2011/06/28

ポートタウンゼントのかもめ爆弾


超快晴の日曜日、息子と友人夫妻と4名&1匹で、オリンピック半島のPort Townsend (ポートタウンゼント)に行ってきました。
シアトルの北、Edmond (エドモンド)からフェリーで20分。そこから車で小1時間。

近くの湖、Gibbs Lake の周りの森をハイキングしてからポートタウンゼントへ。



『ロンリープラネット』によれば、この小さな町は19世紀末、安全な良い港として栄えて、一時は「西部のニューヨーク」になるとも言われ、一番乗りを夢見た実業家が次々やってきてビルを建てたのだそうだ。
でもその直後に不況に襲われ、タコマからつながるはずだった鉄道も実現せず、ブームは数年で終わり、あっという間に小さな静かな町にもどってしまった。


70年代になって、のんびりした風景とヴィクトリア時代の美しい建物を愛する人たちが「再発見」して住み着きはじめ、アーティストのコミュニティが出来てきたとか。友人Cの通うインテリア・スクールの教授も、ここからベルビューまで片道2時間半くらいかけて週に何度か通っているという。ほんとにちっちゃな町だけど、愛されてるのが良くわかる。

ストリートミュージシャンがあちこちで演奏する、海沿いの可愛らしい通り。カフェやギャラリーやアンティークショップのほか、昔の建物をそのまま使ったホテルもある。

ハイキングしておなかもすいたことだし、ピザ屋さんでスライスのピザを買って、港にむかって開けた小さな広場に木のピクニックテーブルがあったので、ここで座って食べようということになった。
数分後に大惨事になることもつゆ知らず…。


わたしは冷たいコーヒーが飲みたかったので、カフェに入って注文を待っていた。すると息子が妙な顔をしてカフェに入って来て、濡れた紙ナプキンをくれと言う。
外に出てみると、友人夫妻はふたりとも寂しい顔をして少し離れたところに立っていて、テーブルの上には私のフェタチーズのピザだけが、ぽつんと残っている。

一体なにがあったのかと聞くと、「信じられないと思うけど」と3人が一斉に教えてくれた。
3人でピザを食べ始めたとたん、大きなカモメが飛んで来て、「あーカモメだねえ」なんて言い終わる間もなく、テーブルのど真ん中に大量のふんシャワーを落としていったのだそうだ…。

この手前のテーブルが現場です。

ピザはもちろん、友人夫妻のシャツも、私の新調したばかりのカメラバッグもシャワーの被害を受けた。無事だったのはテーブルの下にいたビーグル一匹のみ。

あまりのことにみんな茫然としてしまい、街散策もそこそこに引き上げたのだった…。
しかも車に戻る途中、ビーグル犬チップも背中にふん攻撃を受けた!

ポートタウンゼントに行くときは、くれぐれも上空に注意してくださいね。



帰りのフェリー。キングストン港は1時間待ち。お天気の良い日曜の夕方は、たいてい混むのですよね。

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2011/06/26

6月のアルカイビーチ

土曜日のアルカイ・ビーチ。



曇りときどき晴れ、気温は20度Cになったかならないか。泳ぐにはまだ寒い。
水に入っている人はいなかったけど、ビーチにはビキニの女の子もちらほら。
かと思えばロングブーツの子もいる、シアトルの6月。


 公立小中高校は、金曜日から夏休み。
9月7日のレイバーデイ明けまで、長い夏の始まりです。


砂の上よりも舗道のほうが賑わっていて、いろんな自転車が行き交っていました。

水に入っていたのはカヤックやパドルサーフィンの人だけ。


平和にパドラーが行き交う向こうには、ハワイのパールハーバーにも来てた、巨大ボールがシアトル港に停泊中。
ミサイル探知用のレーダーで、ふだんはアラスカ沖をパトロールしている、海軍ではなくて「ミサイル防衛局」直属の人なのだそうです。

ハワイでよく息子のサッカーの試合に行ったワイピオのサッカー公園から、パールハーバーのシップヤードで修理中だった(働いてる時間よりハワイにいる休養時間のほうが長いんじゃないかと思われるくらい、ほとんどいつもいた)このボールがいつも見えていたので、なんだか懐かしい。



