2018/02/24
雪とドーナツ
シアトルはまた水曜日に雪が降りました。今日もすこし小雪がちらついていて、気温は2度C。
まぢでさむいです。
いつかアラスカか南極に行く時のために何年か前に買った白いダウンのロングコートを近所の散歩に使えて嬉しい。
めったに出番のないスノーブーツも今日は活躍。
グッドウィルの掘り出しものがプロ級のKちゃんが、こんどはミニドーナツの型をみつけてきて、ベイクドドーナツをつくってくれました。午後の癒やし。
いろいろ書きたいネタがあるけど体力がありません。
今日はとりあえず寝る〜。
2018/02/22
今週のトレーダージョーズさん:困ったときの冷凍ごはん
先月末からちょっと冗談じゃないくらい忙しかったので、息子に「トレジョで冷凍食品を買ってくるように。もしくはがっつりとご飯を作ってくれても可」というオーダーを出しました。そしたら冷凍ライスがやってきた。
ジャパニーズスタイル・フライドライスは、うちのヘビーローテーション。
トレジョの冷凍食品といえばこれというくらい大活躍。
だって枝豆もひじきもはいってるし、冷凍ご飯なのにいいことした気分になりますよ。
とてもアメリカンスーパーの製品とはおもえない出来。
焼き海苔をつけたら変な絵になっちゃった。
左はゴールデンビーツ&山羊チーズ。
こちらはごはんでなくカリフラワーライス。ポクポクしてておいしい。
これはリピありです。
息子が放置可能な年でよかった。
家でフリーランスの仕事しててワンオペで小さい子どものいる人はほんと尊敬する。
わたしのようなずさんな性格では、子どもが学齢期だったら絶対無理だったと思う。
いろいろホイホイと抱え込みすぎなのでもあるけど。
2018/02/21
ラマーちゃん
今学期は美術史と大気科学の授業をとってます。
美術史はけっこうヘビーです。お題は
Art/ Identity Politics: Issues of Representations in Contemporary Art
という。自分の取っているクラスの名前なのに長すぎて覚えきれていない。いま、これをタイプするのに3回見直した。スペル間違ってるかも。だめすぎる。
60年代以降のIdentity Politicとコンテンポラリーアートの関係をカバーしていて、フェミニズム、ブラックアメリカン、LGBTQのアーティストを見てます。
70年代フェミニズムのアートもまじ面白かったんだけど、先週はブラックアメリカンのアート&アイデンティティポリティクスについてのレポートをちょうど書いてました。
で、たまたま2日前くらいに今さらながらグラミー賞のケンドリック・ラマーのパフォーマンスをYouTubeで見て、個人的にタイムリーすぎたこともあり鳥肌たった。
すごいわ。
アメリカの旗が約束しているものとその落差など。
アメリカの旗を題材としているブラックアーティストは、たとえば
差別用語と「氏ね」という文字が隠されているFaith RInggoldさんの「The flag for the Moon」(1969年)。
おなじくFaithRinggoldさんの「The Flag is Bleeding」(1997年)。
David Hammonsさんの、実際の事件をベースにした「Injustice Case」(1970年)。
など。
公民権運動から半世紀以上たっても、解決されていない問題は山積みです。
ボノも登場してました。
そしてデイヴ・シャペールも一言コメントで登場!
「正直にモノをいうブラックマンをテレビで見るより恐いことはなんだか知ってるかい?
正直にモノをいうブラックマンでいることだよ」
Netflixのショウはまだ見てないんです!すんごいギャラで契約したそうですけど。
完全復活したのか。
この人ずっと前から思うんだけど松本人志に似てません?
