2012/11/14

Electoral College


怒濤の選挙からあっという間にまた一週間。シアトルは冷たい雨が降っています。
もう冬ですねー。

選挙の日、オハイオ州をオバマがとったのが確実と報道されると、うちの近所では花火が上がってましたw 独立記念日か! 

 フロリダはやっと土曜に開票が終わって、結局「選挙人」の数でいくと332対206で、オバマの地滑り的勝利ということになりました。

「popular vote」=総得票数、の最終カウントは、 
オバマ 62,610,717 対ロムニー59,136,717
で、3%の差だからまあ僅差になるのでしょうか。

でも2000年のゴア対ブッシュの時のような本当のデッドヒートで、選挙人の数1票でその後の国の運命が変わってしまうというような接戦にならなくて、本当によかった。
12月になっても決まらないんじゃ、なんてことを言ってたのはどこのどいつだ!

接戦だと騒いでいたのはメディアが視聴率をとるための作戦だったんではなんていう意見も聞くくらい、あっさり決まってしまいましたね。
    
2000年の大統領選挙では、総得票数でゴアが50万票近くの差をつけて勝ったはずなのに、ブッシュが選挙人たった1票の差で大統領になってしまった、しかもそれはフロリダのたった537票差で決まってしまった、というのは当時本当にびっくりしたし、そんな変な制度でこの大国の大統領が決まるのか、とひどくショックでした。

 Electoral college =選挙人 というのは、ほんとになんだか良くわからない制度ですが、ようするに、州ごとに割り当てられた「選挙人」の人数が「Winner-take-all (勝ったほうが全部取り)」制でそっくり決まってしまうってこと。(メイン州とネブラスカ州だけは小選挙区ごとに選挙人選出)。

たとえば選挙人10人の州で青党が60%、赤党が40%の得票率だとしたら、ふつう考えたら 6人と4人ずつの選挙人になりそうなものを、全部取りだから10人まるごと、青党がとっちゃうのです。
 
フロリダなら29人、カリフォルニアなら55人の選挙人がそっくり、その州で勝ったほうに行くという、これは何かに似ていませんか? 

そう、「オセロ」。

2000年のときはフロリダ州、48%対48%のほんのコンマ数パーセントの537票が、26人という選挙人全員をパタパタとひっくり返して、共和党のブッシュを大統領にしちゃった。

今回もオバマのキャンペーンが、この「537票」を全面に押し出した「あなたの一票が大切です。だから選挙に行こう」CMを選挙日直前に打ってましたが、本当に一票が貴重な州は、実はそんなにたくさんありません。

だいたい民主党と共和党が強い州はこの数十年というもの、ほぼがっちり決まっていて、たとえばテキサス州やサウスダコタ州で民主党が選挙人をとることは考えにくいし、カリフォルニア州やワシントン州やニューヨーク州で共和党が選挙人をとることも、ほぼ考えられません。

大統領選で問題になるのは、どちらに転ぶか最後までわからない「SWING STATES」(「ぐらぐら州」?wまたは「Battle Ground States(激戦州)」とも)のオハイオ、フロリダ、ヴァージニアなど。この激戦州のオセロがどちらの色になるかで、大統領選挙はきまります。だからこれらの州へのおカネの使われ方は半端ではない。

それが2分でよくわかるビデオがこちら。(NPR作成)



 選挙人の数でアメリカを表現すると、こうなる↑のです。



一票が重い州=一票にかけられるおカネ(選挙の両陣営がつぎ込む広告費)の額が多い州はこちら↑。 


やっと選挙が終わって、とにかくほっとしたけれど、これからの国政を考えると、少しも楽観できる要素はありません。だいたい、アメリカの政治は選挙におカネとアテンションを使い過ぎなんだよ!と本当に思うこのごろ。

大統領選挙って、貴重な時間と巨額の宣伝費を使ったメディアのお祭りで、さあじゃあこれから何が決まるの?ということにはほとんどアテンションもおカネも(表だっては)使われません。


