2020/11/22

鉄板のワッフルレシピ


晴れた。ちぇっ。しかも比較的暖かくて、お散歩びより。

青空の下で紅葉が見られる最後の週末だなあ、お散歩に行きたいところだよ、と思いつつ、家ごもり。

わたしも青年も、今週末はそれぞれ、なかなか思うようにはかどらない仕事を抱えてます。



ひさしぶりにワッフル。いただきものの蜂蜜で。

電動ミキサーがなくなってしまったので、青年が手動で卵白を泡立て。

6年以上前に、いまではニューヨーカーになってしまった翻訳者ジョー君からもらった秘伝のワッフルレシピをまだ使ってますよ。

秘伝だけど公開しちゃおう。卵白は固めに泡立てて、最後にふんわり入れてください。
毎回、こんなに油入れるっけ?とびっくりする。
塩は、ひとつまみです。



ふわふわクリスピーでおいしいですよ。



青年の今年のコート。先日、近所のGoodwillで30ドルで購入。英国製で、良質のウール100%。がっしりした、よいコートです。


パンツを裏返しに履いたり、セーターにわざとたくさん穴をあけたり、なんだか80年代の東京ではやってたようなことをしてる25歳。


 
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2020/11/20

宇宙を飛ぶホイホイと小さなおうち


週末は雨の予報です。

来週納品の仕事の進捗が遅れ気味で、週末はがっつりおこもりなのでちょうどよい。

冬のシアトルで外が快晴だと、家にいるのがとてつもなく間違っている気がしてソワソワしてしまうのです。




NASAのお知らせがきた。
新しい気象衛星が打ち上げられるそうですが…これは…プレハブ小屋に特大の屋根をつけたような不思議なかたち。

ゴキブリホイホイにみえてしまう。



先日よっぴー先生にお借りした中島京子『小さいおうち』。
映画は何年か前にたしか飛行機の中で見ました。映画もよかったけど、原作はもっとよかった。
 
作者の中島さんはわたしと同年代で、もちろん戦争経験者ではないのだけど、戦争が始まって、専業主婦の恵まれた奥様と女中のタキさんの、のほほんとした日常がじわじわと変わっていくようすが、とてもリアルに描かれています。

異常な状況がふつうの生活を少しずつ覆っていって、異常を異常と思わなくなる感じ、いまのこの国の状況に似てます。

ジェニファーちゃんもこのあいだ、1930年代のドイツはこんなだったかもしれないと思うと怖いわね、と言ってました。大戦前夜のことを思う人は多いようです。


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2020/11/19

のり弁!そして居座る人



じゃーん。きょうは、こずも食堂でのり弁を注文しました!
はじめてウォーリングフォードでピックアップ。シアトル市内ならデリバリーもしてくれますよー。

こんな豪華のり弁は初めてだ!

「ナスがうめえ!卵がうめえ!」とうちの青年もいちいち感動していました。

なにもかも無添加手作りで、これで13ドルはお買い得。

青年にはのり弁ひとつじゃ足りないので、カツ丼も追加しました。

近くにこんなお弁当やさんがあって幸せです。




きょうは意外にも午後からきれいに晴れたシアトル。
ここ数日風が強かったので、近所は落ち葉でいっぱいです。

 



選挙から2週間が経ちましたが。

ホワイトハウスの現職大統領は、い ま だ に、これは不正選挙だオレが勝ったんだと言っていて、トランプのなかよし弁護士ジュリアーニがまたまた訴訟の準備をしています。

選挙後、トランプ陣営がはじめた訴訟は、すべて判事により棄却されるか取り下げられていて、海外含め主要なメディアがすべて現職大統領の主張を「証拠のない言いがかり」だと明言しているという、もうほんとうになんと表現してよいかわからないこの11月。

トランプとお友達がばらまいた陰謀論を「ウソだから信じないように」といって啓蒙活動をしていた国土安全保障省のサイバーセキュリティ担当ディレクターを、トランプはおとといクビにしました。

映画やドラマの悪役でも、この現職大統領ほどわかりやすく破綻している人はないと思うのだけど、それに追随する人がたくさんいることが、まったく理解できないです。みな、まともな大人のはずなのに?おかしいと思わないのが不思議なのです。

ストーリーの力、レトリックの力はすごい。ナラティブの魔法だ。

日曜日にはトランプ支持者がワシントンDCに集まって「選挙を盗むのはやめろ!」と大騒ぎして、反トランプ側のプロテスターと乱闘になったりしてます。

通常なら新しい大統領に政権を移譲するための事務手続きや国家安全情報の開示が始まるはずなのに、トランプはすべてを拒否しています。国外首脳たちからのバイデン宛てお祝いメッセージでさえ開示を拒否したという報道も。

