メトロポリタン美術館、閉館後は観光客が難民のように群がり、大道芸人がエンターテイメントにやってくる。
メトロポリタンの美しいお尻たち。悲劇の家族のお尻。
くまの家族のお尻。アメリカ館のカフェテリアのところ。
2日連続で、このお尻を眺めながら休憩した。
でもやっぱりナンバーワン美しいお尻はペルセウス。
カレーの市民たち。
大きな手が迫力です。
18世紀のオーストリア製「マンティコアの像」。
ビートたけしに似ておる!
マンティコアってなんだ?とGoogle先生に聞いてみると、
(以下ウィキペディア)
その姿は、体の色は赤く、尾はサソリのそれに似た形状で、そこに毒針があり(毒が無い代わりに矢のように飛び散る24本の棘と数がはっきりしているものや、太い1本というものもある)、それで相手を刺したり相手に槍のように投げつける。3列に並ぶ鋭い牙を持つが、顔と耳は人間に似ている。大きさはライオンぐらいである。走るのが非常に速く、人間を好んで食べる。
…だそうです。ふーん。しかしこのロココのマンティコアは、あまり凶暴そうではないね。
干支の人たち。
そうそう、秦の始皇帝陵で出土した武士たちも来ていました。
展示を見ていると、中国人のおば様から中国語で何か尋ねられ…わかりませんでした。
中国古代の鏡。
美術館は連続2時間が限度かもしれない。それを超過すると、なにかもうどこかがパンパンになって非常に疲れる。
1日半で、いちおう隅から隅まで歩いたものの、エジプトの部屋とかギリシャの部屋とかは文字通り通過しただけ。
モダンアートもアメリカ棟も、さーっと見るくらいの時間しかなかった。
これも有名な、1851年に描かれたロマンチックな絵『デラウェア川を渡るワシントン』。独立戦争の時のジョージ・ワシントンを描いてるやつです。
すんごい巨大な絵だった。今回のニューヨーク旅行では、19世紀のニューヨークの帝国趣味をじっくりとっくり拝見した感じでした。
そしてこちらは1893年にロバート・ブラムさんという画家が描いた『飴屋』。
1890年(明治23年)から1年半日本に滞在したという。
この時代のリアルタイムの記録をカラーで見ることってないので、これはちょっと新鮮で衝撃的でした。
飴細工やさん、わたしは実際見た記憶はないんだけど、うちの母が子どもの頃にはよくお祭りなんかに来てたそうです。
こういうおっさんが、吹きガラスのようにぷぅぷぅ吹いて飴を精巧な形に作るのだとか。
衛生的にはちょっとどうなのよと思うけど。
くらいついて見ている子守の子どもたち、爆睡する赤ん坊、牛丼屋、車屋さん。
うちのお祖母ちゃんもこんな感じで飴屋さんをかぶりつきで見てたのかもー。
こちらはゴヤの絵の一部。
鳥をかぶりつきでみる猫たち。
エル・グレコの部屋。
そういえば、12歳のクローディアは家出中にも「今日はこの部屋のお勉強をしましょう」て、弟と一緒にカテゴリー別に美術の勉強をしてました。
お尻とか猫とか変なケモノを見てよろこんでるおばちゃんとは違いますね。
この飴屋の絵すごいです!シェアして下さってありがとう!私達は動物飴って呼んでました。ウサギを作ってもらった覚えあります。飴屋さんだけではなく、紙芝居のおっちゃん、ポン菓子(ライスクリスピーね)、焼き芋、夜鳴き蕎麦なども近所に頻繁に来ていましたよ。昭和40年代の話です。
返信削除匿名さま、喜んでいただけて嬉しいです。すごいですよねー。この人の明治日本の絵、もっと見てみたい。写真にはないリアルな迫力がありますね。
削除わたしも昭和40年代の記憶があるですが、うちのへんには紙芝居や飴屋はなかったなー。
焼き芋やさんは軽トラで、お豆腐やさんはラッパ吹いて来てました。