2017/06/17

女子力の差と都会のなめこ蕎麦


ヴィレッジの素敵界隈。泊まったのはこの建物、ではなくてこのすぐ近く。


「1LDK」という間取りは久々にみた。バスルームも棺桶サイズだけど、可愛いアパート。なにしろ窓から見えるのがグリニッジ通り。チェルシーマーケットで買った中国製14ドルのカゴもアップスケールにみえる。


チャレンジはここの階段でした。ここスーツケースを降ろすのは2人がかり。
まだこれだけだからいいけど、ニューヨークシティのアパートって、5階とか7階でもエレベーターなしという物件がふつうにあるのに衝撃を受けました。


バスルームのキャビネットに並べた化粧品に、同行の白金マダムMちゃんとの女子力の差がまざまざとあらわれるの巻。
もちろん右がわたくしですよ。綿棒ばかりが大量に。


オサレネイバーフッドなのでオサレカフェにはことかかない。
Think Coffeeというカフェですこし仕事。
数年前に出来たばかりで、まだ豆は買っているけど近々自分とこでローストも始める予定だというコーヒーやさんでした。


近くで見かけたパーキング。 30分13ドルって。高っ。


1日目はピザを食べたけど、少し疲れがたまっているのでおなかに優しいものが食べたくなり、お蕎麦屋さんでオクラととろろとなめこのはいったぶっかけ蕎麦。
こちらが22ドルという白金マダムもびっくりのお高い蕎麦でございます。
でもおいしかった。ネバネバは元気が出るね。


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2017/06/16

SATCのキャリー様ご近所


ニューヨークシティの初日はAirBnB利用でグリニッジ・ヴィレッジに宿泊しました。
60年代はヒッピーなネイバーフッドだったという伝説の「ヴィレッジ」が、今ではすっかりアップスケールになっててもうとにかくオサレ。



どこをみてもオシャレ。
歩いてる人が、頭からつま先までオシャレ。 




ややホラーなドアノッカーもオシャレ。


非常階段も自転車も植木もふつうにオサレ。 





こういう人はシアトルでは見かけない。映画か。



どの窓辺も気合いがはいっている。



この町に住む以上はこじゃれた窓辺にしないと大ひんしゅくを買うのでしょうね。
なにしろ『SEX AND THE CITY』の主人公キャリーが住んでいたというネイバーフッドです。



 

これがドラマに出てきたキャリー様のご住宅だそうで、観光客が写真を撮りに来るので階段に勝手に上がれないよう立ち入り禁止の鎖がはってある。

もちろん住んでいる人がいて、「SHAME ON YOU, TRUMP!(恥を知れトランプ!)」という、現職大統領をディスるポエムが窓に貼ってありました。

お家賃(借家だとしたら)おいくらなんでしょうね。

同行の白金マダムMちゃんがNYCで一番行きたかったというのがこの家。
わたしはSATCってシーズン2の途中くらいまでしか観てない。



ジャズクラブのヴィレッジヴァンガードとかがあるあたりは、60年代はこうだったのかなあという面影がちょっとのこっている気がする。



シアトルにはオシャレな人がいない、と誰もが言うので一体何を言ってるんだと思ってたけど、うん、わかったよ。ニューヨークの人はたしかにファッショナブルだ。

シアトルの人は、肩の張ったオシャレをしないのがオシャレと思ってるんだよね。ニューヨーカーにくらべたら、ネマキみたいなものを着て歩いている人がたくさんいる、たしかに。(わたしもな)



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2017/06/15

古いものを新しくの流行


ニューヨークシティで絶対に行ってみたかった場所のひとつ、HIGHLINE(ハイライン)。


1980年代に廃止された鉄道の高架線路が25年間ほったらかしになり、雑草が生い茂っていたところを地元の人たちの熱意で公園にした、全長2.3キロの舗道。

2009年に第一期がオープン、全部完成したのは2014年という、まだできたての公園。



ここの話はTED RADIO HOUR の「 How Can Public Spaces Change A City's Character?」という番組で聞いたのだった。

公園や、植え込みや、ベンチひとつで都市の顔は変わり、人の動きも変わり、そこに来る人が感じることも変わってくる、町には一見ムダなようなスペースが重要なのだという話でした。


ハイラインの緑にそって、ぴったりくっついている建物にも空中庭園がある。


街全体が緑になるほどではないけど、屋上やテラスの庭園は増えてるようですね。
ビルの屋上が全部緑になったら都市の気候もすこし変わるのかな。


そしてここのランドスケープは、自然に生えるままになっていた当時の雑草たちにインスパイアされたという、自然に生い茂る感じのデザインで、いかにも花壇ぽい整ったものではないのが魅力的。