日本ではあまり報道されてないように見えるけれど、政治の中心でむちゃくちゃなことが起きてます。

むしろこの中で普通に世の中が運営されているのが不思議なほど。

同時に、コロナによる米国の死者数が25万人を超え、感染者は1,100万人を超えています。

トランプは選挙に負けてもホワイトハウスに居座るかもしれない、とはずっと以前から言われていましたが、これが本当になってみると、そして、一人で叫んでいるだけではなくて、共和党の議員がそれをサポートしていたり、選挙に不正があったというデマを信じている人たちがこれだけいるのを見ると、もしかして頭がおかしいのは自分のほうなのか、と混乱してしまいそうになります。

何を信じるかの基準をしっかり持っていないと、毎日混乱することになりますね。





いつものご近所ねこくん。

季節は確実に変わっていくのだけど、自分の比較的静かな生活と国で起きているハチャメチャなことのギャップがひどすぎて、車酔いみたいな気分になったりします。 

 

 

 
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エリア51の近所で [DAY8]


ロードトリップ、第8日目のつづきです。

ラスベガスを通過したあと、いったん州間高速道路「I-15」号に乗ってから「USルート93号」に乗り換えるのですが、その出口を通り過ぎてしまい、Uターンして戻ってくるという小さなハプニングがありました。そのためのロスは20分かそのくらい。

ここからのルート93号は、上の写真のとおり、片側一車線対面通行の、荒野の道です。

ほんとに照明もないし、TMobileのネットワーク外で、携帯もつながらない。

 


道の両側は、ベージュ色の砂漠。
ブッシュセージの間に、ジョシュアツリーもちらほら生えていました。

斜めになった地層がくっきりしている横縞もようの丘陵が印象的。

どこもかしこも、ダイナミックというしかない景色ばかりです。

ラスベガスからほんの30分かそこらで、こんな砂漠のまんなかに来てしまうのね。

ルート93に入ってすぐのあたりで、イーロン・マスクの「ハイパーループ」のテスト施設が左手に見えました。なんか変な建物があると思って見ていたら、運転していた青年が目ざとくハイパーループのロゴを見つけた。

「時速約800マイル(約1287キロ)で走行する超高速真空チューブ交通システム」です。実現するかどうかは不明だけれど、イーロンさん、一人でほんとにいろいろやるよねぇ。

 

 


 

これはこれで、本当に美しい景色だと思う。こういう景色を連日眺めていると、ジョージア・オキーフさんが描きたかったものがよくわかる気がします。


さてちょっと変な話をします。

わたしは自分の機嫌をよくしておくために、いつもかなり時間をかけて気分のメンテナンスをしています。気分が急に上がったり下がったりしたときには、ぴっと目を向けて、メーターを振り切る前に何事か見に行くようにしています。

それでも時々原因不明の不安感などに襲われることはあるのですが、それほど多くはありません。
前回いちばん大きかった謎のアタックは、コロナ禍でロックダウンする直前のニューヨーク旅行中でした。

(ジョージ・フロイド殺害事件のときも数週間落ち込んだけれど、それは原因がわかっていたし、たくさんの人とショックを共有しているのがわかっていたので、自分ひとりの感情の振れ幅を管理するのとはまったく違う、得難い体験でした。)


コロナで出かけなくなってからは特に、ほとんど人と会わないのでメンテナンスが簡単になっています。

で、このルート93号に入ってしばらくして、なんだかめっぽうイライラしている自分に気づいたのです。まるで思春期のコドモのように、イライラが止まらない。
何年ぶりかと思うくらいに、理不尽なまでに腹が立って落ち着かないのです。

道を間違えて戻ってきたくらいでこんなにイライラすることはないはずだし、まったく原因がわからない。自分の中に、なんの筋書きも理由も見つからない。

困ったなあと思っていると、急に、渋滞にぶつかりました。砂漠のまんなかで。




片側一車線の道路がずっと先まで駐車場状態になっていて、まったく動く気配がありません。

前のほうに停まっている車の人もみんな車をおりてわいわい言っている。双眼鏡で見ると、1マイルくらい先に警察の車がいるのがわかりましたが、なんだかわからない。

きっと先のほうで事故でもあったんだね、待つしかないね、困ったねえ、と言いつつ、近くをブラブラしたりしていると、10分ほどして対向車線に車が何台かやってきました。おお、開通したかと思ったら、前のほうに停まっていた車がUターンして戻ってきただけで、ドライバーに聞いてみると

「通行止めで最低7時間はかかるらしいよ」

とみんな口々にいうのです。

7時間て!

