2017/10/11

オアフ島で食べたもの


ハワイで食べるもの。
チャイナタウンのPHOとレナーズのマラサダはクリアしましたが、非常に!残念なことに!ワイオラ・シェイブアイスに行けなかった。涙。 ううー、また必ず近いうちに。



ワイキキ滞在だったので、リコッタパンケーキが評判だったBILL'S に行ってみました。

東京店に行って超がっかりだったとお怒りのマダムMに無理やりつきあってもらい。
パンケーキは、うん。ふつうにおいしかった。のだけど。
バナナと粉砂糖とキャラメルをかけただけのパンケーキで20ドルって、たかっ!

高級ホテルの朝食と同じだと思えば納得でハッピーなオーディエンスがいらっしゃるのでしょうけど。

庶民のあたくしはレインボー・ドライブインでいいです。
今回は前を通過しただけで行かなかったけど。


こちらは前回行ったときの、レインボー・ドライブインのフレンチトースト。



ハワイ通のマダムの意外に庶民な短いマストイート・リストのひとつ、サイド・ストリート・インのディープフライドポークチョップ。
ここの店は全然知らなかった。最近カイムキに2号店ができたそうで、超ローカル店なところが逆に日本人観光客に受けているらしく、ジャパニーズメニュウが出てきた。


そして、もう一つ、マダムの必須リストにランクインしていた朝日グリルのオックステールスープ。
ここの店の前は、オアフに住んでた時にたぶん1500回くらいは通ってるけど、一度も行ったことなかった。この写真も実は前回行った6年前に車の窓から撮っていたのでした。


そんな幻のオックステールスープ。シンプルでおいしゅうございました。
なぜ今まで行かなかったんだろう。 マダムのおかげで初めて食べられた。


これは最近、ていうかこの数年間のあいだにできた人気のプレートランチ店、パイオニア・グリル。日本人オーナーのお店だそうです。

旅の体力温存のため、オクラ、山芋、納豆、ポケのねばねば丼をチョイス。
6年前にホノルルを訪ねたときの友だちの半分は本土に引っ越してしまいましたが、のこっている組のひとり、Bくん。立派な青年に成長してました。おばちゃん、うるうる。


ここのお店はファンキーなヴィンテージグッズやオリジナルデザインのグッズでいっぱいで面白かった。


ほぼ庶民派レストランばかりだったんですが、ファンシーなお店にもちょっとだけ行ってまいりました。

アラモアナの近くの、地味な一画にあるMWレストラン
ここも3年か4年くらい前にオープンした、オアフ島のニューウェイブ。
アラン・ウォンさんの店で修業したシェフ夫妻の評判店です。

この青汁的なドリンクは、最近はやりのスーパーフードらしい「モリンガ」と抹茶のアイスティー。見たまんまの味。


アペタイザー、メイン、デザートつきのプリフィクスメニュー$25を注文しました。
トマトのスープ。ギリシャ風一口サラダ。アヒ入りぎょうざ。ぎょうざのタレがゆず入りでおいしかった。


金曜のランチだったので、店内はすぐに満席に。
ハワイらしいにぎやかなグループが多かった。


メインは、餅のコロモをつけたモンチョンという白身魚。
素麺の上にのっていて、ゆず風味のタレをかけて食べます。

モンチョンはとても美味しかったのだけど、付け合せのカブの漬物とオイキムチがなんだか投げやりな感じだった。
きっとローカル産のきゅうりとカブで、ものすごーく手がこんでるキムチなのかもしれないんだけど。

モンチョンは、和名「ヒレジロマンザイウオ」というあんまり聞かない魚。
「シマガツオ」科だそうですが、日本の魚屋さんで見た記憶はないー。


こんな子です。
Hawaii Seafoodさんからお借りしました。 このサイトには、「日本語名:モンチョン、Hire Jiro Monchong」て書いてある。なんだHire Jiroって。
もしかして日系移民の方々がつけた名前なのかもしれないですね。

モンチョンていうのがハワイ語なのかと思ったら、ハワイ語名は「ムカウ」だそうです。
英語名はSICKLE POMFRET 。

味の良い白身魚で、ハワイ沖で一本釣りされるらしく、地産地消志向のレストランで人気。


デザートに期待してたんだけど、サーバーのおっちゃんが「めっちゃめちゃ美味しいよ!」と太鼓判をおしていたバナナクリームパイが、あんまりにも普通でかなりがっくり。
「これならウチで作れそう」と悲しそうにマダムがつぶやいた。

