2020/08/04

愛の不時着とかサバの塩焼きと白玉ぜんざいとか



きょうも爽やかな夏のシアトル。東京も梅雨明けしたそうですね。
もうしわけないほど快適な夏だけど、あの東京の暑気と蝉の声とかき氷も懐かしい。

ゆうべは見事な満月でした。
いまは、夜遅くの東から南の空に木星、土星、月、そしてすこし離れて火星がならんでいて、とても豪華です。夜の散歩がたのしい。

化学療法がはじまって、2週間に一度の火曜日にいろいろなクスリを点滴でいれています。2週間おきに、ステロイド剤でやたら元気になる水曜日、そして完全にダメな人になる週末。

青年が帰ってきてくれて、実際すごくたすかってます。きょうは、おもいきりダラダラしている間に、サバの塩焼きと豆腐大盛り豪快味噌汁をつくってくれた。




冷凍サバだけどめっちゃうめー。大根おろしがなかったのが残念。
ご飯も、炊き加減ばっちりでした(炊飯器がないので毎回スリリングです)。

あちこちで話題になってる『愛の不時着』第二話をNetflixでみながらサバを食べました。




北朝鮮のディテールも会話もキャラクターも濃いプロットもすごく面白いんだけど、エピソードが長い! 1話分で70分とか80分とかって長過ぎて、ちょっと疲れる。
盛り込まれてるギャグや人情の機微も、韓国風味はこってりしてますね。

これはビンジウォッチングできないです。1週間に1話くらいでお腹いっぱいってかんじ。

韓国ドラマは『冬のソナタ』以来です、たしか。冬ソナは、ホノルルのアラモアナセンターのちかくにあった貸しビデオ屋さんでVHSテープを借りてコンプリートしました。何年前だろう。

このところ、晩ごはんはなにかしらドラマとか映画とかを見ながら食べています。




『フォードvsフェラーリ』はすごくよかった!!!!! クリスチャン・ベールがいままでみた中で一番かっこよかったです。バットマンよりも!…なんていうと出演作全部見たかのようですが、みてません。私の知る範囲のクリスチャン・ベールのなかで、という小さい話です。

でもこれでファンになっちゃったくらい、かっこよかったです。ていうか、こういう可愛い夢見るおっさんが好きなのかも。マット・デイモン演じるキャロル・シェルビーもかっこよかった。カウボーイハットをかぶったテキサスなまりの車のセールスマンなのに、めっちゃかっこいい、ずるい。世界がこういうおっさんばかりだったら楽しいのに。







奥さん役のカトリーナ・バルフは、Netflixの『アウトランダー』の主役クレア(このシリーズもそういえばシーズン2まだコンプリートしてなかった。長いドラマは途中で根気がつづかなくなってくる)とはぜんぜん違う顔で素敵だった。

透明感あってキレイ。この人、『ストレンジャーシングス』のエルちゃん役ミリー・ボビー・ブラウンちゃんと血縁?と思うくらい似てると思うのだけど、そう感じるのはわたしだけ?ミリーちゃんは英国、カトリーナさんはアイリッシュ。さらに今回は、わたしの崇拝するジュリエット・ビノシュにも雰囲気が似てた気がする。あのあたり(おおざっぱに)の女優さんのいち典型なのでしょうか。アメリカではなぜかほとんど見かけないタイプの繊細さ。





キレイだなー。この髪型だとジュリエット・ビノシュっぽくありません?




