2019/07/24
時給にびっくり&ポテトにはアイスクリーム
シアトルのアイコニックなハンバーガーチェーン、Dick's Drive In。
映画『The Founder』(邦題は「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」)の、マイケル・キートン演じるビジネスマンに乗っ取られる前の初期マクドナルドみたいな、昔ながらのシンプルなハンバーガーショップです。
あの映画でマイケル・キートンが売り歩いてたような、ミルクシェイクをいくつも同時に作れるハンドミキサーがあって、もちろん粉末じゃなくてちゃんとしたアイスクリームでシェイクを作ってます。
「味は1954年から変わってませんよ」と袋にも自慢されている。
メニューはとてもシンプルで、バーガー4種類(バーガー、チーズバーガー、レタスをはさんだ「スペシャル」、パティを2枚かさねた「デラックス」)とポテトフライ、アイスクリーム、シェイク、その他飲みもの。それだけ。
ポテトもワンサイズのみで、徹底的にシンプル。
さすがにアイスクリームは大中小あり。サンデーもあり。デザートのほうにマンパワーの比重がかかっているなー。
チーズバーガーは2ドル。ポテトが2ドル5セント。サンデー2ドル70セント。
日本みたいに季節限定メニューとかそういう発想は皆無。
一度定番が決まったら、いつ行っても(65年たっても!)同じものが同じように出てくるという頑固なまでの単純さが、アメリカっぽくて好きです。
ていうか、働く側にとってかんたんで、注文を間違えずさくさく仕事をすすめられるという利点が追求されているんだと思われる。
だいたいいつ行っても、一日中お客さんがほぼ途切れないで並んでる。
これはだいぶ前に撮った写真ですが。
シアトル市内に4店舗、郊外に3店舗。午前2時までやってます。
そして今日、注文カウンターのところに貼ってあった求人告知にびっくりしました。
時給、17ドルからスタートだって!
さらに医療保険はすべて会社もち、学費とチャイルドケアの援助あり、401K(個人年金)に50%マッチだって。ディックスで仕事しようかしらって、一瞬ガチで考えた。
先日、日本のクライアントさんに、シアトルの最低時給が15ドルに上がったんですよって話したら、すごくびっくりされてたのですが、ハンバーガーショップの時給が17ドルって、日本だったら店長クラスでもあんまりないのでは。たしかにシアトルの物価は高いんだけど、それにしても日本の時給って激安すぎる…。
TownWorkのサイトで見たら、東京都の平均時給が1141円ですってよ。涙でる。
Dick'sのサイトを見たら、場所によって違ってて、全店舗15ドルが基本給で、市内の店はそれに2ドル増し、ダウンタウン中心部の店舗は3ドル増しなんだそうだ。
バーガーショップで時給18ドルだよ!
ときどき、無性に食べたくなるジャンクフード。
年に2回くらい突然食べたくなるのが、アメリカンなチーズとピクルスとケチャップがはさんである薄っぺらいチーズバーガーと、そしてアイスクリームにディップしたフレンチフライ。
ええ、バニラアイスクリームのサンデーにポテトを投入して食べるのが好きなんです。
友人には嫌な顔をされることが多いけど、この塩味ポテトとバニラとチョコのくみあわせがジャンクで最高。
ケチャップなんかつけて食べるより、ポテトにはアイスクリームですよ。
そしておともにはブラックコーヒー。
海辺で食べようとゴールデン・ガーデンズ公園に行ったら、寒かった。
毛布にくるまってアイスクリームポテトを食べるの巻でした。
2018/06/25
コロッケ未遂
京成線の立石という駅の駅前にたいへん美味しい肉やさんのコロッケ&メンチカツがあるというので、なおみ先生とわざわざ電車に乗ってコロッケを買いに行きました。
が、お休みだった。
朝からコロッケに向けて調整をしていただけに、二人とも大きなかなしみを味わった。
コロッケの不在をたこ焼き大ちゃんで埋める。
美味しかったです。でもアツアツで、一気に食べると口のなかが大変なことに。
通過するちょっとやさぐれた猫たちや、謎のおじさんたちを見ながら公園でたこ焼きを食べる。
立石の商店街はめっちゃ寂れている。
都内で、スカイツリーから数駅で、成田にも羽田にも一本で行けるという立地なのに。
レタリングがかわいい洋品店「ダイマル」。
育児用乳製品の店も人形焼支店も、定休日ではなくて売店舗。
育児用乳製品の店のシャッターはすごく素敵なテクスチャーです。
コロッケだけじゃなくてなんかもうちょっとこうなんとかならないのかねえ、とまったく他人事ながらやきもきしてしまう。なかなか素敵な佇まいの商店街なのに。
駅前は再開発される予定で土地の買い上げが進行中。
2015/06/17
レトロなバーガーマスター
シアトルって、というよりアメリカの人って、ほんとに古い看板とか建物が好きだなあと思う。
この「Burgermaster」のウシの看板も、1952年創業のときからまったくそのままって感じです。
この「DINE」の筆記体ふうの書体が素敵。
シアトルに2店、カークランドに1店、あと近郊に2店がある地元の小チェーンのハンバーガやさんで、車をこのパーキングに停めて、車の中で食べられますというのが売り。
注文が決まったらヘッドライトをつけておくと、ウェイトレスのおばちゃま(またはおねえさんかお兄さんの場合もあるけど、たいていおばちゃん。はいはい私よりは若いですけどね)が注文をとりにきてくれます。
ローラースケートは履いてないけど『アメリカン・グラフィティ』みたいですね。
『マッドメン』のベティがキャデラック(だったかどうか忘れたけど)で乗り付けてもまったく違和感ないと思う。
窓のよこっちょのところにひょっと引っ掛ける式のトレイを持ってきてくれます。
バーガーの写真は撮り忘れた。こちらでー。
味はふつうのバーガーで、シェイクもいろいろあります。
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