2020/01/06

謹賀新年 シアトル高野山と椿大神社とおせち


あけましておめでとうございます。もうとっくにあけてましたね。

年末とお正月はぼちぼち仕事をしつつ、CT夫妻とお雑煮をたべたり、お寺にいったり神社にいったり映画をみたりしてました。

またもうひとつ、なにごともない新年が迎えられて嬉しい限りです。
今年も平和でありますように。


大晦日はここ数年来恒例にしてるとおり、シアトル高野山のお護摩で年越し。

そしてうちの母がこのお正月に13回忌。日本に行って法要したかったんですが果たせなかったので、年末にふと、そうだ高野山でお経を上げていただけないかしら、と思ってお尋ねしてみると快諾していただけ、お正月3日の命日に法要ができました。

うちの実家は真言宗ではないけれど、宗派問わずに法要してくださるそうです。

昨年末にいまごろようやく司馬遼太郎『空海の風景』を読了して、現在空前の空海さんブームが個人的に到来中。
法要のときのメインのお経も、やはり『理趣経』でした。



そして元日のあさ、CT夫妻といっしょに椿大神社へ。

シアトルから北へ小一時間のグラナイトフォールズという小さな山ふところの町のはずれにある神社です。

存在は前から聞いてましたが、行ったのははじめて。

川のほとり、レインフォレストの中にある、とっても素敵な神社でびっくり。


金のしめ縄が巻かれた、とてつもなく存在感のある木。
レインフォレストなのでとにかく苔がものすごく繁茂していて、90年代初めに建てられた比較的あたらしい神社にもかかわらず、すでに「神さびた」風情があります。

伊勢国一之宮の椿大神社の分社です。
…ということはつい最近知ったばかり。

おととし、伊勢の帰りにこの本宮を訪ねたのですが、ちょっと思い残すことがあったので、ここに分社があってほんとに嬉しい。

自然の中にあるからか、なんとなく、吉野の山のなかの古い神社のような雰囲気があるのです。伊勢国の空気というべきなのか。深山幽谷の空気です。


元日は初詣の人でとても混んでいて、しかも日本人よりもふつうの地元のアメリカ人が多かったのにもびっくりでした。日本の人は2割か3割くらいな感じ。


シアトルに戻って、よっぴー夫妻もご一緒に、CT夫妻宅で新年のごちそう。
よっぴーさん作の伊達巻にCTちゃん作の海老甘煮。みんなちゃんとお正月やってるのな!
わたしはお雑煮つくっただけ。


今年もとても良いお正月が迎えられて幸せでござる。

新年そうそうきなくさいですが。
ほんとうに、皆様にとってもこの国にとっても世界にとっても良い年でありますように。
 

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