2012/03/18

バースデー寿司とIKEAのたらこチューブ



先週のことですが、わたしの誕生日に、うちの大家さんのCTちゃん夫妻が近所でお寿司を買って来てくれました。
Ballardにはベーカリーとカフェだけでなく、かなりちゃんとしたおすし屋さんもあるのです。
これはO'shan Sushi からのテイクアウト。(さすがに出前はありません)

ふんわり甘い帆立、ぷちぷちのイクラ、とろりとした甘エビ~。
甘エビの頭をからっと揚げたのもついてきます。

ここは日本? と思ってしまうような、オーセンティックな江戸前寿司でした。


ケーキはわざわざ Bakery Nouveau で調達してくれたチーズケーキ。
CTファミリーは(ご夫婦とビーグル犬の3人家族ですが、イニシャルが全員CT)、ハワイの時からそろそろ6年くらい、ハウスシェアさせてもらっている大事な友人です。

わたしには理解できないほどものすごく親切な心優しいご夫婦で、CTちゃんも大学生兼主婦で試験前でめちゃめちゃ忙しいのに、わざわざプレゼントの買い物に行ってくれました(涙。

うちの息子があまり曲がらずに育ってくれたのも、CTファミリーが(含むCT犬<とても重要)良い距離で見守ってくれたおかげだと思っています。

1000キロ圏内に親戚も家族もいない代わりに、友達にはほんとに恵まれました。



プレゼントの一部。IKEAで買って来てくれた「たらこチューブ」。

きっとカナッペ用なのでしょうね。
中身は、マジたらこ! これでさっそくたらこたっぷりスパゲティを作ってみる予定です。

IKEA、結局1年以上行ってないけど新製品が増えたもよう。ああ行かなくちゃ。

右奥のはアンチョビ缶、左側のはベリー入りチョコレート。どれもパッケージがシンプルで素敵。
直球ど真ん中です。

CTちゃんとは、誕生日にこういう取るに足らないけれどつまらなくない細かいものを詰め合わせたお楽しみ袋をやり取りするのが、最近のトラディションになっています。



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2012/03/16

メキシコの唐辛子ロリポップ


先日近所のメキシカン食料品店で、友人CTちゃんが買って来たキャンディ。 

普通の飴だと信じて食べたら、かっ、辛っ?

しかもなんだか、ブツブツしていてやすりのような食感。

二人とも驚いて、なめかけの飴をゴミ箱に捨てた
どうやらペッパーと塩入りのキャンディだったようです。

でも次の日、こういうものだと思って食べてみると、これが意外とおいしい。
甘酸っぱいに辛しょっぱいと痛いが加わった、妙な快感の飴。けっこう癖になります。
試験勉強中、この刺激はちょうど心地良かった。
でも二つ続けて食べると、かなり舌がびりびりになるので注意が必要です。

真ん中にはタマリンドの果肉が入ってて、ちょっと梅干しっぽいような、ハワイのリヒンムイのような駄菓子やさんな香り。
 

きっと日本で売りだしたら、一瞬だけブームになりそうな気がするのですが。
それとももう売ってる?


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2012/03/13

Procrastinate ぐずぐず延ばし。





Procrastinate

vi) ぐずぐずする。先に延ばす。  
vt) 延ばす。 

(リーダス英和辞典:研究社)

子どもが小学校のとき、最初に覚えてきた「ビッグワード」(になるのかしら?)が確か、これでした。

宿題をさっさとやらないので、早くやっちゃいなさいというと、得意げに
I am a PROCRASTINATOR! 

…自慢するんじゃないと叱ったものの、私も全くもってぐずぐず屋。

さあ寝る時間はもうありませんという状況に追い込まれるまで、なかなか腰が上がらない。

この数日間、期末試験とペーパーと仕事の締め切りとが重なって、大変なことになっていました。少し山は越えたもののまだ続行中。

時間がたっぷりあるように思われる時には気が散って資料を読んでもなかなか頭に入らないのに、切羽詰まると集中するものです。3倍速で読める。

どうしてこう、崖っぷちに立たないと頭が動いてくれないのでしょう。
日頃からこの集中力があればどんなに仕事も勉強もはかどることか。 

 読みたい本、片付けたい書類、やりたい事がいくつもあるのにいつまでたっても山のまま。

したいことにそれぞれ締め切りを設定すればよいのですが、自分で決めた締め切りに崖っぷち的拘束力をつけるには、もっと戦略が必要のようです。




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2012/03/10

Uヴィレッジの桜


数日前、Uヴィレッジのスタバに行ったら、お店の前に桜が咲いてました。
種類はわからないけれど、濃い色の可愛い花。「寒緋桜」でしょうか?