こちらは、先週暑い日につくった白玉ぜんざい。モリンガ粉末と豆腐入り白玉に、ずっと前にいただいた京都のプレミアム小豆。

冷茶は、去年の夏に高幡不動で買ったスティック桑の葉茶。ほんとに鮮やかなグリーンです。

また行きたいなー、高幡不動も。



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2020/08/02

ぎょうざ大失敗



ひっさびさに餃子をつくりました。

タネをつくったところで疲れはてて息子にバトンタッチ。うちで最後に餃子をつくったのはもう何年も前なんだけど、青年はまだちゃんと手順をおぼえていて、職人魂を発揮してました。
破けているのもありますな。

ここまではよかったのだが。




今回はスキレットで焼いてみようという野心を起こしたのでした。吉祥寺の「一圓」で、お兄さんが鉄板で焼いていたジャンボ餃子が親子ともども忘れられないのです。一圓の餃子が食べたい。

餃子の焼き方はいろいろな流派がありますね。水を先に入れる派、あとから入れる派。

今回はそのへんの研究をきわめないままに焼きはじめてしまったために、かなしいことにまっ黒焦げになってしまった。スキレットの火加減はむずかしい。



ざんねーん。残念なあまり手ブレしています。

のこりの餃子で敗者復活戦だ!と意気込んでいたら、うっかりそのまま油を敷かないで皿のうえに放置していたために、のこりのすべての餃子がぴったりとすきまなく団結してしまっていました。これを皿から剥がしてスキレットに移すのは二人がかりでした。



そのため、第2弾は統合されたユニ餃子に。

青年はリベンジマッチを誓っています。

餃子はむずかしい。


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久しぶりのカフェ&巨大な豚



ひさびさに、カフェにいってきました。
3月のロックダウン以来、時々テイクアウトはしていたけれど、座ってお茶するのは初めてです。

屋外席のある、グリーンレイクの近くのArmistice Coffee

新しいアパートメントビルの1階にあり、まわりの町並みもインテリアも、なんとなく東京みたい。

しかしなぜかこの真夏の真っ昼間に火が燃えていて暑かった(この日は摂氏32度)。




コーヒーじゃなくて、ターメリックのラテにしました。おいしかった。

時短営業で5時に閉店。1時間ほど気持ちよく仕事できました。



うちの青年が日本語学習に使っているアプリ、Duolingo。

ときどき、ん???と思うような例文があって興味深い。

「巨大な豚を見たの?」???

いったいどういうシチュエーションなんだろうか。

「あなたの家にはメイドがいますか」
「このボスは強すぎます」

ていうのもありました。



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2020/08/01

充電ステーションその後


近所の桃です。ふつうに道端に(お庭ではなく、歩道と道路のあいだに植えられている)わさわさなっている。




りんごも豊作です。ほんとうちの近所、果樹が多いのだけど、ほとんどがほったらかしにされているようです。リスに食い荒らされてたり。今はりんごが道にゴロゴロ落ちている。

一つひとつていねいにカバーをつけられているりんごや桃の木も、たまに見かけますが。

ところで先日発見した、ハミングバード(ハチドリ)の充電ステーション

しばらくたってからまた見に行ってみたら、なんと!


ちっちゃい子が2羽充電中でした!
この巣で生まれたのでしょうか。成鳥でも蝉くらいの大きさしかないのに、さらにちっちゃい!


(拡大しただけ。粒子が粗い!)


"hummingbird nest” で画像検索すると、信じられないほどかわいいハチドリの子育て写真がザクザクでてきます。

このサイトによると、ハチドリは完全母子家庭で、巣を作るところから子育てまですべてママ鳥がやるそうです。

卵が孵るまで2週間ほど、それから子どもが巣立つまで2週間。

子育て期間、短っ。

うちのリビングの目の前にあった雀アパートからも(去年もこの時期に書いたけれど、うちのすぐ目の前にとなりの家の壁があり、その壁に取り付けられている電線のカバーのようなものの中に毎年雀が巣をつくっているのです)先週、3羽の小雀たちが巣立っていって、急に静かになりました。

ハチドリと違い、雀の家庭には両親がそろっていて、親のどちらかが餌をもって帰るたびに巣の中からピャーピャーピャーピャー大騒ぎが聞こえてきたし、ブルージェイやカラスが毎日のように覗きに来るたびに(卵を取って食べたりしちゃうのでしょうか)親が特別にけたたましい啼き方で騒ぐので、それが聞こえてくると、はいはい、とベランダに出て、ジェイを追い払ってやったりしてました。

