2020/09/11

山火事の煙がやってきた


きのう、水曜日の夕陽。

バラードのサンセットヒル公園から、ピュージェット湾をはさんでオリンピック半島に沈んでいく夕陽です。

カリフォルニアとオレゴンの山火事が大変なことになっている、と思っていたら、今週はワシントン州でも山火事がたくさん発生して、特に月曜日にとても風が強かったのがわざわいして大延焼し、過去12シーズンで最悪の被害となって、非常事態宣言が出るほどになっています。
 

州の東端のあたりにあるモルデンという小さな町がほぼ町ごと全焼してしまったというほどの勢い。ほんとにひどい。


 

シアトルはどの火事現場からもかなり離れているものの煙が流れてきて、空がぼんやり霞んでます。だから夕陽の色がものすごい。

 


もっと近くに山火事がたくさん燃え盛っているサンフランシスコは、昼間でも空がオレンジ色でまるで火星みたいな写真にびっくりしました。

そのカリフォルニアとオレゴンの山火事の煙が、明日は北のほうに流れてくる見込みだそうで、ワシントン州のEmergency Management Divisionから「明日はsuper massive cloud of smoke(「超でかい煙の雲」)が来るので、外に出ないように。買い物は今日中に済ませておきましょう」というお達しが出ています。

 

シアトルの水曜日の天気はこんな。
「Unhealthy Air Quality for Sensitive Groups」というのは、呼吸器などに持病がある人などにはよくない空気です、という意味でしょうね。

 

日本語表示にしてみたら(これはきょう木曜日だけど英語版は同じ表示)、「軽度の汚染」になっていました。


これは火曜日の朝、7時半頃。朝から夕方のような光加減でした。

山火事がいちばん燃え盛っていた翌朝。夜、焚き火のニオイがするので、近所で暖炉を焚いているのかと思ったら、山火事のニオイでした。朝も煙臭かった。 

今週末はちょうど欲張って引き受けすぎた仕事が山盛りなので、また籠もって暮らします。


こちらは先週日曜日。カニ漁ができる最後の週末で、ボートがたくさん沖に出てました。

    

カニたち受難の日。

うちの収穫は、またレッドロッククラブ1ぱい。

このカニって、星座の蟹座の絵でよくみるカニのかたちだ。

 


食べるところはそれほどない。でもうまい。茹でる前に即死させたほうが、生きたまま熱湯にほうりこむよりも人道的だし味も良いそうです。
カニ茹で係はうちの青年。YouTubeで見たとおりにドライバーで瞬殺していました。

青年は、はじめてのカニ漁シーズン、楽しんだようです。



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