だって議会と大統領の攻防なんて、ニュースとしては退屈で鬱々とするばかりですもんね。

だいたい2大政党制って本当に機能してるの?という疑問もわいてきますが、それはまた今度〜。

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14 件のコメント:

  1. この間はどうも!まさか、tomozoさんにお会いできると思っておりませんでした。
    electoral college、これって本当に必要なんですか?なぜ、popular voteだけじゃだめなのかしら?って不思議に思うんですけど。
    popular voteと言えば、今回の選挙の両者のpopular voteを比べてみて、改めてメディアの力ってすごいなと思いました。occupy movementでは、we are getting nothing while the other one percent is getting everythingって言ってたのに、裕福層にフォーカスした政策を掲げていたロムニーさんもかなりの投票数を得たじゃないですか。これって、完全にpropagandaだと思いましたわ。

    でもまぁ、選挙が終わってほっとしております。

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    1. shokoさん、先日は短い時間だったけどお会いできて良かった〜。
      また今度、ゆっくりランチでも皆さんでご一緒したいです。

      わたしも「どうして総得票数だけじゃ駄目なの?」て思ってたんですけど、これって建国当時からの伝統でアメリカの政治に組み入れられてるんですよね>選挙人。18世紀に選挙権があったのは白人男子で財産がある人だけだったのに、それでも一般投票で大統領を決めるのには抵抗があったという…。現在のこのメディアの大騒ぎ選挙をみたら、ジョージ・ワシントンやジェファーソンはなんて言うでしょうね(笑)。

      ほんとにメディアの力って恐ろしい、というか、選挙自体が巨大なメディア装置なのかも、と思うようになりました。
      アメリカのおもしろいところは、共和党の政策下でどう考えても損になるはずの層の人が根強い保守にいるところですよね。「Red States」の草の根保守のメンタリティは60年代の時代の変化に疎外感を感じた世代に始まるそうですが、もちろん単純に考えすぎちゃいけないんでしょうけど、都会の一般的な価値観と「内陸部」の一般的なものの考え方が感じ方があまりにもかけ離れていて、うーんすごいなこの国、よくまとまってるな、と思わずにいられないこともあります。



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  2. おお、オレゴンもワシントン州も、小さいですねー。カリフォルニアが、異様に威張って見えます。

    8年前までオハイオにいたんですが、あのときもオハイオは、混戦で、選挙直前まで候補者がきてました。うっかり、その警備のラインにあたってしまって、夕食を外で食べたあと、1時間近く、動きがとれなかったことがあります。(具体的に、どの道を通るか、とかは、公表されないんだそうです。わたしがいたのは、郊外の田舎臭いところだったんですがね、こんなところに副大統領がきているの?え、違うの、対立候補なの?と、聞く相手によって答えが違っていたり、、、オハイオの人って、政治的には、結構いい加減だったなあ)

    ところで、前回の空港の話ですが、ポートランドの空港では、市内の店が空港内に出店する場合、市内と同じ価格にすること、というルールがあるんだそうです。いかにも、オレゴンでしょ。

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    1. アケミさんこんにちはー。

      オレゴンとワシントンは意外に「紫」な州なんですね。カリフォルニアはほんとに威張って見えますねー。あの州ってほんとにちょっと異常に大きいですもんね。

      8年前のオハイオ州。それは大変だったでしょう。ジョン・ケリーの時ですね。政治的にはいい加減って、それはやっぱりスイング州の雰囲気なのかなあ、ちょっと選挙の時にそういう州に行ってみたい気がします。
      くっきり支持層がわかれているんじゃなくて、本当にどっちにしようかなあ、と思っている層が多いんでしょうか。それも不思議な気が。よくニュースで言われるように中間層なのか。