巣立ってしまって、雀の番人のお役目がなくなり、ちょっと寂しい。と思っていたら、今朝、巣立った子たちが3羽つれだって、実家に遊びにきてました。まだフワフワ感があってかわいい。

雀の社会ってどんななんでしょうね。カラスや雀など、人間のそばで暮らしてる鳥たちは、なんとなく人間社会に似てる気がして面白いです。



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2020/07/25

デイジーは犬のニオイ



マーガレットは臭い。

ジェニファーちゃんにお庭のマーガレットをたくさんいただいて、テーブルの横にいけておいたのだけれど、朝ごはんを食べようと座ったら、雨に濡れた大型犬のようなニオイがただよってきてびっくり。

かなり強烈な犬くささでした。

そしてこの花を「マーガレット」といっても、ふつうのアメリカ人には通じないことも、いまさらながら発見。

Marguerite daisyというのが正式な名前みたいだけど、発音は女子名の「マーガレット」じゃなくてどちらかというとドイツっぽいかんじの「マルグレート」。

そしてたいていのアメリカ人にはこの花は単に「デイジー」と認識されているらしいです。

デイジーって、わたしのイメージではもっと小さい、こういうやつ


種屋さんのサイトより)だと思ってたんだけど、たしかに「daisy」で画像検索すると、わたしがマーガレットだと思っていた花がたくさんでてくる。


シアトルに来たころ、アメリカでは白蓮も木蓮もコブシも、さらにはタイサンボクまで「マグノリア」とひとくくりによばれていることに衝撃を受けたのだけど、デイジーにもこんなに大小があったのか。

『2001年宇宙の旅』で、コンピュータのHALちゃんがデイジーの歌をうたう悲しいシーンがありますが、あれはもしかしてマーガレットだったのか!とけっこうどうでもいい衝撃を受けているところです。








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2020/07/22

RBGと、ママの壁


朝の散歩で出会ったお猫様。たいへん驚いた顔をされていました。

ここのところ毎日、爽やかな夏の陽気です。今日は最高気温が華氏80度超え。摂氏27度くらいか。シアトルの夏はほんとに爽快です。





先日、2018年のドキュメンタリー映画『RBG』(邦題は『RBG 最強の85歳』)を観ました。
Netflixになかったので、RedBox オンデマンドを初めて使ってみた。各社いろいろストリーミングができるようになってるのねー。

ルース・ベイダー・ギンズバーグ判事の伝記映画です。
1993年、クリントン大統領の指名を受けて最高裁判事となり、いまも現役の87歳。


1950年代のアメリカで、ハーバードロースクールを卒業。2歳の子どもを育て、やはりロースクールの学生だった夫の援助もしながら!

ニューヨークの法律事務所には女性弁護士を雇おうとするところは一つもなかったんですね!たった60年ほど前のこと。

70年代に女性の権利を獲得(女性軍人が男性と同等の住宅手当を獲得する権利、妻と死別した男性が、夫を亡くした妻と同等の育児保障を得られる権利など)する裁判を弁護して次々に連勝。

公民権運動の(すくなくとも法律上の)めざましい進展がつい数年前のこととしてまだ記憶に新しい時代に、公民権運動のロジックにならって女性に対する差別を指摘していった手腕が描かれています。ほとんど白人男性ばかりの判事たちには差別があることさえまったく見えてもいなかったところへ、噛んで含めるように鮮やかに説き、目をひらかせる。

決して声高に相手を攻撃するのではなく、淡々と鋭い論理で要点を緻密に積み上げて、相手を「幼稚園の先生のように」納得させていく。

近年では、保守派の判事の多数決による最高裁判決に対する反対意見でカルチャーヒーローに。SNS上でラッパーのノトーリアスB.I.G.にならって「ノトーリアスR.B.G.」というニックネームでアイコンになりました。



