2011/06/21

デコ車の祭典


Fremont Fair のつづきです。

屋台が並ぶ会場の真ん中へんにあった、「Seattle Art Cars Blowout」の展示。

念入りにデコレーションをした「アートカー」が集まる、毎年恒例の展覧会。カリフォルニアのナンバープレートをつけた車もあったから、西海岸中からデコ車が集まるもよう。


お正月飾り、じゃなくてシーフード海の生物カー。


入れ歯カー。

ピンクフラミンゴカー

 りすカー。
みんなこれで公道を走って来たんですね……。

なんといっても一番すごかったのがこれ、カリフォルニアナンバーの荷車カー。
良くお父さんが小さなこどもを載せて引っ張っている、クラシックなRadio Flyer のワゴンそのまんまの デザインで、ちゃんとエンジンが中におさまっている。
これでハイウェイを通って来たのか、気になるところ。

裸のサイクリストのボディペインティングに負けず劣らずの、ホンキな車ぞろいでした。痛車なんか目じゃありませんよ。


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2011/06/20

夏至祭りの犬パレード

週末は隣町 Fremont(フリーモント)で 夏のお祭りFremont Fair があった。
夏至の日に近い週末に毎年2日間開催される。

ほんとは第1日目、土曜日のパレードを見に行こうと思ってたのだけど、あいにくの雨だったので予定変更。

素晴らしく念のいったボディペインティングをした素っ裸のサイクリスト達が先導するので有名な、フリーモントらしいラディカルなパレード。ボディペインティングって雨で流れちゃわないのか他人事ながら心配だったけど、全然そんなことはなく、参加者は雨にもめげずパレードを敢行したようでした。どんな塗料を使ってるのでしょうか。
こちらに写真が。18禁になってますので自己責任でよろしく(笑)。パレードを見る分にはコドモ立ち入り禁止ではないようです。来年は行ってみよう(決)。


で日曜日、もっとおとなしいPuppy Parade を見てきました。
パピーパレードといっても、老犬でも参加してよし。大中小と大きさ別に、いろんなわんこが参加する。


小型の部



大型の部

コスチュームをつけた犬もたくさんいたのだけれど、半分くらいの地点でほとんど脱げてしまっていた。


これは脱ぎたくても脱げないアイスクリームドッグ。これいつまでやるんすか、マジっすか、て顔でした。

もちろん食べ物屋さんやクラフト屋さんもたくさん出ている。石竃ピザを食べました。
ここで焼きそばとたこ焼き屋台をやったら絶対売れると思うんだけどなー。
誰かいかが?

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2011/06/19

SODOの踏切


またもどんより曇り空、肌寒い雨模様の週末でした。夏至なのに。


土曜日に通ったSODO 地区。 South of Downtown (ダウンタウンの南側)なのでSODO。そのまんまですね。
 クエストフィールドとマリナーズのスタジアム、セフコ・フィールドの南側の地区で、倉庫や工場が並ぶインダストリアルな地区。スタバの本社もここにあります。

2年前に開通した、ダウンタウンから空港までのライトレール電車がここを通っている。


歩行者用の「踏切り」は、通行する人が手動でこのゲートを開けて通る方式。
渡る前に『両側を良く確認』としっかり描いてある。きわめて自己責任なシステムです。

この脇は車道になってて、ゲートが下りてくるでもなく、電車が通るときは単に赤信号がつくのみ。この踏切を使わなくても実はすぐ横の車道を通って渡れるw。
まあライトレールは路面電車のようなものなので、これで充分なのでしょうか。

ライトレール、今度のってみようかな。(乗り物好き)


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2011/06/18

ニホンマチのティールーム


インターナショナル・ディストリクトの坂道の途中にひっそりと隠れているカフェ、「Panama Hotel Tea House 」( パナマ・ホテル・ティーハウス)。


戦前まで、この一帯は日本町(ニホンマチ)と呼ばれていて、日系人経営のお店やホテルがびっしり並び、賑わっていたそうです。

第二次大戦中、日系人は家族ともども収容所(「リロケーション・センター」という名称だったそうだけど収容所)に連行されてしまい、ニホンマチは消滅してしまった。戦後、シアトルに帰って来たのはほんの一握りの人々だったそうです。


このカフェは当時のホテルだった建物をそのまま残してあって、壁には昔のニホンマチの写真や、当時の地図などがある。
収容所には身の回りのものを詰めた鞄ひとつくらいしか持っていくことができなかったので、連れて行かれたひとたちが置いていった荷物がまだここの地下に残されているそうです。


