サンフランシスコ空港で乗り換え。
ゲートを降りたらいきなり、私の愛するエッグチェアが大量に置かれているではないですか。
こんなにイパーイ。
すごい贅沢~~。 赤いのと茶色いのと、数えなかったけど50個以上はゆうにある。
こんなエッグチェア密集地は世界中ほかにないに違いない。
50年代にデザインされた椅子が21世紀の空港に,、これ以上ないほど気持よく似あっているではないですか。 シャープな建物のなかで、このオーガニックな形がとっても心安らぐ。
若いお母さんが、エッグチェアに子どもを座らせて遊具のようにぐるぐる回して楽しそうに遊んでいた。
その向かいあたりから何か柔らかい音がするなと思ったら、木琴のような木の遊具がある子どものスペースだった。このスペースもとてもオーガニックな色と形(音や触感も)。
このターミナルはまだオープンして間もないようです。トイレもエコ・フレンドリーで、入っている店も気がきいたセレクション(オーガニックカフェ、ギャラリーショップ、地元産の食品を集めたワインマーケット、フローズンヨーグルト…。なんでも高いけど)。隅々までデザインが行き届いている。
空港って気が滅入る雰囲気のことが多いけれど、ここはもう少しゆっくりしていきたいくらいの感じでした。 もちろんフリーWiFi 完備で、電源つきのワークデスクもあります。
サンフランシスコはお金の匂いがする。
行き交う人々もシアトルより何割かパリっとしていて、なんだかどこか張り切っている人が多い。
みんな、早口で語尾まではっきり話すのです。フローズンヨーグルト屋さんの兄ちゃんまでも。
ヨーグルト屋さんで前に並んでいたIT業らしい30代くらいの男の人は、ずっと電話でCFOへのプレゼン準備について熱く語っていた。
ここはアメリカの港区なんだなと思いました。
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