夜はもっと気合が入ってるのかもしれませんが、キッチンにばらつきがあるのかも。
オーナーシェフが人を使ってレストランの味を守るのって大変なんでしょうね。



こちらはその数日前に行った、ハワイ州立美術館の中のカフェ、Artizen by MW

これも素麺の上に餅のコロモをつけてふわっと揚げた(パンフライかな?)ナスが乗っているという、似たコンセプトのメニューで、12ドルでした。
これも本当においしくて、本家MWレストランのモンチョンに劣らなかったです。


そして、分け合って食べたこの美しいタルト。これもめっちゃ美味しかった。5ドルだったかな。

コスパの点からいったらこのArtizenは素晴らしくおすすめです。
MWレストランのランチより、こっちのキッチンのほうが力が入ってる感じがしちゃった。

美術館も州立なので入館無料だし!ホノルルに行くならここはおすすめですよ!


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ショッピングモールの木


ワイキキの新しいインターナショナルマーケットプレイス。

昔はキッチュな屋台がたくさん並んでたところで、髪を編んでくれる屋台もあって、うちの息子を一度連れてったことがあった。
たしか40ドルくらい奮発したのに、頭痛がいたくなって1晩もたなかった。

闇市みたいにゴチャゴチャしてたのが、テスラのショウルームとか、ブルネロ・クチネリとか、アンソロポロジーとかが並ぶアップスケールなモールに大変身してました。



昔からあったバニヤンツリーは、もちろんそのまま取り込んである。
全米探してもこれほど巨木が生えているショッピングモールは他にないかもしれませんね。


1960年代に最初のインターナショナル・マーケットプレイスができた当時は、ティキバー全盛の時代で、キャッチーなハワイアン音楽のヒットで一世を風靡したドン・ホーさんのバーがここにあり、このバニヤンツリーの上にカップル向けのツリーハウスの特別室があったんだそうです。


このバニヤンツリーは樹齢160年だそうですが、今から30年後、50年後にもこのモールはあるのか。その頃のワイキキってどうなってるんでしょうね。


インターナショナル・マーケットはおしゃれな人々の間で「いんたま」というのだと教えてくれたのは東京にお住まいでハワイヘビーリピーターのマダム。

日本の略語おそるべし。

アラモアナセンターのほうでは、以前からハワイの「ネイティブ植物」を植栽に使ってて、新しいウィングにも目につきました。

ハワイで「ネイティブ植物」というと、
1)もともと島に自生している植物
2)ポリネシア人がカヌーで移住した際に持ち込んだ「カヌー植物」
の両方をさすことが多いので、ややこしいことがあります。



パンダナスとティー。この大きなパンダナス(ハラ)の木が、ショッピングセンターの中にあると迫力です。ライティングもドラマチック。



オープンエアはやっぱり良いですね。

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2017/10/09

変わるハワイ、変わらないハワイ


ワイキキ〜。

先日も書きましたが、6年ぶりのハワイは、基本変わっていない風景の中に新しいものがパラパラと出来ていて、なんだか不思議だった。

 変わらないザ・バス。


自転車シェアリングは最近できたばかりだそうです。
今回は使ってみなかった。


ワイキキにはリッツカールトンの高層レジデンスタワーができてるし、アラモアナショッピングセンターの敷地内にも高級コンドミニアムが完成してました。

シャトルの運転手さんもUberの運転手さんも、「2ミリオンからだってよ!ペントハウスは10ミリオンだってよ〜!」とウワサをしていた物件。公園が目の前だしねえ。


 アラモアナセンターには新しいウィングが完成してて、新しい中庭には草間彌生さんのかぼちゃも登場してた。

ワイキキとアラモアナセンターに追加されていたのは、ハイブランドのブティックが多いモールと超高級コンドミニアムのキラキラした建物。
そしてカカアコ地区も激変してました。


こちらは変わらない、昔のIBMビルディング。
まわりにはハワイ原生種のナウパカが植えてありました。

はちの巣みたいな外観はウラジミール・オシポフさんというハワイで活躍したロシア出身の建築家の代表作で、ミッドセンチュリーの頃の「トロピカル・モダン」の様式。
取り壊される話もあったのが保存されることになり、今はコンドミニアムの販売オフィスが入ってます。