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2011/06/25

Initiative


Cannabis 続報です。

ワシントン州では4月に、医療用マリファナの販売所を承認して規制する法案が州議会で可決されたのだけど、これは州知事が拒否権を発動してオクラ入りになってしまった。州の職員が連邦法に違反して検挙される恐れがあるからというのが理由。

 それとは別にDickerson 州議員が酒タバコと同等に大麻を規制しようという法案を提出したが、さすがにこれは議会には通らなかった。

そしたら今回、レクリエーション目的のマリファナ所持を合法化するための initiative が発議されて、数日前のシアトルタイムス一面を飾っていました。

Initiative は『リーダーズ』によれば
(n) 「国民/州民/住民発案、イニシアティブ(一定数の有権者が立法に関する提案を行なって選挙民や議会の投票に付する制度(権利)」。

草の根から法案を提案する直接民主主義的システムで、アメリカでは半数くらいの州でこの制度を採用しているようです。

今回のイニシアティブ提案内容は、21歳以上の成年にマリファナ所持と使用を認め、州が販売を規制して、お酒のライセンスと同様の取り扱いで税収にしようというもの。車の運転に関しては酒気帯び運転と同様に取り締まり、州外で売りさばかないように一回の所持は16オンス(1ポンド、450グラム)に限るとのこと。

注:これはモミジです(笑)。

今までも何度も提案されて来た内容ではあるけれど、今回のイニシアティブが注目を集めているのは、現職のPete Holmes 市検事と、元連邦検事John McKay 氏がバックアップしているから。

McKay氏は、連邦検事時代は薬物を取り締まる側にいたわけだけど、現行の規制はメキシコのブラックマーケットに資金を流入させ、その結果麻薬カルテルが武器を買って死人を増やしているだけだ、と主張しています。「アメリカ人の多くは金を払ってマリファナを吸いたがっている。私はこの禁止法は馬鹿げた法だと確信しているし、私のほかにもこの法を疑問視している連邦検事は多い」とのこと。


もちろんこれが通ったら連邦法と真っ向から対立することになるのだけど、「このイニシアティブが、いずれ米議会を動かすきっかけになるだろう」と McKay 氏は強気です。

Holmes 氏の「控えめな」試算では年間2億1500万ドルの税収となる見込みだそうで、これを教育や医療福祉予算に使ってくれるなら大賛成。
このイニシアティブは 年末までに24万件の署名が集まれば議会にかけられるそうです。

これとは別の大麻合法化イニシアティブももう1件すでに発動しているそうで、かなり勢いが感じられる昨今ですが、さてどうなるでしょうか。

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2011/06/22

ハリバットを買いに


先日、またパイクプレイスの魚屋さんへ。この前ちらっと行った時に目についた、Halibut (ハリバット)のものすごく新鮮なピカピカの切り身と、穫りたて直送の Razor Clam (マテ貝)がおいしそうだったのに、遠出する前だったから買えなかったのがずっと未練だったのだ。刺身でもイケるよ!とお兄ちゃんが薦めてくれたマテ貝は、でも今回はもう無かった(悲)。

ハリバットの日本名は「オヒョウ」。東京の魚屋さんではお目にかかった覚えがない。
日本では人気魚ではないらしいです。

白身魚にしては肉がしっかりしていて、タラみたいにほろほろ崩れず、味も良い。
ハリバットのフライは、シアトルにたくさんあるフィッシュ&チップスのお店ではポピュラーなメニューで、うちの息子も大好きなんだけど、お値段も一番高い。

ふつうのタラ(cod)なら、フィッシュフライ2個にポテトのセットで8ドルくらいなのに、ハリバットだと急に15ドルとか。

魚屋さんのハリバットも、安い時で1ポンド18ドルくらいだから、100グラムで4〜5ドル、500円近い感覚で、マグロより高い高級魚。日本では人気がないからもっと安いのかもしれませんね。

フィレじゃなくて「ステーキカット」という、骨を真ん中に胴をぶつ切りにしてある切り身で、胴の大きさそのまんまなので一切れが巨大。厚さも3センチくらいあって、小さなものでも500グラム強と、かなりのボリューム。

太平洋のハリバットは、こんなに大きくなるようです。でかっ。



 向かいの八百屋さんのペッパーたち。手前から2番目のが、武器にもなるという激辛ハバネロ。オレンジでコロコロした形がかわいいので買ってみたいのだけど、まだ勇気がなくて試せてない。



