ルース・ベイダー・ギンズバーグ判事が亡くなってしまいました。
7月に伝記ドキュメンタリーをみて、あらためてその人柄と静かな偉業に感動していたところでした。
最高裁判事は終身制。亡くなる際に自分の代わりは「次の大統領に指名して欲しい」と希望したそうですが、もちろんトランプはさっそく右派の判事を指名してくる構え。
この大騒乱の1年に、さらにさらに、とてつもなく大きな打撃です。
昨夜からすこしまとまった雨が降って、シアトルはようやく綺麗な空気を取り戻しました。
久しぶりに窓を開けっ放しにできて嬉しいです。
燃えてしまった森はもとにもどらないけど。
きれいな空気や水を毎日好きなだけ浴びて暮らせるって、ほんとにどれだけ幸せなことか。
これは煙がやってくる少し前、近所に出されていた「ご自由にお持ちください」の椅子。
なぜかこの頃、近所に椅子がたくさん、道ばたに出してある。
このあたりもまた売りに出される家が急に増えてきて、古い住人が転出していく件数が多くなっているようです。その流れで、不用品を処分する人が多い。
諸行無常ではあるけれど。
ギンズバーグ判事のような、無数の善き人びとの意思に心から感謝して、ほんの少しでもその志を受け継いでいきたいと思います。出来るかぎり心静かに。
ほんのちょっとしたことから、間違いなく人も、世の中も変わっていくので。
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