      ポートランド空港の話、ほんと、いかにもオレゴンですねー(笑)。空港の中って本当になんでも高くて腹が立つから旅行客にとっては嬉しいですが、ロムニー支持派はmeddling the market principleって激怒しそうですね。

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  3. あ、それと、選挙人制度に関しては、わたしはこう理解しています。

    日本の都道府県は、国の下の行政組織ですが、米国の州は、そうじゃなくて、州が第一義的な行政組織で、州のレベルで処理できない、外交・軍事・基本的な社会保障などのために、連邦を形成しているわけです。だから、The United States of America (本来なら、アメリカ合「州」国、と訳すべき)というわけで。

    州が、一個の行政組織なんですから、その意見は、ひとつにまとめないといけませんよね?オハイオという州は、オバマ支持なのか、ロムニーなのか。6割リベラル、では、ひとつのまとまりとしての意見にならないわけです。

    州が、政治の基本単位、とわかると、見えてくること、いろいろあると思います。普段の生活に関わる立法のほとんどは、州法ですし、連邦が決めたことでも、州が批准しないと実施されないことも多いですし。

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    1. うんうんうん、まさにそうなんですよねー。以前はもっと連邦政府に対して州の力が強かったのだし、連邦政府VS州政府の力関係って、日本の政治からはまったく想像のつかないダイナミクスがありますよね。

      刑法も違うし税制も違うし、それぞれ憲法だってあるし、ほんとにアメリカって「州」の集まりだよな、と実感しますよね。近年連邦政府の(=大統領の)パワーが州に対して強まってきたとはいえ、やっぱり生活レベルでは州政府の定めた法律のほうが大きな影響をもってますしね。今回の同性婚やマリワナ合法化なんか極端な例ですよね。今後連邦と州の間でどういうバトルが始まるのか、始まらないのか、面白いことになりそうで目がはなせません。

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  4. こんにちは。はじめましてMiyukiといいます。
    ブログの方は以前から拝見させていただいてたのですが、
    今回初コメントです♪

    今までアメリカの選挙制度というものをあまり理解していなくて、単にPopular voteで決まると思っていましたが、今回の選挙でやっと理解できました。こちらに住み始めて思ったのですが、日本と比べると国民が直接選挙に参加できるということからか、若い世代の政治への関心が強いですよね。今回の選挙は大統領選をはじめ、同性婚&マリワナ合法化といったトピックもあって、なんだかすごい選挙だったなと、漠然に思います。
    でも、とりあえず終わってくれてほっとしてしています。(これからどうなるのか、まだ分かりませんが、少なくともcampaign adsや友人同士のバトルが落ち着いてくれたので…。)

    初コメントでの長文すみません。。

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    1. miyukiさん、はじめまして&いらっしゃいませー。
      やっぱり2008年のオバマ登場でワカモノの関心が急上昇したのだと思いますが、今年はワシントン州では同性婚とマリワナ合法化がかかってましたもんね。都市部ではいつも以上に関心が高かったのも無理はないですよね。選挙の日のキャピタルヒル、ものすごい騒ぎだったらしいですw 前回に続き、歴史的な選挙でした。

      終わってほんとにほっとしました。友人同士のバトルって困りますね〜。政治と宗教の話題はほんとにtouchy です。形は違うけど結局同じ「信仰」の問題なのだとおもいます。

      ところで、ミルクグラスがお好きなんですね!わたしもビンテージのミルクグラス、大好きです! 

