(カスケードループその5、最後です)
コロンビア川沿いに南にくだってきて、Wenatchee で川とわかれて東行きの州道2号に乗ります。
ここからまっすぐ東へシアトルまでが「ループ」の下半分。再びカスケード山脈を越えていく森の中の道。
Wenatcheeの街中でみた、スーパーの看板。ミッドセンチュリー風で可愛い!!
昔からのデザインを塗りなおして大事に使ってるんでしょうね。
「ホームブルーイング 用の穀物あります」って、自家製ビール作りがはやってるようです。
スティーブンス・パスを越えていく州道2号沿いの観光地といえばLeavenworth。
なんということのない山の中の田舎町だったのを、60年代、町おこしのためにメインストリートの建物をドイツ・バイエルン風に改装して「なんちゃってドイツ村」に変身したところ、背景のアルプス風山並みも手伝って大当たり。ワシントン州の人気観光地のひとつに急成長したというサクセスストーリーの町です。
全米チェーン店もみんな頑張ってバイエルン風の装いにしてる。セーフウェイも壁画つき。
ガソリンスタンドとサブウェイも手彫りの木の看板、エーデルワイスつき。
もちろんマックもバイエルン仕様の木彫りだった!
壁画と屋根がバイエルン。
レベンワースに行くとつい、あちこちのディテールに烈しくつっこみを入れたくなってしまうのですが、地元発手作りのテーマパークという感じがにじみ出ていて、ほほえましくないこともない。
日曜日でドイツ村のメインストリートは大混雑だったので、町の中には入らず、マックで飲み物だけ買って素通りしました。
歩道にはバイエルンの踊りの人が。週末にはメインストリートの会場でドイツの踊りをやっているようです。
マックにも、半ズボンの衣装を着たお兄ちゃんが汗だくでやってきてマックシェイクを注文していた。
このあたりは山の中だけど盆地だからけっこう暑い。
シアトルよりもずっと暑いです。
一度真夏に来たとき、気温が40度近く、久々にぐったりするような暑さを感じたのですが、その中で半ズボンの人びとが飛んだり跳ねたりしながら踊っていたのに感心したものでした。
帰り道、prunusさんのブログで紹介されていたSultan のベーカリーで食事して帰りました。ほんとにがっつりサイズでした!