2015/01/12

メランコリーな三日月湖



12月、クリスマスの少し前、オリンピック半島の海岸に遠足に行ってきました。

世間がクリスマスショッピングやらパーティーやらで超多忙なときに、少し後ろめたい思いをしつつ…。家族がミニサイズだと、年末も気楽なものです。

La Pushという海岸までは、片道3時間くらいの道のり。
エドモンズからキングストン行きの短いフェリーに乗って、両側を森に囲まれた州道をひたすら東へ向かいます。


フェリーを降りてから1時間ほど走ると、突然、道の右側にLake Crescent (クレセント湖)が登場。

直訳したら「三日月湖」ですね。

どこまでもグレーな雨の週末でしたが、 そのおかげで湖畔には枕の中身にできそうな低い雲がたれこめて、神秘的な雰囲気でした。

快晴の夏の日にはボートがたくさん出て、全然おもむきの違う賑やかな風景になるんでしょう。



水墨画的な世界ですが、脳内BGMは、トレーシー・ソーンの『A Distant Shore』。


20歳の頃だったか、飽きずに死ぬほど聴いたアルバム。カセットテープで(笑)。考えたら、このアルバムってレコードでもCDでも持ってなかった。借りたんだった!

音楽を「貸しレコード屋」で借りてテープに録音するという時代があったんですよー!はい、そこの人!もちろん覚えてますよね?

10代の頃は、そうやって借りて録音したカセットテープのケースに、自分で作ったオリジナルのカバーを入れて悦に入っていました。 

このアルバムはTDKの60分カセットテープに録音して、カセットケースの中に、何かの雑誌のグラビアからいいかげんに切り抜いた、どこかの湖のメランコリーな写真を貼り付けていたのでした。
この日のクレセント湖はその写真にそっくりでした。



このアルバムの中の『Night and Day』も耳について離れないけれど、この『Seascape』も大好き。

まるで一瞬呪いの歌かと思うほどメランコリーな声で、淡々と歌う恋の歌。

これほんとは海岸の風景の歌なんですけどね…。

Watching tides
Tides that take me away
To a distant shore
And I don't want to be saved

Thought I knew the sea and all its secrets too
But it's different in November with you


この後訪ねた海岸は、こんな静かな湖とはまったく違う怒涛の世界で、そこでちょっとこの歌がシャレにならないよという、大変な目に遭遇するのでした。

つづく。


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2 件のコメント:

  1. おれんぢ猫2015年1月12日 18:08

    遅ればせながら・・・明けましておめでとうございます~♪
    遅れすぎですね、すみません・・・(汗)。
    三日月湖、一度だけ行きました。
    PAに義姉が住んでいるので。
    いつもなんだか雲って、湿ってますよね、あちらは。
    雰囲気ありますけど。

    あら!私はレコード借りたことなんて、ありませんことよ!
    全然覚えていませんし。
    ・・・って、バレバレデスカ?
    でも好きなレコードは皆買ってましたから・・・^^。

    今年もどうぞよろしくお願いしま~す♪

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    1. 猫さん、こんにちは。新年おめでとうございます。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
      PA…「ペンシルバニア州」じゃなくて、「ポート・アンジェルス」ですよねWW
      オリンピック半島というと、しっとりしていますよね。
      でもなぜか、「PA」の手前のSequim だけは、晴天率が高いらしく、この日もそこだけ晴れてました。不思議。

      ふふふ、猫さんも、レコード派でしたね!わたくし、実は貸しレコード屋店員でしたのよ(笑)。

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