この周囲はすごい勢いで開発が進んでいて、ピカピカのビルがたくさん建っている。


ドラマチックなライトアップで、レースみたいなハチの巣構造がショーアップされててキレイでした。保存されてよかったね。

そういえば昔はこのビルに保険のGEICOが入ってて、車で事故ったときに、多分インスペクションかなにかの手続きで来た覚えがある。

そしてここのビルの駐車場は週末と夜間は無料で使えたので、よくここに車を置いて、すぐとなりのバーンズ&ノーブル書店のカフェに勉強しにいった。そのバーンズ&ノーブルも今はBED&BEYONDかなにかのホームデコレーションの店になってて、ここの駐車場にはゲートが出来て入れなくなってました。


こちらもレトロなトロピカルモダン(レトロなモダンって妙ですね)建築の、州庁舎。
まんなかががらんどうの吹き抜けになっている、官庁としては破格に開放的な建物です。


チャイナタウンも変わってて、以前は終戦直後みたいなバーばかり並んでいたホテル・ストリートに、オシャレでアップスケールなバーやレストランが増えてました。

評判を聞いて行きたかったThe Pig and The Ladyで、このところ続けてお仕事を頂いている編集プロダクションの代表リサちゃんとランチ。
ここのお仕事はとても楽しいです!
いつもメールだけでやり取りをしているので、もうちょっと年長の方かと思ってたら若くてびっくり。2008年に大学卒業っていってたから、80年代生まれ、30代そこそこか。



食のシーンでも、デザインやファッションも、こういう広告出版系も、ハワイの新しいトレンドはこういう元気な20代〜30代のミレニアル世代が引っ張っている感じがすごくします。

ホテルストリートの古いビルを改造したお洒落オフィス。


店でもなんでも、NYやサンフランシスコなどの大都市にひけをとらないデザインはハワイにはあんまりなくて、やっぱりちょっとださっ、でも南の島だからまあしょうがないか、みたいな感じだったのがぐんと変わってきてる。

お金持ちの資本がハワイに流れこんでいて景気が良いということももちろんあるんだけど、シェフでもデザイナーでも、本土で教育を受けてUターンした若い人たちが自分たちで活躍の場をつくってる感じがとても頼もしい。


こちらも変わってなかった、チャイナタウンのPHO屋さん。でもちょっとファンシーなパパイヤサラダがメニューに増えてて、おばさんが日本語上手になってた。


シアトルにもPHO屋さん多いけど、やっぱりここのが一番うまいですだよ。
もやしと一緒についてくる草も、これシアトルではないんだよねー。そしてライムではなくて、地元産の超ジューシーなレモンがついてきました。


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2017/10/08

ハワイアンとコナウィンド


今回はハワイアン航空でホノルルへ。

ハワイアン航空におつとめのEちゃんがお安くゲットしてくれました。ありがとうぅぅー!

そういえば、前回6年前ホノルルに「帰省」したときも、CT夫妻にいただいたハワイアン航空のチケットだった。

「当社は米国路線の航空会社で唯一、無料のお食事をご提供していることを誇りとしております」
とアナウンスがありました。そうなのか!

せちがらい世の中、国内線の飛行機では手荷物もアルコール飲料も食べものもヘッドフォンも有料なのがふつう。なので、飛行機に乗る前にいそいでサンドイッチを買っておいたんだけど。


行きの便にでてきたのはコレでした。ホノルルクッキーカンパニーのパイナップル型クッキーがついてて、ちょっと気持ちが上がる。



ちなみに帰り(午後1時20分ホノルル発、午後10時シアトル着)の夕ご飯はコレでした。
ありがたくいただきましたが、ブロッコリも人参もどうしてこんなに柔らかくなるまで調理しなくちゃならないのか。


ホノルル到着前に、海上に早くもうっすらと、虹がお出迎え。
海の色が明るい!


ホノルル上空ー。そうだった、ここの海はソーダ飴みたいなこういう色なんだった。
10年以上見続けたはずなのに、何度見ても本当とは思えないような、すごい色。



オアフ島は暑かった!
飛行機を降りた瞬間に、えっここは東南アジアですか?と思うような蒸し暑さでした。
気候変動と関係あるのかどうか知らないけど、今年のハワイの夏は、ものすごく暑かったそうです
風が、いつもの北東からの貿易風じゃなくて南から来るコナ・ウィンドで、もわーっとしてた。ちょっと歩くだけで全身滝汗。



最初の5泊はおヒルトン。
マダムMが、このおヒルトンの目玉が飛び出すほどの激安ディールがあるので一緒に行かないかと誘ってくれたので、ほぼふたつ返事で行くことにしたんでした。
かねがねオアフ島に行きたい理由がたまっていて、行けるとしたら9月末かなー、と思っていたので、わたりに船とはこのことだ!と。マダムありがとうぅぅぅー。

なんだか今回は、いろんな人に助けられて「いいから今いらっしゃい」と言われた気がする。 それでするべきことをちゃんと出来たのかどうか、わかりませんが。これからか!

