2012/06/10

ゴールデンガーデン公園のビーチとビーバー池


土曜の朝のゴールデン・ガーデン公園(Golden Gardens Park)です。

まだ気温は低くて、ぜんぜん水に入りたくなんかなりません。 

ノースウェスト6月のビーチピクニックの装備は、レインブーツ、ビーニー、コットンの長袖にレインコート。みんなそんな格好です。


ビーチの後ろには芝生のピクニックエリアがあって、公園の端っこには小さな池が二つあります。


みたところ膝くらいの深さしかない、水たまりみたいな池なんだけど、ここにもビーバーが生息しているようです。

状況証拠。


本人はいませんでしたが、削り跡が新しいのでまだその辺にひそんでいると思われます。


今日(日曜日)は快晴でもっとあったかかったけれど、それでも最高気温20度。去年も6月ってこんなに寒かったかなー。と、毎日言ってます。


焚き火のピットで場所取り。こことアルカイビーチパークはビーチで焚き火ができる公園です。朝早くからごうごう火を焚いているグループがちらほらいました。焚き火いいな。





にほんブログ村 海外生活ブログ シアトル・ポートランド情報へ

Cafe Besalu、海辺のカナダガン、パンを狙う者たち

土曜の朝。
バラードの24th Ave.NW にあるCafe Besalu に行ってみました。

ここは水曜から日曜の午後3時までしかやってないので、わりあいに近いのに、なんとはなしに行く機会があまりないベーカリー。




土曜の朝だけに大混雑でした。
カウンターの中では女の子4人くらいが働いていましたが、みんなアメリカンとは思えないほど(笑)きびきびと動いていて気持ちが良い。



ここはHonore やFresh Flours よりも若干お安い。アメリカーノ8ozが2ドル、ペストリーも3ドル以下でした。ペストリーのラインナップも気取りがなくて地に足がついた感じ(ブルーベリー、ストロベリー、ハム&スイスチーズ、パンオショコラ…)。

甘い系パンは若干甘さががっつり強くてアメリカン好みかなという気もしますが、生地はぱりぱり、バターたっぷりで間違いない真面目なおいしさです。
 
Cafe Besalu
 5909 24th Avenue Northwest Seattle, WA
98107 (206) 789-1463
水〜日 午前7時〜午後3時。



りんごとストロベリーのを買いました。あとクロワッサン。

Golden Gardens Park (ゴールデン・ガーデン公園)に行ってベンチの上でパンの写真を撮っていたら。


 何を勘違いしたのか、一目散にやってきた人が ↑。しかも夫婦で。
あげませんよー。何考えてるんですか。


そして勢い余って通りがかりの小さいわんこを威嚇! おじさんも困惑していました。

…そのあとセントバーナードが来たら、目も合わせずにそそくさと退場。プッ。


 鳥からは防御したのに、帰ってベッドの上にかばんを出しっ放しにしていたら、目を離た隙に侵入したビーグルにいちごパンをまるっと食べられてしまいました………。



にほんブログ村 海外生活ブログ シアトル・ポートランド情報へ

2012/06/09

シアトル港、金沢とシアトルと岩手県


ウェストシアトルに用事があって橋をわたりました。↑


シアトル港のインダストリアルな風景を手前にすると、ダウンタウンの風景も少し違って見えます。

遠くから見ると、積み上げられたコンテナの色がかわいい。

近くでみると、コンテナに書いてある会社の名前には中国風のばかりが目立ちます。



それはさておきシアトルってどのくらいの規模なんだろう、と常々思うことがあるので、ちょっと比べてみました。

シアトル市の人口は60万8,660人(2010年国勢調査)。

東京都世田谷区( 84万4,440人、2012年6月現在)よりは少なく、杉並区(52万9,396人)よりはちょっと多い。 


でも 世田谷区の面積は58.08平方キロメートル。

杉並区が34.02平方キロメートル。

シアトル市は369平方キロメートル。

 10倍じゃん。 


どおりで木がいっぱい生えているわけですね。

シアトル市の全体規模は金沢市と似てる感じです。

金沢の人口、46万1,947人、広さ 467.77平方キロメートル。
あら金沢のほうが空いてますね。



なぜ金沢を思いついたかというと、家主のCTちゃんが富山市出身で金沢をめちゃめちゃライバル視していて、いつもあれこれ話を聞いているから。(金沢を褒めると、富山人はむっとするようですw)

