2018/12/24

うら寂しい海辺のリゾート。カラロック・ロッジ


2018年さいごの遠足は、10月末の週末に行ったKalaloch Lodge(カラロック・ロッジ)。

潮がひくとウユニ湖みたいな景色になる、荒々しい太平洋のリゾートです。


ここもインディアン居留地で、ネイティブ部族の経営するロッジです。
10月末の週末だけどほぼ満室で、けっこうお高かった。ロッジで1泊200ドルちょっとでした。ウィークデーなら少し安いのかも。



雨の晴れ間の綺麗な夕焼けが見られました。
食事はロッジのレストランとミニマート以外、なーんにもありません。
レストランは、まあごく普通で、ハワイの中級リゾートなみのお値段。



こちらがロッジ。
お部屋にはペンドルトンの毛布が備え付けてありました。このロッジだけのデザインのペンドルトン毛布もギフトショップにありました。

キャビンだと暖炉がついていますが、いずれもバスタブはなし。テレビもWiFiもなし。
シャワーはちゃんとお湯が出るけど、「節水のために10分間でシャワーを浴びるチャレンジにご協力を!」なんて書いてあります。とにかく僻地なので真水が貴重なのですね。

なにをするでもなく、荒々しい波と流木を眺めにいくだけの週末。ロッジは快適でした。

のんびりできるという意味では、以前に行ったラ・プッシュのジャグジーつきキャビンのほうが豪華ではある。すこし遠いけど。どちらもわたしは好きです。



チャウダーはおいしかった。


ハワイの穏やかな海とつながっているとはとても思えない、危険な海。


丸太がごろごろ。散歩をするときには潮汐表が必須です。
潮が満ちてくると歩ける場所がまったくなくなり、潮がひくと野球場が3つぐらいできそうな広々した砂浜になる。



流木のみなさん。こんなのが水の中にごんごん浮いているのです。

これは近くの「ルビー・ビーチ」。



オリンピック半島は温帯雨林で有名です。
樹齢1000年以上はたっているというシーダーの樹。
なにがなんだかわからないくらいにこんがらかっている。



新しい若木がどんどん根を張っているのに圧倒されますね。


別のビーチに行く途中の森には、ティム・バートンの映画にでてきそうな奇妙なコブのある木がたくさんありました。
虫か菌かなにかなのか。


Quinault(クイノルト)湖畔をすこし先にいったあたりにある、けっこう立派な滝。


クイノルト湖畔にも、古い趣のあるロッジがあります。一度お昼を食べに寄ったことはあるけど、泊まったことはなし。

うら寂しい季節のうら寂しさ、自然の荒涼とした美しさをしみじみと味わいにいくには最高の、海辺のリゾートです。


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