このパフォーマンスはほんとにすごかった。多分わたし半分もちゃんと理解してないけどね。
仕事しながらは聴けないけど、ケンドリック・ラマーちゃん、こんどちゃんと正座して聴きます。
2018/02/19
朝のうまうまポップアップ
寒ぅ。お天気だけど寒いっす。
て、家から出ないわたくしが言うのもなんですけど。
今日は昼間でも2度Cくらいだったようです。
夕方、近くのスーパーまで歩いたら 、耳が凍りそうだった。
今日は三日月。ずっとお天気悪かったので、久しぶりに見る月。
きのうは予報どおり、少しだけ雪が降りました。ぜんぜん積もらなかったけど。
とある朝。Kちゃんが「ポップアップ」という小さなパンを焼いてくれました。
スコーンでもビスケットでもなく、「ポップアップ」。
はじめて知った。
レシピはたとえばこんなです。
材料は小麦粉と卵とバターと牛乳だけの、ごくシンプルなパンだけど、これがびっくりするほど軽くておいしい。
ブリオッシュくらいの大きさだけど、クロワッサンみたいな軽い食感。
この「ポップアップ」専用のちっこい焼型が、カリっと焼けるうまさの秘密らしい。
一番小さいマフィン型くらい小さくて、かなり深さがあるので、タネがにょーんと上に伸びてきて、このようにきのこ型に膨らむようです。
この焼型は、Kちゃんが近所のグッドウィルで発見した掘り出しもの。
しっかり厚手でしかもかわいい。ずっと探してたのが3ドルくらいで売ってたそうです。
Kちゃんも相当のグッドウィルハンターなのだった。
2018/02/18
王子様たちとあの髪型。
久しぶりの快晴でした。気持ちの良い一日。
15分しか外に出なかったけど、近所散歩を楽しみました。
もうプラム?やスノードロップの花が咲いてたり、水仙の芽が出てたり。
シアトルはもはや早春です。
でも明日は雪の予報。ほんとに降るのかしら。
しかし相変わらずバタバタです。
11月くらいからあんまりヒマがない気がするんだけど、そのわりに一向に大金持ちになっていないのはなぜなんでしょうか。
でも忙しい忙しいと思っているわりに、ログを調べてみると4時間しか働いてなかったりする。
もしかして自分では働いてると思っている間、宇宙人に誘拐されているか脳をのっとられているのかもしれません。
羽生くんのショートプログラムはライブで見逃したけど昨日の演技は観ました!
金銀めでたい!
前回のオリンピックも観たはずなのにまったく覚えてなかった。
「結弦くん見るの初めてかも」なんて思ったけどちゃんとソチ五輪も観てたよ、自分w
ほんとにこの記憶力の悪さには驚くべきものがある。
思わずYouTubeで4年前の見直しちゃった。そういえばこのお衣装にも見覚えが。
4年前はまだ少しあどけない感じだったけど、今回は貫禄ありましたね!
結弦くん、わかるー、おばちゃんたちが熱狂するのもわかるわー。おばちゃんたちだけじゃないかもしれないけどNBCで熱狂おばちゃんファンクラブの様子がフィーチャーされてましたよ。
なんかアニメに出てくる魔法使い的なキャラクターみたいだねえ。
かっこよかったー。
結弦くんは「ゆず」つながりで親近感がわくわ。うふ。
出てきただけですんごいオーラがあるの、あれってなんなんでしょうね。
AIがこのオーラを解析できるようになるまでにはまだ当分かかるだろうな。
銀メダルの「昌磨くん」も、ジャニーズっぽい感じのいまどきのボーイズですね。
髪型キレイにメッシュがはいってたなあ。自分でスタイリングするのかなあ。コーチかな。
でもどうしてあんなに胸もとはだけてるんだ。ホストか。でもかわいい。
うわー日本のフィギュアスケート界が進化しておる!と、浦島おばちゃんは感慨にふけった。
銅メダルのスペイン人も濃くてイケメンだった。
男子フィギュアスケートのひとはみんなキャラが濃いな。
いいものを見せていただきました。
そして解説のジョニー・ウィアーちゃんの髪型アンドファッション!
あちこちで『ハンガー・ゲーム』といわれているこの二人がこれからも楽しみすぎる。
ジョニーの解説はもっとキャピキャピなのかとおもったら意外に真面目で別人かと思ったw
女子フィギュアも誰が出てるかぜんぜん知らないけど見る!