 


この渋滞が起きたのは、この地図のコヨーテ・スプリングスというところのちょっと北側。
この日の目的地、ウェルズまではまっすぐにこの道を進んで5時間。まだ空が明るいうちになんとか到着できそう、と思っていたのでしたが。

十字路になっているとこの手前で事故があって通行止めになってしまったので、ここを避けてウェルズまで行くには、州間高速道路15号に戻って、ソルトレイクシティ経由で行くしか方法がありません。



こっちだとプラス3時間半。本当に事故処理に7時間もかかるのか!と信じられませんでしたが、それを確かめるために待つ時間もないので、8時間半ルートをとることにしました。

もっと気の利いた人だったらここで宿をもっと近い場所に変更したりするのでしょうけど、なぜか「きょうはウェルズに行く、絶対」と心に決めてしまっていたのでした。

 


 

それでね、州間高速道路I-15号に向かって引き返しはじめたら、急に不思議なほど気持ちが軽くなってきたのですよ。

あのイライラのアタックはいったい何だったのか。砂漠の中の93号線を走ることへの不安だったのかもしれませんが、それにしてはちょっと度が強すぎたし、いきなりすぎた。


なんだかわからないけれど、そのへんに漂っていたものを「ひろって」しまったのかもしれない、いう気がしました。

ついでに、ちょうどこの事故があったあたりのすぐ左(西側)、30キロか40キロくらいの地点に、有名な「エリア51」があるのですよー。

だから、うちの青年と「この事故はエイリアンがなにか仕掛けたね」と笑ってたのですが。

イライラのアタックはエイリアンとは関係ないと思いますけど、なにかずーんとする、妙な圧のある空気があった、ような気がしました。


ラスベガスから93号線を利用する方は(たぶんそんなにいないと思うけど)気をつけてくださいね。

この道路は、もちろんあとから知ったのだけど、2年前には全米で最も危険な道路に認定されたほど事故が多いそうです。

この日の事故も、対抗車線に飛び出したピックアップトラックとセミトレーラーの正面衝突で、ピックアップの運転手が亡くなったと報道されていました。飛び出しの理由はニュースには説明されていませんでしたが、無理な追い越しだったのか、居眠りだったのか。

そしてやはり、事故処理のための通行止めは真夜中までかかったと交通情報で知りました。
あのへんに住んでる人は、夜中まで帰れなかったんですね。いやはや。






州間高速(インターステート)15号に出た途端に、本当にほっとした。胸のつかえがおりたような、頭の上からなにかが取り去られたような。不思議な感覚だったのですけど、青年も同じようにほっとした、と言っていた。

なんだか知らないけど、この日は93号線を走ってはいけないということだったのでしょうね。

そして、ウェルズに着くまでにまたもう一つ、アドベンチャーが待っていたのでした。




US93号線のこの日通るはずだった区間のドライブ動画をみつけました↑。
(逆方向からだけど)
こんなところです。

 

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ベガスへの道の怖い店 [DAY8]


ロードトリップ、第8日目。

名残惜しくもグランドキャニオンをあとにして、シアトルへの帰路へ。

 


 

約2300キロの旅なので、途中で1泊しますが、第1日目はユタ州をとおってソルトレイクシティまで行くか、ラスベガス経由で砂漠を通ってアイダホ州の南のツインフォールズまで 行くか考えて、約100キロ短いラスベガス経由にしました。

ただ、ラスベガスからツインフォールズまでまっすぐに伸びている「USルート93号線」という道が砂漠の中を通る片側2車線の田舎道で、夜間は照明もないらしいので、まっくらな砂漠を何時間も走るのは嫌だと思い、ツインフォールズよりも2時間くらい手前のウェルズという町に宿をみつけて予約したのです。 

 

 


 なので、この日の走行距離は1,069キロ、10時間強の行程、の予定でした。

朝7時半にグランドキャニオンのロッジをチェックアウトして出発。途中で休憩しつつも、夜7時頃には着くだろう、と思っていたのですが!

ハプニング続出の一日で、結局宿についたのは夜11時すぎでした。

 


グランドキャニオン国立公園から南へ出て、ロサンゼルス行きの州間高速道路「I-40」に乗り、そこから「ルート93号」に分岐してラスベガス方面へ。

この区間は幹線だけに、片側2車線で中央分離帯もあるハイウェイでしたが、やっぱり出口と次の出口のあいだには野っ原しかない、荒野の道。




緊急にトイレを借りるために入った、謎の店。

以前はバーガー屋さんもあったようなのだけれど、コロナのせいか他の理由か閉店していて、奥のほうに変な土産物をごちゃごちゃ並べた店とカウンターがありました。





トランプ応援グッヅとか。


 

これは応援グッズというより、アンチグッズなのではないだろうか…。左はトイレ用ブラシだろうし。トランプ応援団がこれを買う??買うのか?