入り口の花屋さんで、買ったシャクヤクの切り花、1本2ドル。
スイートピーもたくさん出てた。

ハリバットは、こってりした味で食べたかったので、パルメジャーノをかけて焼くレシピにしてみました。

1)オーブン皿にタマネギを敷いて魚をのせ、400Fのオーブンで10分くらい(身がほろほろ離れるようになるまで)焼く。

2)パルメジャーノ 1/2カップ、バター1/4カップ、マヨネーズ大さじ3、青ねぎのみじん切りひとつかみ、塩少々を良く混ぜる。

3)魚が焼けたらレモンを絞り、2)のソースをかけてブロイルで数分焦げ目をつける。できあがり。

簡単でうまーー。
もとのレシピはこちら。 魚料理のくせにとってもカロリー高いですよ! 



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2011/06/21

デコ車の祭典


Fremont Fair のつづきです。

屋台が並ぶ会場の真ん中へんにあった、「Seattle Art Cars Blowout」の展示。

念入りにデコレーションをした「アートカー」が集まる、毎年恒例の展覧会。カリフォルニアのナンバープレートをつけた車もあったから、西海岸中からデコ車が集まるもよう。


お正月飾り、じゃなくてシーフード海の生物カー。


入れ歯カー。

ピンクフラミンゴカー

 りすカー。
みんなこれで公道を走って来たんですね……。

なんといっても一番すごかったのがこれ、カリフォルニアナンバーの荷車カー。
良くお父さんが小さなこどもを載せて引っ張っている、クラシックなRadio Flyer のワゴンそのまんまの デザインで、ちゃんとエンジンが中におさまっている。
これでハイウェイを通って来たのか、気になるところ。

裸のサイクリストのボディペインティングに負けず劣らずの、ホンキな車ぞろいでした。痛車なんか目じゃありませんよ。


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2011/06/20

夏至祭りの犬パレード

週末は隣町 Fremont(フリーモント)で 夏のお祭りFremont Fair があった。
夏至の日に近い週末に毎年2日間開催される。

ほんとは第1日目、土曜日のパレードを見に行こうと思ってたのだけど、あいにくの雨だったので予定変更。

素晴らしく念のいったボディペインティングをした素っ裸のサイクリスト達が先導するので有名な、フリーモントらしいラディカルなパレード。ボディペインティングって雨で流れちゃわないのか他人事ながら心配だったけど、全然そんなことはなく、参加者は雨にもめげずパレードを敢行したようでした。どんな塗料を使ってるのでしょうか。
こちらに写真が。18禁になってますので自己責任でよろしく(笑)。パレードを見る分にはコドモ立ち入り禁止ではないようです。来年は行ってみよう(決)。


で日曜日、もっとおとなしいPuppy Parade を見てきました。
パピーパレードといっても、老犬でも参加してよし。大中小と大きさ別に、いろんなわんこが参加する。


小型の部



大型の部

コスチュームをつけた犬もたくさんいたのだけれど、半分くらいの地点でほとんど脱げてしまっていた。


これは脱ぎたくても脱げないアイスクリームドッグ。これいつまでやるんすか、マジっすか、て顔でした。

もちろん食べ物屋さんやクラフト屋さんもたくさん出ている。石竃ピザを食べました。
ここで焼きそばとたこ焼き屋台をやったら絶対売れると思うんだけどなー。
誰かいかが?

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2011/06/19

SODOの踏切


またもどんより曇り空、肌寒い雨模様の週末でした。夏至なのに。


土曜日に通ったSODO 地区。 South of Downtown (ダウンタウンの南側)なのでSODO。そのまんまですね。
 クエストフィールドとマリナーズのスタジアム、セフコ・フィールドの南側の地区で、倉庫や工場が並ぶインダストリアルな地区。スタバの本社もここにあります。

2年前に開通した、ダウンタウンから空港までのライトレール電車がここを通っている。


歩行者用の「踏切り」は、通行する人が手動でこのゲートを開けて通る方式。
渡る前に『両側を良く確認』としっかり描いてある。きわめて自己責任なシステムです。

この脇は車道になってて、ゲートが下りてくるでもなく、電車が通るときは単に赤信号がつくのみ。この踏切を使わなくても実はすぐ横の車道を通って渡れるw。
まあライトレールは路面電車のようなものなので、これで充分なのでしょうか。

ライトレール、今度のってみようかな。(乗り物好き)


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