2016/08/08

スザロ図書館の謎のゆるキャラ


うちの学校(ワシントン大学)の観光名所の目玉といえばこちら、スザロ図書館。
もうここの写真は何度もアップしてますが、もう大学自ら「静かなホグワーツ」と言い張っている、「大学の魂」。


この間、ふとここのステンドグラスに目がとまってしまいましたよ。

大聖堂風の空間だけど、聖堂ではないので、ステンドグラスのモチーフももちろん聖人とか聖書物語とは無縁。

ちなみに外壁を飾っている彫刻は、 モーセからベンジャミン・フランクリン、シェイクスピア、グーテンベルク、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ベートーヴェン、ダーウィンまで各時代、各界の巨人たち。(1920年代の設計。当然のように女性は1名もなしね)


で、こちらの窓のこの方はいったいどなた?


何? やぎ? となかい?


こっちにも、何かを担いだペンギンのような生物がっ。

スザロ図書館のページに行ってみると、

「1923年に図書館が購入した4巻の『Les Filigranes: Dictionnaire Historique des Marques du Papier』という本に載っていた、ルネッサンス時代の透かし文様から28種類をとった」

という説明が。

この本をぐぐってみたら、アーカイブになってた!

でもまったく読めん!
透かし模様の目録みたいな本らしいのはわかった。

そして中にはこんな画像が!


これはっ。スタバのサイレンさんのバリエーション!しかもみんな変!!なにこのゆるさ!



ステンドグラスと全く同じのはみつけられなかったけど、こんな人たちもいた!

結局なぜ、このやぎ先生的な顔とかペンギン的な意匠を選んだのかはわかりませんでした。 それぞれの学部を意味している何かかと思ったら、全然そうでもないらしいし。



日本だったら誰かが目をつけて「スザロウくん」とかの名称でゆるキャラとしてグッズを売り出しそうな気もする。

1920年代に図書館を設計した人は、「大学の魂」にいったい何を吹きこもうとしていたのでしょうかw。

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