3月はじめにニューヨークに行ったとき、初めてニューヨーク公共図書館に行ってきました。

さすがに商売上手のニューヨークだけあってオリジナルグッズや書籍を売ってるショップが複数箇所あり、グッズもかなり素晴らしい出来でした。正面玄関にすわっているライオン君をモチーフにしたグッズがたくさんあった中から、自分用にキーホルダー、そしてジェニファーちゃんのお土産にエコバッグ。

このバッグには数種類あったのですが、選んだのはRBGの言葉が書いてあるやつ。



「女性はどのような決定がされる場にも属している(直訳)」。どんな決定にも、女性はふつうに参画するべきである(つまり排除されるべきではない)、ということです。

公共図書館にはRBG関連グッズがたくさんあって、ブルックリン出身のローカルガール、ギンズバーグ判事への愛があふれてました。

エゴを脇において、淡々と信念を緻密に真摯に伝え、結果を出していける、つまり人を変え、世界を変えていける人。
スーパーヒーローのような人ですが、せめてその姿勢と気概は見習いたいです。たとえできることは1万分の1でも。

何度か癌を克服した判事でしたが、またつい最近再発があって治療を開始したと先日公表したばかりです。体力的にもスーパーウーマン。まだまだこの国に必要な人。回復を全力で祈ります。

ギンズバーグ判事がこのドキュメンタリー映画中で引用している言葉は、19世紀の奴隷解放活動家であり女性運動家(女性参政権運動のリーダーだった)のサラ・ムーア・グリムケのもの。

"I ask no favor for my sex. All I ask of our brethren is that they take their feet off our necks."
(私の属する性を贔屓してほしいと要求しているのではないのです。兄弟たちにしてもらいたいのは、私たちの首を踏みつけているその足をどかしてほしいということだけです)

というこの言葉は、はからずも、警官の膝で首を圧迫されて殺されたジョージ・フロイドの事件に響き合っています。




ところで、ポートランドでは、トランプが送り込んだ連邦政府機関の(まともな鎮圧トレーニングも受けていない、警察としてはアマチュアの)寄せあつめのミリタリーポリスが、市長と知事にはっきりと手を引いて欲しいと要望されているにもかかわらず、市民と衝突を繰り返していてます。そこへ、お母さんやお父さんたちが「ママの壁」として、ミリタリーポリスに対抗する盾として集まっているそうです。

ワシントン・ポストの記事によると、その多くは初めてデモに参加するお父さんお母さんそうで、成人した子どもを持つ50代や60代の人たちのストーリーが紹介されていました。

もしシアトルにこのミリタリーポリスが展開するようなことがあれば、わたしも今度ばかりは必ずストリートに出ていくつもりです。これ、アメリカの天安門事件だと思いますよ。



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2020/07/21

天国の池と働かないアリ


先週末の快晴の土曜日、山の中の池に行ってきました。

シアトルからは車で東へ50分ほど。
スノコルミーのスキーリゾートの少し先にある、Gold Creek Pondというところです。

トレイルヘッドにたどり着くまでに穴ぼこだらけの砂利道があるのはお約束どおり。駐車場は舗装されているのですが、途中の道が未舗装でなかなかスリリングです。
プリウスちゃん頑張った。

ここはハイキングというほどでもなく、池のまわりをぐるっととりまく遊歩道がある。
車椅子でもアクセスできるコースです。

ちょっと今、体力が落ちていて坂を登るのはつらいので、平らな散歩コースを息子がみつけてくれました。


水がきれい!


山の中から流れこむ水です。靴を脱いで足をひたしてみると、冷たい!