ニューヨーク・タイムズの、タラちゃんとジョニーちゃんがお衣装を選んでるビデオがあってすごく見応えがありますwwww
ケバすぎる二人。ジョニーちゃん大好き。
2018/02/14
半魚人ラブ
『The Shape of Water』を観てきました。
おもしろかったー。
冒頭の水中シーンからむちゃくちゃ引き込まれます。
湿った色がキレイ。深いグリーンの映画。緑色がこれでもかと出てくる。
そして鮮やかな血の色。
ギレルモ・デル・トロ監督の映画は『パンズ・ラビリンス』しか観てない。
『パンズ・ラビリンス』はすごく印象に残ったけど、残虐場面がトラウマになった映画でもあった。 記憶からほとんど消去してしまったようであまり覚えていないのです。
この半魚人映画も、『パンズ・ラビリンス』ほどではないけど、暴力がしつこくねっとりと描かれてます。
1960年代のアメリカの暴力と性。 権力を持つ白人男性の。
そしてイノセントな被害者たち。ろうあ女性。黒人女性。猫と暮らす老人。そして人間でさえない半魚人という超マイノリティな地味なひとびと。
しかしかれらはイノセントななりに、生命力が強い。
半魚人映画ですけどPG13ではありません。
半魚人超うける。きもかわいい。
日本でこの半魚人は愛されるのでしょうか。
日本では3月公開ですね。邦題は『シェイプ・オブ・ウォーター』って、そのままだった。
女性のセクシャリティをこれだけ地味に当たり前に正面から描いた映画ってあんまりなかった気がする。そうでもない?
2018/02/11
山の無料スノーシューツアー
タホマ山またの名をレーニア山の、スノーシューツアーに行ってきました。
パラダイスのビジターセンター。
数年前の1月に行ったときは、ゲートのところからかなり雪が積もっていてチェーンなしでは公園内に入れてもらえなかったのですが、今年は雪が少ないとみえて、パラダイスのビジターセンターまでチェーンなしでオッケーでした。とはいえところどころ凍ってはいるしうねうね山道なので、トラクションタイヤがマスト。
ハワイから乗ってるうちの子はちょっと年老いてきてあちこち心配なので、ジェニファーちゃんの4WDにのせてってもらいました。
ビジターセンター付近の積雪は12フィート(360センチ)くらいだそうです。
週末は1日2回、パークレンジャーが引率してくれる無料のスノーシューツアーがあります。スノーシューも無料で貸してくれますよー。(ポールの貸出しはなし。)
左側のラケットみたいなのは、旧式のスノーシューなのだそうだ。
このラケットみたいなやつもちょっと魅力的ですね。
しかし、ツアー参加者はみな、新型スノーシューを利用。
2時間のツアーは、ところどころで5回くらい止まりながら、地形や氷河について、冬山のいきものたちについて、積雪量について、それに温暖化の影響で積雪が減り降雨量が多くなっていること、そうすると将来は農業に多大な影響がでると思われていることなどまで、レンジャーさんの充実したレクチャーつきでした。
あいにく霧がかかっていて山は見えませんでしたが、それはそれで趣きのある雪山歩きが楽しめました。
しばらく新雪が降ってないらしく、みためはふかふかだけど実はコチコチで、けっこう凍ってるところもあった。
スノーシュー歩きは初めてですが、楽ちんで楽しかった!
スキーとはまた違う楽しみがありますね。
しかし、レンジャーさんによると、つい数日前にも、小川の上に積もっている雪だまりを踏み抜いて首まで水に浸かってしまったハイカーさんがいたそうです。その人は幸い流されることなく自力で脱出できたそうですが、雪の下に流されちゃうと春までそのまま発見されないこともあるそうな。
なので、マーキングのあるトレイルを外れないでね!と念をおしてました。
パラダイスの標高は1645メートル。もうちょっと寒いかと思ったけど、歩いているとぜんぜん寒さを感じないくらいでした。氷点下すれすれくらいかな。
針葉樹には小さなツララがついていたり、一部だけ樹氷になっていたり。
うさぎやもっと小さな動物のあしあともところどころにありました。
パラダイスでは橇すべりをしてる小さい子もいて超楽しそうだった。
うちの息子もお尻で滑ってました。
ハイキングの間はレーニア山の姿はまるで見えなかったけど、帰り道で、夕日を浴びて神々しい黄金色の姿を見せてくれました。
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