 



わからんわ。



 

おもなビジネスは、銃の乱射、じゃなくて何ていうんだっけ、射撃場。
100ドルから500ドルまでさまざまなコースがあり、マシンガンもあり。




壁の隅にはシュワさんが。

外壁にも店内にも、壁という壁がアメリカンなテーマの壁画で埋めつくされてました。




女子トイレには一面にベティさんが…。



個室のなかにもポップアート風のマリリン??が…。ちょっと怖い。

いろいろ興味深いお店でした。
なにも買わず(買うものない……)、銃もぶっぱなさず、トイレだけ借りて出てきてしまいましたが。壁画は若干怖いけど、お店の人はフレンドリーで怖くなかったです。

駐車場にはハーレーに乗ったおっちゃんの一団がいました。



 無事、ネバダ州へ。

 


ラスベガスまで20分くらいのあたり。

お昼頃、ラスベガスをさくっと通過。

ラスベガスは90年代前半に一度行ったきりなのでちょっくら街並みを見たかったのだけど、時間もないし、コロナが猛威をふるっているため「ラスベガスでは絶対に車を下りない」とうちの青年がきっぱり宣言するので、車の窓からカジノ街を遠目に眺めただけで通過しました。 

 


時間とお金節約のため、パストラミサンドイッチやフルーツを前の晩に用意してクーラーに積み込み、これで完璧だぜ!と思ってました。

ここまでは順調だったのです。…が!

 つづく。


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2020/11/18

生まれも育ちもグランドキャニオン [DAY7]


グランドキャニオンでの宿泊は、公園内のMaswik Lodgeというホテル。
公園内には5軒か6軒くらい(ロッジという名の)ホテルがあるのですが(すべて民営)、ここだけが旅行の1週間前に奇跡的に空いていました。

ベッドサイドのラバちゃんランプがかわいい。内装は控えめで落ち着いててよかったです。


ラバちゃんに寄り添っているのは、白金マダムMちゃんから、ニューヨークの旅でいただいた(というか強奪した)サイトウさん。目が光ります。旅のおともです。




 部屋は広いし、静かで、快適でした。ベッドも寝心地よかった。ここではかなりぐっすり眠れました。

バスルームも広くて、なんとなく米軍用のホテルみたいだった。(うちの元夫は米国海軍の所属だったので、結婚していたころはよく米軍用ホテルに泊まった。東京のもハワイのも、快適なのだけどなにか居丈高で殺風景なところがある建物でした)。窓の外は松林。

しかしひとつだけ失望したのは、コーヒーメ―カーも、ケトルも部屋になかったこと。

コロナ禍対策のために、メモパッドや紙コップを撤去しました、と書いてあったけど、コーヒーメーカー撤去の意味がわかりません。

フロントに(病人カードを出して、薬をのむためにお湯が必要だといって)食い下がってみたけど、まとめてしまい込んであるそうで出してくれませんでした。

寝る前にあたたかいハーブティーをぜひとも飲みたかったので、しかたなく、青年に保温ポットを持ってフロントのある棟のフードコートまでお湯をもらいに行ってもらいました。

 



2日目のおひる。公園の外の空港近くまで行ったので、ウェンディーズのサラダ。
これが異常なほどおいしかった。ペカンナッツ、ロメインレタス、青りんご、クランベリー、ブルーチーズのくみあわせ。あまりにおいしかったので翌日も別の場所でリピートしました。

国立公園内やその近郊で格別においしいものを食べようというのは、間違いです、たぶん。

公園内にはホテル(民営)が5軒か6軒あり、有名人が泊まったという偉そうなホテルに雰囲気のよいファインダイニングもあるのだけど、レビューは散々。「世界各国から人が集まるのに、サウス・リムには何ひとつ美味しいものがないとは何たることか!」と書いてる人もいました。うんうん、わかるよー。

ホテルがかたまって建っているあたりは、「ビレッジ」といわれてて、ホテルだけじゃなく、スーパーマーケット、診療所、郵便局、消防署、銀行(CHASE)、学校もあります。