発起人たちもゲイだったというだけに、この場所はゲイコミュニティーにもゆかりが深いそうです。


いろんなところにあるベンチや椅子もオシャレでした。


唐突に、巨大鼻もある。


 終点はホイットニー美術館。


美術館の8階の展望デッキの風景とも、すっかり溶け込んでます。


近くのチェルシー・マーケットも、以前はナビスコのビスケット工場だったところを、90年代にマーケットに改造したツーリストスポット。
アンソロポロジーや「モリモト」が入っててオシャレ感満載。


古いストラクチャーの活かし方がセンスいい。


パイプはそのままに活かしてかわいいベンチが作られてる。
レンガの壁といい、古いパイプといい、素材感と色の組み合わせが素敵すぎ。


アジアの夜店みたいな提灯がレトロな風情です。

ここの出口を出るとすぐハイライン。このへんは昔、精肉業者が並んでいて、そのあと工場が撤退したあと寂れていた地区だったのが、近年ジェントリフィケーションが進んですっかりファッショナブルなエリアになったそうです。

ニューヨークもあっちこっちで工事が進行中。

お金持ちのための場所だけが綺麗になっていくんじゃなくて、ハイラインみたいな公共の場所にもっとお金が使われるようになるといいよね。


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2017/06/13

早速アクシデント


朝6時発の飛行機。3時半起きで息子に送らせました。
きのうはグランマを、その前の日はKちゃんを送りに空港へ行った息子。

シアトル・タコマ国際空港からデトロイト行き。
マクドナルドにセルフチェックアウトのカウンターができていた。
でも人力サービスのほうが全然早かった。


雲海のタコマ山 aka レーニア山。右の白く光っているのはセントヘレンズ火山かな。



デトロイト空港はぴかぴかでした。


 ワークステーションもかっこよかった。食べものもここで注文できるようになってる。
トランジットの時間が5分しかなかったのが残念。


到着です。人生初NYC。



かぶりついていたら、窓枠が、落ちた。 周りの席の人が爆笑。
わたしは何もやってないよー!なんだこの大当たり。幸先がいいのか悪いのかw



 東京から来て合流したMちゃんが、由緒ただしい浅草の赤みみずくちゃんをおみやげにもってきてくれた!
たいへん霊験あらたかなみみずくちゃんだそうな。旅をまもってくれることでしょう。

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生け垣とひそかな予感


近所の舗道。よくお手入れされている生け垣が素敵。イングランドみたい。


この木はなんの木だか知りません。白い花が超満開。


元義理ママの観光アテンドも無事終えて、明日からは自分が旅行に行ってきます。

10日間でも夏服なのでキャリーオンですませるかスーツケース大きいのもってくかまだ悩み中。
そしてとんでもないものを忘れそう。また珍道中になりそうな予感…。

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2017/06/12

また身分が変わる

土曜日は息子の卒業式でした。
いやはやこの間入学したばっかりだと思ったら。「息子が大学生」という身分にやっと慣れてきたところだったのに。

わたしが大学のイブニングプログラムに編入したのが5年前で息子が高校生のとき。私のほうはまだ4クラス残ってて、すっかり追い越された。


日本はどうなのだか知らないのだけど、ここの大学って学部ごとに卒業式があるシステム。
大学全体の卒業式は土曜日の午後にスタジアムで開催。そちらは全校の卒業生が何千人も集まる。4時間以上かかるし延々人混みのなかで待つのはだるい、と息子がまったく興味なしなので、そちらはパス。

美術・美術史・デザイン専攻のアートの学部だけの卒業式だけ参加しました。
特に人数の多い学部ではないのだけど、それでも大学のホールの一つがいっぱい。卒業生は学部から博士号コースまで200人くらい、親と親戚友人が800人くらい。

アートの学部だけにファカルティもカジュアルな格好のひとが多かった。
これだけ卒業生が毎年出るのだねえ、みんながんばれ。

息子ガールフレンドのKちゃんがファイナルの週なのにわざわざサンディエゴから、Kちゃんのご両親も出席してくれた。


それとルイジアナからグランマが来てくれた。

ほんとにたくさんの人に助けられてきました。幸せなこどもだった。
 
これからちゃんと世間にお返しができるように、良いものを作っていけるとよいのですが。ていうかまず仕事見つけれ!


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