 映画『ヒマラヤ杉に降る雪』も、シアトル近郊の日系農家が題材でした。

収容所に家族ともども連行されていくイチゴ農家の娘を工藤由貴がが演じていました。白人の恋人と引き離され、収容所で二世の青年と結婚して、戦後農地に戻ってくるのですが、夫が殺人の疑いで起訴されるというストーリー。

ノースウェストの暗いしっとり感が溢れる映画でした。古い写真を見ていたら、映画のパレード(いちご祭りのパレード)のシーンを思い出しました。


お茶の種類も豊富です。たまにTokaraさんの和菓子も置いてあります。
奥の間は広くて、ちょっと古い家の匂いがする。

知り合いのおばさんの家に遊びに来た感じ。 Wi-Fi も使えて、長居しても大丈夫。

ここの地下には、昔の銭湯がそのまま保存されていて、見学させてくれるそうです。
オーナーのJan さんによると、不定期開催なので、メールで問い合わせてくださいとのことでした。


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2011/06/15

シアトルの日本庭園

残念ながら息子のチームはトーナメント決勝戦に進まず、 快晴の日曜日がぽっかり空いたので、Japanese Garden に行ってきました。

ワシントン大学の近く、ワシントン湖沿いにある広い広いWashington Park Arboretum (ワシントンパーク植物園)の一画にあって、植物園のほうは無料だけど、この庭園だけは有料。大人6ドル、年間パス20ドルです。

1960年に日本の造園家を招いて造ったという本格的な回遊式庭園で、お茶室もあり。
お茶室では月いちくらいで、一般向けのお茶会デモンストレーションを開催しているようです。

 藤とアヤメ(iris) が超満開でした。黄色のアイリスが水に映って綺麗。


 池には鯉もたくさん。入り口で鯉のえさ1ドルも売ってます。
重ね鯉。


 そしてこんな人も…  ↓
( 拡大するとちょっと気持ち悪いので小さくしてみました)


モミジの木もたくさん。秋の紅葉の頃にまたぜひ行ってみたい。



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マロニエ通りとウィステリア

 
もうそろそろ終わりだけど、藤の花があちこちで満開だった。


ほんとに華麗な配色ですね。

この辺のおうちでも、よく小さな藤棚や門の上に這わせてあるのを見かける。
英語名は Wisteria。て聞くと、『デスパレートな妻たち』を思い出す。
あの郊外住宅街の名前が「ウィステリア・レーン」だった、たしか。

 グリーンレイク付近のおうち。


桐の花のように上を向いた大きな白い花房をたくさんつけていた、葉の大きな街路樹はなんだろうと思っていたら、「セイヨウトチノキ/common horse chestnut/マロニエ」のようです。 これがマロニエだったのか! 


こんな花です。先週はこれがはらはらと落ちていた。

うちの近くの通りはマロニエ通りだったのねー。パリの香りだw!

実は食べられるそうなので、秋になったら見にいこう。


今日の接近遭遇 。
このあとキャティア(猫)ちゃんに「なにすんのよ!ペシッ」と鼻パンチされるなど。



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2011/06/14

ハコヤナギの雪とトーナメント


週末はPuyallup(ピュアラップ)でコドモのサッカーのトーナメントでした。
近くにはヤギ牧場もある、のどかな風景の中の試合。

シアトル市内のフィールドはほとんどが turf  (人工芝。キッズサッカー界?だけかもしれないけど、このへんで「turf 」というと artificial turf のことで、普通の芝生のグランドは「glass field」と呼ばれている)。今回は久々に芝生のグランドでした。やっぱり自然の緑は目に優しい。


 ハワイでは人工芝グランドはなくて、雨が降ると赤土で白いパンツが真っ赤になったものでした。息子チームのジャージはよりによって上下とも白で、ほかのお母さんといつも洗濯のことでブツブツ文句を言い合っていました…。

人工芝はゴムが敷いてあるので、熱帯では熱くなりすぎるのかもしれません。


この写真で(うちの息子は写ってないんですが)、白いものが舞っているのが見えるでしょうか。
ポプラのファミリーの樹の綿毛が風に乗って、雪みたいにふわふわ飛んでいました。

吸い込んだらどこかに詰まらないか心配になるくらい。



ポプラのファミリーは多いようだけど、いま綿を飛ばしてるのは名前もそのまんまのCottonwood /ハヒロハコヤナギという種類(これにも色々細かい種類はあるようです)のようです。
ダウンタウンでも先日目撃↑。
ハヒロハコヤナギってどんな樹だろう、と子どものとき、ローラ・インガルスの物語を読んで思ったものだった。ポプラだったんですね。


この写真でも、真ん中へんに白いヒトダマのように写りこんじゃってます。
これはフィールドのすぐ横にあった古い納屋。




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