特に、小川が注ぎこんでいるところでは、山の上から流れてきたての水が、足の切れるほど冷たかったです。



駐車場は満車で、道端にもずらっと車が並んでいましたが、トレイルはそれほどの混雑ではなく、ちょうど行ったときにはここの、池に突き出した小さな岬のようになった場所が貸し切り状態でラッキーでした。

ここの突端のとこにある藪の日陰に座って、途中で買っていったフジベーカリーのクリームパンを食べ、お茶を飲みながら小一時間の読書。なんという幸せであろうか。

わたしが本を読んでいるあいだ、青年は行き倒れのように、土の上に(ブランケットも持っていかなかった)じかに横たわって上半身ハダカで爆睡していました。
よく眠る青年です。時々本気で心配になるほどよく寝ている。




こんなキレイな景色のなかでのんびり本を読んでられるなんて、またもや天国に来てしまったのか。

しかし、こんなに良い場所を独占していたツケがやってきました。

池で泳いで水をたっぷり含んだ大型犬が二匹、興奮して追いかけっこをはじめ、岬の突端をすごい勢いで回り込んで、私がのんびり本を開いている1センチ横を走り抜けていきました。おかげで半身ずぶ濡れに。

飼い主さんは(若い男性)「うわあああー、ごめんごめん!」とあわててましたが、わんこは可愛かったのでゆるす。




この水の色。神秘の沼みたいだ。どうしてこんなにキレイなエメラルドグリーンになるんでしょう。ミネラル成分?

赤い笹のような、見たことのない水草が生えていました。五色の神秘池です。
勝手にパワスポに認定します。ここで水に足をひたしてノンビリしてたら本当にたちまち元気になりました。白骨温泉なみの効果です。




バーベキューグリルやピクニックテーブルがある広場もあり、なんとアジア人のカップルがウェディングをやってました。上品なラベンダー色のドレスを着たブライズメイドさんたちがかわいかった。

谷のむこうに雪を抱いた山がどーん!と見えて、ドラマチックな背景ですね。



トレイルの両側に、このようなこんもりした小山があり、なんだろうと近づいてみたらアリ塚でした。
1センチほどの赤と黒のアリがうじゃうじゃ働いている。ダグラスファーなどの針葉樹の針のような落ち葉をあつめてきて、アリにしてみたら巨大なこの塚山を築いています。

アリは、生まれた途端に山を作りたくてたまらなくなるのだろうか。きっとみんなで山をつくる作業にドーパミン出まくりなのでしょうね。

でも、ついこのあいだYouTubeで福岡伸一ハカセの話を聞いていたら、アリのうち2割は「忙しがっているだけでほんとうは働いていない」奴らなのだそうです。で、そういうアリを排除してコロニーを再編してみると、またそのうち2割はサボりだすのだそうで。一方、サボるアリばかり集めてみると、こんどはその8割が働き者になるんだそうです。

だから、サボったり働き者になったりというのは遺伝情報で決定されている個性ではなくて、集団の特性としてそういう「遊ぶ人」が一定数でてくるようになっているらしいという、たいへん示唆にとんだお話でした。

「三年寝太郎」「ものぐさ太郎」のような、徹底的にサボってる人がある日突然、大事業を成し遂げる話がありますけど、それも「遊ぶ人」の大切さを示しているのかもしれません。

ということで、ダラダラする人も大切なのだ!と胸を張るww



ところでこれは、トレイルの入り口にある集金箱。

この池とトレイルはU.S. Forest Service(合衆国森林局)の管轄です。森林局の管理するトレイルはどこも、パーキングを使うときには1日5ドルの利用料金を払うことになっています。それはいいのだけど、集金システムがいまだにこの19世紀のようなスタイル。

封筒に現金!を入れ、ペンで名前と日付と車のナンバーを書き、この茶色い箱にいれ、その半券を車のダッシュボードに提示するシステム。

たまたま5ドル札または1ドル札5枚とペンを持っていないと支払いができないのです。
そしてこの茶色の箱もギュウギュウになっていて、封筒を差し込むのにたいへん苦労しました。

車に戻って半券を置いてこなければならないし、とても時間がかかる。
見ていると、半数以上の人が完全スルーしていました。支払いの意思はあってもハードル高いです。

森林局、スマートフォンで支払いができるシステムを早く導入してはいかがでしょう。


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