一瞬、造花?と思ってしまったほど、鮮やかなピンクでした。

寒さの中、全然調子が出ないんだけど、よろよろ、という感じの八分咲き。
クリスマスからつけっぱなしなのか、木全体に豆電球が巻かれているのがなんだか気の毒でした。

University Village(ユニバーシティ・ヴィレッジ)、通称「U-Village」 は、シアトル近辺で一番好きなショッピングモールです。

わたしはアメリカのショッピングモールが苦手。とにかく巨大であればあるほど駄目のようです。

スケールが無駄に大きすぎて疲れるし、のっぺりした照明や、どこに行っても同じ店構えのブランドがずらずら並んだディテールのない建物を見ていると、何かがらんとした気持ちになってしまいます。

Uヴィレッジは オープンエアに平屋の建物が点在しているタイプなので、「モール」という感じがしないし、Anthropologie とかWilliams-Sonoma とか、見るだけで5分間くらい幸せになれる店もいくつか入ってます。



 シアトルでオープンエアだから、雨の日用にお店の間を渡りあるくための傘もあちこちに用意されてます。(写真は去年の初夏に撮ったので季節感がまったくズレてますが…w)

リゾート風の演出ですね。
パーキングの真ん中へんにガーデニングとお花の店を置いているのも良いし、植え込みや鉢植えもとてもセンスが良くて、「街角感」がよく出てます。

考えてみると、ホノルルのパールリッジ・センターや、拡張し続けるアラモアナセンターなんかは、かなりローカル色いっぱいの楽しいモールでした。 アラモアナの白木屋に行きたい……。



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2012/03/06

Pankoちゃんの冒険

夜遅く、買い忘れたものがあって、めったに行かない全国チェーンのスーパーSafeway に行ったら意外な文字が目に飛び込んできました。

Pankoちゃん。



パン粉です。

15年以上前…Once upon a timeですね…アメリカに住み始めた頃には、この日本風の粒の大きなパン粉は貴重品でした。
スーパーで「Bread crumbs 」と書いてある箱を買ってきてみると、砂のように細かい粉で、えびフライの衣にはなりませんでした。

西友で100円くらいで普通に買えたはずのパン粉は、当時住んでいたホノルルに数軒の日本食品スーパーにしかなくて、しかもパン粉のくせにとても高かったので、フライやカツを作るときにはいちいちミキサーでパンを粉砕して生パン粉を作ったものでした。

 
それがいまや全米チェーンの棚に並ぶようになったとは。
Progresso社のだけでなく、 Safeway ブランドのも!


思えばこの10年ほどで、日本食はアメリカの日常生活にじわじわ浸透してきました。

どこのスーパーにでもデリの冷蔵ケースのところにプラスチックの箱にはいった(少々怪しい)「SUSHI」が並んでいるし。 (カニかまぼことかが巻いてある、海苔なし「スシロール」ばかりですが)

インスタントラーメンやカップ麺も、普通に食生活に浸透したし。


Nisshin食品さんが頑張っています。ラーメンも「Picante Beef Flavor」 とか、「焼きそば」じゃなくて「CHOW MEIN」とか、完全にローカライズずみ。アジア系とメキシコ系住民の多いカリフォルニアがメイン市場なんでしょう。

スシロールといいピカンテビーフ味ラーメンといい、中国の麺が日本人の手で「ラーメン」に翻訳されたように、日本の食もアメリカン文化に翻訳されていくのですね。

Pankoちゃんはどんなお料理に使われていくのでしょうか。



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2012/03/05

雛の夢


お雛祭りの夜、舞踏家のKaoruさんの公演に行ってきました。
 舞台はグリーンウッドのTaoist Studies Institute。

今回はすこし演劇仕立てで、女性舞踏家二人による「雛の夢」と題した3部劇。



赤い靴はいたおんなのこの夢。人形の夢。

お人形が命を得て動き出す、美しい春の夜の夢でした。

みながら、谷川俊太郎さんの文章と写真家の沢渡朔さんの『なおみ』という絵本を思い出しました。片時も離れなかった大事なお人形が、ある日死んでしまう。


「そしてあるあさ なおみは しんだ わたしのよこで めを みはったまま」

そしていつか母親になった女の子は、幼い自分の娘の隣に、屋根裏で眠っていた「なおみ」を置くのでした。

 


休憩時間には手作りの甘酒もふるまわれて、意地汚くもたくさんおかわりしてしまいました。

楽しいGirls Festival でした。




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2012/03/03

火鍋の魔力 小肥羊

台湾出身のEさんに教えてもらった、「火鍋」のお店、小肥羊

ベルビューのCrossroads Mallの向かいにあります。
台湾発のチェーン店で、日本にも赤坂や渋谷に支店あり。

これが火鍋だ!

スープは白いのか赤いの、または真ん中で仕切って半分ずつの紅白鍋にもできます。
まずスープをオーダーして、鍋が来てからおもむろに中に入れるものを注文するしくみ。

とにかく香辛料がたっぷり浮いています。ねぎ、クコの実、にんにく、生姜のぶつ切り、ライチ、そしてもちろん大量の唐辛子などなど。

赤いほうのスープは、かなり真剣に辛いです。
飲む前にまず辛い湯気が喉を直撃してむせるほど。

お玉で気軽にスープをすくうと、唐辛子とにんにくがこんなに↓↓こんもり!!
よけてもよけてもよけても唐辛子が次々に浮いてきます。


かすかにケモノっぽい匂いがあるスープは、こってり濃くて喉にじんじん刺激が来る、とてつもなく複雑な味。トムヤムクンとか上等のとんこつスープのように、味が何層にもなっていて飽きません。

急に思い出すとじわーんとスープの味に脳を占有され、すぐにも駆けつけたくなる、魔の鍋です。

クセが強いので、駄目な人と魔力にとりつかれる人に分かれるかもしれません。


お肉はしゃぶしゃぶ風薄切りです。
女ふたりで行って、羊肉と牛肉、野菜(白菜、えのき、レタス、豆腐)、魚介類、春雨のセットで、お一人様15ドル。おなかいっぱい食べて、スープもお持ち帰りできました。かなりお得です。

湖を渡ってイーストサイドまで行く価値のある実力派お鍋でした。



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