      ぜひまた遊びにいらしてくださいませ。

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  5. Tomozo さん、翻訳の仕事をなさっているようですが、「アメリカ合衆国」という「誤訳」、どう思います?日本語のできる米人から見たら、腹が立つんじゃないでしょうか、勝手に変えちゃって。

    オハイオは、おもしろいですよ。かつての大統領の家系が、今でも州政府とかでがんばっているくらいで、政治的には活発なんだけど、一般人は、もっとおっとりというか。勉強家で、それなりに進歩的なんだけど(工場でいい製品を作るためには、しっかり勉強しないとね)、生活ぶりは堅実で、日本でいうと、中京のイメージでしょうか。そういう、どちらかというと、舞台裏でがんばっているのに慣れている人たちが、4年に一度、国中に注目されてしまって、もうどうしていいのかわからない、みたいな(笑)

    ところで、米国大統領について、クイズ形式の記事にしてみました。おヒマな時にどうぞ。
    http://tasty-memories-akemi.blogspot.com/2012/11/blog-post_15.html

    (自分では、よく調べたつもりですが、どこか間違っていたら、教えてください)

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    1. むかし、本多勝一さんの『アメリカ合州国』という本もありましたね。
      ちょっと見てみたら、ウィキによればですけど、「合衆国」の訳語は幕末以前の中国語からきてるんですね。明治の人の翻訳かと思ってました。
      ここにもいろいろ調べた人が。
      http://www.kotono8.com/2004/06/17united-states.html
      で思うのですが、やはり18世紀、「合衆国」というのはアメリカという国の性格を中国や日本などの「古い国」に伝えるためには正しい訳語だったのではないかと。当時は中国にしても日本にしても、皇帝や将軍が神に等しい体制だったのだから、そういう国の官僚などの外交相手に向けて、まったく新しい「人民による人民のための」政体というアイデアを伝えるためには「合衆国」はよくできた訳語じゃなかったかと思うのです。『衆人の力を合して此の國を成すをいうなり』というプロパガンダでもあったはずで、だから日本人や中国人の訳語ではなくて、おそらく米人のアイデアだったのだろうと思います。

      大統領クイズ拝見しました。おもしろいです〜。 独身だった大統領って、意外に多いのですねぇ。今だったら考えられないですよね。
      今回もオバマ、どんだけミシェルに助けられたことかww 

      オハイオが中京って、なんとなくわかる気がします!いちど行ってみたいです。

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    2. あのう、固有名詞の翻訳は直訳にしないと、大変なことになりませんか。内容を適切に表現していようといなかろうと、わたしの名前は、アケミで、人が勝手に当て字とかしたら、イヤです。

      わたしは、本多勝一さんに賛成です。「合衆」にどんな意味があるか、なんて、はっきりいってどうでもいいんです。それを言い立てるのは、「アメリカ合衆国」という訳を正当化しようとするいいわけで、The United States of America の直訳がアメリカ合州国なのは、明らかですから。

      そもそも、この訳をしたのが、日本人だったか、中国人だったか(米人、っていうのは、ない気がする)も、どうでもいいことです。この書き方が正しい、と決めた段階で、日本はその責任を負ったんですから。

      でもね、間違っているけど、慣例になっているからこのままでいこうよ、っていうなら、それはかまわないです。間違っている、あるいは、不適切だけど、慣例としてあるやり方になっていることなんて、いくらでもありますから。(日本語の助詞で、「は、へ、を」を発音どおりに書かないこととか、12音ある西洋音楽を書き記すのに、五線譜を使うこととかーー6本線がある方が、よほど理にかなっている)

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    3. そうですね、固有名詞の翻訳って、「間違ってるけど慣例だからこのままで」というのが多いですね。固有名詞だけでなく、外来語をカタカナ表記にするとき、なんでそうなるの?という場合も多いです。「blues」→「ブルース」(本来は「ブルーズ」)「カート・コバーン」→(本来は「コベイン」が近い)などが有名な例です。これを「慣例通り」訳すか、それとも原語に近い表記で訳すか、というのは、つねに判断の分かれるところですが、たいていの場合は「長いものに巻かれろ』式で慣例に従います。だいたい、本当はうちの国だって「ジャパン」じゃなくて「ニッポン」だったはずなのに、いつの間にか自分たちで「ジャパン」と名乗るようになっていました。
      話がずれてしまいましたが、というわけで、「合衆国」は「かすてら」や「ラジオ」や「ブルース」と同様に、経緯はどうあれ日本語の単語になっていて市民権を得ているのは間違いありません。