ちょうど動いてる作業がちょこっとあったので、1日3時間か4時間くらい、ここのラナイとか、あちこちのカフェとかでちまちまちまちまと仕事しながらのオアフ旅行。なんとかなるもんだ。なったのか!なってるのか!

バタバタだったけどいろんな人に会えて、涙でるほど懐かしい場所にも行け、目が覚めるような色を見て、おいしいものも食べられて、ほんとに盛りだくさんで幸せでございました。

またすぐ行きたいー。いますぐ!

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2017/10/07

ライトレールで空港へ。


シアトルに帰ってきました。
帰ってきたらすっかり秋。
ハワイは蒸し暑かったので、この爽やかさが嬉しいー。


近所のスーパーの前もすっかり秋の仕様になっている。
近郊で栽培してるダリヤがいっぱい。


かぼちゃもあるでよ。 かぼちゃはハワイにもあった。ハロウィン用のパンプキン畑があるんだよね。

しかし驚いたのは、6年ぶりに行ったホノルル空港にWiFiがなかったこと!
今どきWiFiのない国際空港があるのか!

「なぜなんだ!」と友人Eちゃんに聞くと、
「電車にぜんぶおカネをとられてるんだよ」

…ホノルルは今、電車を建設中なんですね。
私が住んでた頃から電車を作ろうという計画はあった。ついに議会を通って予算がつき建設が始まったはいいが、いったいいつできるの?とホノルル市民の誰に聞いても、誰一人として知らなかった。「…ホントにできるのかね?」「安全性が心配」とか不安な答えがかえってくる。

Eちゃんは電車賛成派ではあるんだけど、

「カポレイのパンプキン畑のまんなかから作ることないと思う」

と言ってました。

「もっとダウンタウンの方から作って、ああなんて便利なんだ!って印象づけなきゃ」
と。もっともだ。

さてわたくしは今回、Sound Transit のLink Light Railの電車でシアトルタコマ空港まで往復してみました。

去年の3月にオープンしたばっかりのワシントン大学駅をはじめて使ってみた。


まだピカピカ感がのこる駅。

この駅はいまのところ終点で、ここから空港まで40分くらい。片道3ドル25セントです!
ちなみにタクシーだと片道60ドルから70ドル。

この駅までウチから車で15分くらい。行きは早朝、帰りは夜遅めの便だったので、息子に駅まで送り迎えしてもらった。


エスカレーターで地下へ。けっこう深く、東京の地下鉄みたいに降りてきます。

 電車の写真を撮ってなかった。


King County のサイトからお借りしました。

イモムシ的な外見がちょっとかわいい。ダウンタウンを抜けると地上に出て、空港の近くでは高架になります。
ときどき地上部分で、車が電車に衝突する事件が起こる。なぜなんだ。

シアトルの電車ライドはけっこう快適です。

サンフランシスコのBARTとかNYCの地下鉄なんかよりはずーっっと静かで、電車じたいが新しいからキレイです。

そしてまったく空いていた。
でも通勤通学時間だと混むのかも。

空港駅からターミナルまでの間がけっこう遠くて、10分くらいパーキングのビルを通って歩いていかなくちゃならない(動く歩道もない)のがなんとも片手落ち。でもトラムが走ってて、多分お年寄りとかが優先なのだろうけど、帰りは運転していたお兄ちゃんが「乗ってく?」と声かけてくれて乗せてくれました。

帰りは午後10時着の便で、電車の治安はどうかなと思ったけど、飛行機降りて乗ってくる女性客もふつうにちらほらいて、別にどうということもなかった。

でも夜は酔っぱらいやちょっとやば目の人も普通に乗ってくるので、自己責任でお気をつけくださいね。

ホノルルの人!電車は便利だよ!ちゃんと動けばね。
そして車と衝突とかしなければだが…。


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