2013/02/19

中華なリッチモンド <バンクーバー2>


最初に行った時、バンクーバーってビルの立ち並び具合や佇まいが、どこか香港に似てるなと思った。

香港返還の直前に、香港の人がバンクーバーにどーっと流れ込んだのだそうです。

だからバンクーバーの中華料理は世界で一番うまいのだ。
と、シアトル在住の台湾人が言ってました。



バンクーバー近郊で中華人口が密集しているのがリッチモンド。バンクーバーから車で20分くらい南側。シアトルだったらダウンタウンからレントンかシータックくらいの感じでしょうか。

バンクーバー中心街にあるチャイナタウンにはやや寂れて荒んだ雰囲気がありますが、こちらはまだ新しい、活気ある第二のチャイナタウン。どういう人口分布でどういうポリティクスがあるのかはまったく知りませんが、いろいろありそうですね。

リッチモンドの中心には、 Aberdeen Centre (アバディーン・センター)という大きなアジア系ショッピングモールとヤオハンが隣り合ってました。アバディーン・センターには2フロアにまたがってダイソーが! 

シアトルのダイソーよりずっと広くて、ほぼ日本と変わらない規模の品揃えで、思わず興奮してあれこれ買物をしてしまいました。

でも100円じゃなくて2ドル均一なので、よく考えるとダイソーにしては高い買物になってしまい、やや敗北感がないでもない。
でも入浴剤やグッピーラムネも手に入ったので、よしとしよう。


 リッチモンドで飲茶が激うまと聞いていたお店に行きました。アバディーンセンターのすぐ近くにある Jade Seafood Restaurant



シャンデリアきらりん。アップスケールなお店でした。おばちゃんたちが点心のワゴンを押して来るのではなくて、メニューを見て頼むシステム。

まわりはチャイニーズの家族や大きなグループばかりで、香港みたいー。

 
 お粥も頼んだ。うまかった。でも多すぎて食べきれません。不可能な量を頼んでしまった。


チャイニーズ・ニューイヤー、旧暦新年を迎えたばかりだったので、あちこちに赤い提灯や新年の飾りがいっぱいでした。こちらはバンクーバーのチャイナタウンにあるアジア市場。



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2013/02/18

元町食堂のラーメン <バンクーバー1> 


2日ほどバンクーバーに行ってきました。
道が空いていれば、シアトル中心部から国境まで片道2時間弱です。

とりあえず主な目的のひとつはラーメン。


友人お勧めのお店、ダウンタウンの西側、スタンレーパークの近くにある元町食堂へGO。
シンプルで清潔でこぢんまりした、東京に普通にありそうなきりっとしたラーメン屋さん。


黒味噌ラーメン。わりにさっぱりした味で、見た目よりもがっつり感は少ないけど、おいしゅうございました。ヘルシーな食べごこちです。


連れの辛みそラーメン。こっちのほうがラーメンらしい濃厚味に感じたスープ。
野菜がいっぱいはいってた。レンコンも!

どちらも9ドルちょっとと若干高い。カナダドルですのでUSDで払うとなおさら。でも同じような値段で「なななな、なんでこうなった?」な麺を出すシアトルの某BOOMとかよりは、百倍素晴らしいです。

お店のサイトはないようですが、Foodieな人のとっても詳細なブログ記事がありました。

同じ通りの並びにもうひとつラーメン屋さんがあって、そちらは行列ができてました。
山頭火もあるし、バンクーバーのラーメン事情はどういうわけか、かなり活発なようです。




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2013/02/15

MIYABIのうどんとそば



サウスセンター・モールの近くのMIYABIでランチ。心ある和食店です。

まだ寒いので鍋焼きうどん。

連れはカレーそば。


もうすぐ、Wallingfordに手打ちそばをフィーチャーした2号店がオープンします。
着々と準備中とのこと。楽しみです。

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ドレッシング



ものすごーく今更なんだけど、去年のクリスマス・ディナー。

今回の南部の旅行は、うちの息子に16年ぶりに彼の覚えていない家族と再会させようというのが第一の目的でした。

というわけでまず、クリスマス、ルイジアナ州のShreveport (シュリーヴポート)という街に、彼のグランマを訪ねました。わたしにとっては「もと家族」。

グランパ、おばさん、その他もろもろの親戚一同、並びにこれも息子にとっては9年ぶりに会うお父さん、に会えて、楽しかったようです。今までで最高のクリスマスだったと言っていた。


グリーンはいろいろ食べたけれど、このクリスマスディナーにママの作ったターンナップ&マスタードグリーンのミックスが一番おいしかった。

それに、ドレッシング。北部風の「スタッフィング」よりずっと濃いぃ〜品です。

ほろほろに煮たターキーの首の肉とギブレット(砂肝その他の内臓)を刻み、コーンブレッド、セロリ、玉ねぎ、ピーマン、セージ、カイエンペッパーと混ぜる。 ターキーの首肉もむしって入れてしまいます。

ドレッシング製作中。

16年前に訪ねた時は、見た事もない国から来たわけのわからない嫁で、ほとんどコミュニケーションが出来てなかった。それからお互いにいろいろあった16年をはさんで、今回行ってみたら「もとママ」とキッチンで料理をしながら女同士の話が出来るようになっていた。メンズの悪口やゴシップに花が咲き。私にとってもとても楽しいクリスマスでした。


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2013/02/14

揚げもの街道


 

