ティーンエイジャーで絵や写真などをやりたい子のために、毎月展示スペースを開放してくれているもので、青少年部の会議室みたいなところに飾ってあるだけなんだけど、シアトル中央図書館のお近くに行かれる方、よかったら寄ってやってください。6月17日までです。
YMCAのビルは、モダンな中央図書館のはす向かいにある、煉瓦のクラシックな建物。(青少年部は正面入り口じゃなくて右側の入り口から入ります)。
先週金曜日、いちおう「レセプション」があるというのでドーナツ持って覗きにいった。そしたら、ギャラリーの「主」はクラスの子たちとトランプしてたw
子どもはそのまま友達と映画を見に行くというので、金曜夜、解放された母。友人夫妻とバラードダウンタウンへ〜!
目指すは、かねてより行きたかった牡蠣バア、the Walrus and the Carpenter 。
昨年開店以来の人気店で、金曜の夜はたいてい1時間半とか2時間待ち。前回もそれで一度あきらめたのだった。今回はまだ6時とはいえ日も高いし、バラード・アベニューを巡回しながら待つことに。
この通りは面白いブティックや雑貨屋さんが多いのだけど、閉まるのは早い。6時すぎにはパブとレストラン以外はほとんど閉店してしまってるので、ウィンドウショッピング。
前に楽器屋さんだったところが、金子国義の絵に出てきそうな小道具がちりばめられた、怪しい雰囲気のセレクトショップになっていた。
自転車がたくさん停まっているのも特徴。
近場の人は自転車で一杯ひっかけに来るのだろうか。
「Walrus...」のあるビルのオモテ側も、オサレな自転車屋さんになっているのだ。
魅力的なオリジナル自転車がたくさん。
6人乗りのタコ型自転車もありました。
自転車屋さんのカウンターで、コーヒーやワインを飲みながら待つこともできる。
このビルがまた、20世紀初頭の古い工場を改装した建物で、扉や壁にもオリジナルのビルから出た廃材をアレンジして使ってある。きめ細かなディテールでユーモアもいっぱいの、ノースウェスト魂溢れるビルディング。シアトルの飛ぶ鳥落とす勢いの設計事務所の作。
まってましたよ〜。牡蠣はワシントン州とカリフォルニアのもので、産地別に一個買いできます。
友人といろいろとってみた結果、Eld Inlet ていう小粒のが一番おいしかった。
ピュージェット湾の一番奥まったところ、オリンピアのちょっと北のあたりの入り江で養殖している牡蠣だそうです。
もちろん牡蠣フライもー。コーンミールの衣であげてあった。セロリとマッシュルームのサラダ、タルタルステーキなど。なんでもおいしい。
メニューはこちら。ワイン1本あけてデザートもとって、お一人様50ドルくらいかなー。
一見スノッビーなんだけど、働いてるお兄ちゃんはみんなすごくフレンドリーでアップビートでかわいい。
「セイウチと大工」はセイウチと大工が浜辺でいたいけな牡蠣の子どもたちを騙して連れだして全部食べちゃうというルイス・キャロルの謎な詩です。英語詩の韻は一生わからないなーと思いつつ、わからないなりにこのナンセンスさが大好き。
遊びに来てくださってありがとう。
お帰りにはこちらにも、ちょろりと寄ってくださると嬉しいです。
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