到着した最初の晩は、ホテルのフロントデスクの奥にあるフードコートで食事をしました。

わたしはアルフレードソースのパスタ、青年はブリトー。各10ドルくらい。

パスタは茹ですぎでソースはおどろくほど味がなかった。

食べものもインテリアも高校のカフェテリアみたいだったけど、スタッフはみんなとても親切でフレンドリーで感じがよかったです。

パスタとブリトーをサーブしてくれたお兄さんは、「生まれも育ちもここ(ビレッジ)なんだ」と言ってました。ビレッジには公園内で働いている職員の住宅街もあって、幼稚園から高校までの学校もあるのです。

高校は学年、全部で何人いたの?と聞くと、16人だって。

「ポール・マッカトニーに会ったこともあるよ」と自慢してました。

グランドキャニオンで育つってどんなでしょうね。わたしが母だったら、子どもが崖から落ちないかどうか心配で仕事が手につかないかもしれない。




ビレッジの真ん中にあるマーケットに行ってみてびっくりしました。でかい!!

ふつうの大型スーパーとおなじサイズでした。

キャンプ場もあるし、住人もいるので、まあ当然なのかもしれないですが、シアトルのうちの近所の大型スーパーFredMeyerよりも品揃えがよいくらいのスーパーでした。

 


お値段はさすがに山の中だからお高めではあるけれど、めちゃくちゃに高いというほどでもない。

冷凍食品の棚もこのとおり、アイスクリームの巨大容器がどーんと並んでました。

酒屋のコーナーもあるし。
キッチン用品やドッグフード、キャットフードもずらっと並んでるし。

ここでパストラミとパンとサラダ用グリーンを買って、翌日のロードトリップ用のサンドイッチをつくりました。





2日目最後に行った、峡谷沿いに建っている「ホピ・ハウス」。

これもメアリー・コルターさんの設計で、完成は1905年。ホピ族の村にある古い建物を下敷きにしているそうです。砂岩の外壁がなんとも素敵。
店内は白壁によく手入れされた木の床。

中はギフトショップですが、ホピ族をはじめとするネイティブアーティストの作品を多く扱っていて、単にショップというだけでなくオーセンティックなギャラリーという感じで楽しかった。

あまり時間がなくて、さっと見ただけでしたが、ゆっくり味わって見たいお店です。




ホピ族のデザインは、うちの息子がむかし描いていた絵に雰囲気が良く似ていて、親近感があります。前世はホピだったかな。




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2020/11/17

後遺症と白菜ミルフィーユ



旅に出る前に、ジェニファーちゃんにいただいた花を逆さに吊るしておいたら、ちゃんとドライフラワーになってました。

不思議な色のアジサイもそのままに。

先日(11月13日)デジタルクリエイターズに掲載していただいた長文を、NOTEにアップしました。トランプ政治についてなにか言いたかった。

お暇がありましたらご笑覧くださいませ。
こちらです。「異常な選挙とトランプ後遺症

これは日本のシバタ編集長のために書いたつもりですが、結局は自分のために。

ダラダラ長いまま3回に分けて載せてあります。情報としては今さらだけど、自分で情報を消化するいちばんよい方法は、よい聞き手に話すか、文章にしてみることなのですね。
書いたり話したりすると、初めて、自分が何を(何も)知らないかがわかる。

でも、これからはもうすこし短いのを書こうと思います。



今日はー、また突然Windows上の翻訳支援ソフトウェアが動かなくなり、OSをアンインストールして入れ直したり、そしたらOFFICEのライセンス認証ができなくなってそっちを入れ直したり、そしたら日本語入力ができなくなって入力設定をあちこちいじったり。そんなことに3時間もかかってしまいました。

消耗……。ウィンドウズ君……。


ParallelsにWindows7と10が両方入ってるんだけど、ソフトウェアは全部7の上で動いている。これを入れ替えたほうがいいのだろうけれど、全部アンインストールしてから10に入れ直せばいい話なのだろうか。ふとしたきっかけでまた元通りに動き出したりするので、何もかもすっかり忘れてまたなにごともなかったかのように使い始め、次に不具合が出るとまた呆然とする繰り返し。懲りない。



うーん、「7」はやっぱり断捨離すべきか。

ナスタチウムは、種をまいたのが遅かったので花は咲きませんでした。小さい葉っぱだけ摘んで食べている。



先日の豚バラ白菜ミルフィーユ。酒大さじ1くらいと鶏ガラスープの素をすこし入れると、抜群においしくなるのを知りました。常識だった?

しかし鶏ガラスープの素がもうそろそろ底をついてきた!チキンブイヨンでもいけるかな。

3人用の土鍋いっぱいつくっても、うちではあっという間になくなります。




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