シアトルの空がそのままついて来たような空模様のアトランタでしたが、食べものは充実してました。なんでもおいしく感じた。


これは1945年創業のレストラン、Mary Mac's Tea Room
元旦に友人と行って、おせち料理のかわりにフライドチキンとカラードグリーンでお正月を祝ったのでした。


大人4人(含む高校生男子1名)で、メイン料理3つ、サイドを3つ、デザート1つを選んでおかわりし放題、で1人20ドル、という『サウザン・スペシャル』をオーダー。
新年だったので、一口サイズのブラックアイド・ピーズがおまけでついてきた。 縁起物です。


メインは、フライドチキン、ターキー&ドレッシング、カントリーフライドステーキ。サイドはフライドオクラ、カラード・グリーンにコーンブレッド、スクワッシュ・スフレ。

 ほんとに茶系で統一したメニューでしたね。


そしてデザートはピーチコブラー。
おかわりどころか4人でも最初のラウンドが食べきれず、お持ち帰りにしてもらいました。


旅の間中、いつもの5倍くらい揚げ物を食べたと思う。南部は揚げもの天国。
そして味つけが濃い。



これはアトランタでよく見かけたファーストフードレストラン、Chick-fil-A 。
「もっとチキンを食べよう」と訴える牛たちのコマーシャルが涙をそそる。


 
アトランタの次は、車で南へ向かって、アラバマ州のメキシコ湾に面した街モービルに泊まりました。

ダウンタウンのWinzell's Oyster House というレストラン&バー。カウンターの中で牡蠣の殻を剥く専門係のおっちゃんが、すんごく良い味出してる。牡蠣の殻剥き30年、て感じの風格がにじみ出てました。



その日のフライド・グリーン・トマト。このこってりしたソースが、めちゃうまかったー。

トマトのフライも、メキシコ湾沿いに来るとクレオール風に。


息子が食べた、海の幸フライセット。
まんなかのころころしたたこ焼きくらいの形のが、コーンブレッドに香辛料を入れて揚げたハッシュパピーです。


シーフードガンボ、泥のように濃いぃ海老こってり味。
このあとニューオーリンズに行ってガンボばかり食べていたので、最後の日には体から海老の匂いがしてきたのでした。

もちろん牡蠣もいただきました。

こうアブラものが続くと、だんだん体の中心から食べた油がにじみでてきそうな気がして来て、この日はさすがに、ホテルに帰っておなかが落ち着いてから、息子とジムに行ってみたりしたのでした。


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2013/02/13

巨大蟻の襲来

アトランタ空港にて。

天井を見上げると、20センチくらいある巨大な赤蟻が!天井に開いた穴から侵入中。

というアートでした。

空港のアートって、どこもなんか微妙なのが多いように思う。けど、これはかなり好きです。

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2013/02/12

コカコーラの秘密 World of Coca Cola



ジョージア水族館の次は、すぐ向かいにあるWorld of Coca Colaに行きました。
これもアトランタ観光の王道。


コカコーラはジョージア出身だったんですね。そういえば缶コーヒーのブランドが『Georgia』だったななんて今さら気づいたり。子どもの頃はジョージアがどこにあるのかどんな場所なのかも知らずに飲んでいました。


 入口を入ると、世界各国のメモラビアが並んだ部屋で、超元気なお姉さんが「オリエンテーション」をしてくれます。



コーラをフィーチャーしたノーマン・ロックウェルの絵もありました。トム・ソーヤーみたい。いいですね。
コーラのノベルティには世界中にコレクターがいて、とんでもない値段がつくけれど、これはさすがにこの部屋で一番お値段がはる一品だそうです。

 「オリジナルレシピが秘蔵されている」という金庫。

 でももちろん肝心の秘蔵のレシピについては何ひとつ情報はなし。
 初期のコカコーラにはコカイン成分が入っていたとか、今でもコカの葉を原料に使っているとか、そういう情報も展示からはすっぱり省かれてました。(原料に興味のある方は、若干古いですがニューヨークタイムスの面白い記事がありますよん)


 オリジナルのビンのデザインや、初期のオーナーについてのエピソードなどは面白かったです。ほんとに美しいですねぇ。

「4D」映画シアターや世界各地のCMが観られるシアターや各種ギャラリーがあって、帰りにはサンプルのドリンク飲み放題で、大人一人15ドル。テーマパークとしてはお得かもしれません。


最後のところはミニ工場になっていて、出口で、ベルトコンベアを流れて来た「できたて」のボトルを1本、お土産にくれるし。


 やっぱり最大のハイライトは世界各国のコカコーラ・ボトラーズ製品を試飲できるテイスティング・ルーム。

前に行ったことのあるYちゃんが「一度にあんまり飲めないから、先にここに行って飲んでから中を見て、最後にまた行くと良いよ」と入れ知恵をしてくれました。そうか!と思ってそれに従い、しこたまいろんなソーダを飲んだところ、帰り道に親子二人とも気分が悪くなってしまいました。欲張り過ぎてもいけないようです。


アジア製品で日本のがなかったのが残念。ジョージアが飲めるかと期待してたのに…。
タイのメロン味ファンタがおいしかったです。



ちょうどホリデーシーズンだったので、「ジンジャーブレッド味」のコーラも出てました。

出口にあるギフトショップが一番楽しかったかも。コカコーラのロゴってやっぱり魔術的に可愛いです。なにかマジックがあるに違いない。


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