、朝晩一度ずつの散歩を<通勤>として義務づけています。10分でもいいから歩くのだー!
近所は緑が多くてわさわさ茂っている花木に癒される。快晴の日などはこの上なく気持ちの良い季節になりました。
舗道のブロックのスキマになにか異変が。
マイクロな蟻のお祭りでした。
(昆虫嫌いの方ごめんなさい!でもこの写真じゃあんまりなんだかわかんないですね)
蟻の世界でいったい何が起こっているのか、ここだけじゃなく近所中あちこちで蟻が湧いていました。
蟻たちの年に一度、いやもしかして一生に一度の祭りなのか。
この間TEDだかRadio Labだかで、ショウジョウバエの脳内物質の研究をしている人の話を聞いた。ハエの脳内物質も人間のとほとんど同じなんだそうです。ドーパミンとか。
ドーパミンてハエの10分の1くらいの大きさかと思ってたよ…。
蟻たちもこうやってわーわー集まっている時には、神輿を担いで喧嘩するいなせな兄ちゃんたちのように脳内物質が爆発しているのでしょうか。
ヤマボウシ(dogwood)もまだまだ咲いてます。
登録:
投稿 (Atom)