      ただ、この訳語が必ずしも「間違い」とは私は思わないです。というのは、言葉というのはほんらい、数字と違って完全な置き換えが不可能なものであって「直訳」は成り立たないと思うからです。その語や文の意味を正確に伝えようとする時、字面を追ってしまっては却って意味が伝わらなくなることがある。United States というのは、概念を含んだ複雑な名前です。これを、当時の中国や幕末の日本では「合州国」とするよりも「合衆国」としたほうが、より正確に「意味」を表したに違いないと思うのです。日本や中国の「州」はアケミさんが仰るように単なる行政区域、あるいは幕府を頂点とするシステムに属する藩の別名であり、アメリカにおける自治的な州とはまったく別ものでしたから(前回間違ってました。18世紀じゃなくて19世紀ですよね!すみません)。

      引用の引用になりますが、前段でご紹介した松永さんのサイトで引かれている齊藤毅『明治のことば――東から西への架け橋』講談社によると
      (以下引用)
      (2)「合衆国」ということばは、多くの日本人が誤解しているように、日本製の訳語ではなく、たとえば、マカオ在住の独人宣教師、愛漢者(Karl Friedrich August Guetzlaff, 1803-51)らをはじめとする英米の対清交渉に活躍した中国語の達人である通訳官によってつくられ、それがのちに、日米交渉の際にも、唐通事や蘭通詞や日本の漂流民らを介して、あるいは中国各地で刊行された新聞雑誌等を通して、幕府の外交担当者や蕃書調所の訳官たちに伝えられ、次第に、日本における、アメリカの正式の国号として定着するに至ったのではないか、と推断できる。

      (3)「合衆国」の意味は、「独立して自治権を持った各邦が一致協力して経営する国家」ということであって、「合衆」(協力、共同、和親)する「国」(合衆・国)という合成語であって、「合」同せられた「衆国」(諸国)(合・衆国)という語の組合せではないらしい。というわけは、そもそも、「眾」という文字は、「ひと」の集まって作った共同社会というのが本源であって、衆を、諸とか多にあてるのは、擬人的な用例であり、また、例外的な用例であるからである。

      (引用おわり)

      漢字というのはまことに多義的な文字システムで、漢字にするやいなや多重の意味がそなわってしまう。でもこれが中国語に恩恵を受けた日本語の面白いところだと思うのです。
      超長くなってしまいましたー。ごめんなさい。これだけ「合衆国」について考えたことがなかったので、大変良い機会になって面白かったです。感謝。

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  6. 遅ればせながら...
    選挙人数の地図で、くもの巣みたいな赤はどこなんだ~?と思ってビデオを見たら、アラスカでしたね。なるほど。

    それから、最後の地図、「1票あたりのお金」は、単にグラフにするなら良いでしょうけど、アレを地図の形で表すのは、ひずみをあえて誇張しすぎる表現かと。 これ、もしもニュートラルな状況=各州での1票あたりのお金が同じならば、全ての州が同じ面積になっちゃう訳ですよね。ニュートラルだったら、元通りの地図の形となるってのが、直感的。とすると、お金の総額で地図を作って欲しい。
    まあ、グラフィック作成者の意図は分かるけど...、誇張の二乗になっちゃってるんですよね。

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    1. か、かおる先生、さんすうの駄目な私には完全に理解できません。えええーと、うん、1票あたりのおカネがもしも同じなら、たしかにこの地図では全州が均等になりますね。
      割合のグラフを面積で表現するっていうのは、たしかに飛躍ではありますが、どこにおカネがつぎ込まれているかがわかるようにしたいわけですよね。
      1票あたりのおカネが同じ場合に元通りの地図の形にするには、うううー、どういう前提になるんだ? 頭が痛くなってきました…。

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