それから、昨日、金沢のとてもおいしい羊羹を頂いたからなのです。ふふふのふ〜。



東はBellevue、北は Everettから南はTacomaまでを入れた「グレーター・シアトル(Greater Seattle )」Metropolitan Area(メトロポリタン・エリア)の人口は約334万人で、広さは1万5,265 平方キロ。

岩手県と同じくらいです。

岩手県よりは人口が多いものの、都市圏として考えるとやっぱりひろびろしてますね。


にほんブログ村 海外生活ブログ シアトル・ポートランド情報へ

2012/06/08

隣のフラミンゴとバナナブレッド

うすら寒い雨の朝。

玄関を出てふとみると、緑濃くなってきた庭越しに、隣のフラミンゴが雨に濡れていた。

去年のハロウィーンの時から出しっぱなしの骸骨フラミンゴです。

…なぜ。



 キッチンにそろそろ柔らかくなりすぎたバナナが3本あったので、バナナブレッドを作ってみました。

小麦粉2カップ
ベーキングソーダ小さじ1
塩小さじ4分の1

バター1/2カップ
ブラウンシュガー1/2カップ強
バナナ3本、つぶす。
卵2個


以上。350度(華氏)のオーブンで1時間こんがり。

順番に混ぜるだけで簡単だったのだけれど、バナナが完全にピューレ状態になっていなかったのでところどころにバナナのカタマリがーー。

皆さん、どうやってバナナをつぶしていますか?

そして、「塩小さじ4分の1」というところにハワイアンソルトの大粒を入れてはいけないことがわかりました。
なぜならばところどころに、お塩の頑固なカタマリが出来てビックリ味になってしまうからですorz。塩キャラメル風の味つけだと思えばまあ悪くもないということにしておきましょう。


にほんブログ村 海外生活ブログ シアトル・ポートランド情報へ

2012/06/06

Furbearer: 毛皮運搬者??



先日ビーバーについての記事を読んでいましたら、新しい単語を覚えました。
ビーバーのLegal Status (「ビーバーの法的身分」ですね)という項に

The beaver is classified as a furbearer.

という文章がありました。
「ビーバーは furbearer に分類されている」

furbearerってなんだ? 
頭に 浮かんだのは、毛皮の束を担いで歩いている猟師のおじさん。

でもそうではなくて、 ウェブ辞書には「毛皮獣」とありました。

なんだ毛皮獣って。

ワシントン州のサイトには定義がなかったので探してみると、イリノイ州の天然資源局のサイトに定義がありました。

Furbearer is the name given to mammals that traditionally have been hunted and trapped primarily for fur. There are 14 species of furbearers in Illinois, although only 12 species may be legally hunted and/or trapped.

(Furbearer/毛皮獣とは、旧来、おもに毛皮のために猟やわな猟の対象となってきた哺乳類をさす名称。イリノイには14種類の毛皮獣がおり、そのうち12種は合法的に猟やわな猟の対象とすることができる)。

ほほーー。

 ということはこれは↓↓↓↓毛皮獣ではないのですね。



これもね。↓↓↓




狩猟の対象としてよい動物をまとめてGame animal というのは聞いていましたが、furbearer って。「毛皮所持者」ですか。

「おや、良い毛皮をお持ちですね。ちょっと見せてくださいな」
「ハイどうぞ」
 て感じですよねえ。

ちなみにワシントン州には12種類の毛皮獣がいます。猟をするにはそれぞれに州からライセンスを取得する必要があって、わなを仕掛けてよい時期は11月から3月だけです。
ちなみにわなのライセンスは州民だと36ドルだそうです。

 逆に狩ってはいけない保護動物のリストはこちら。意外に短いリストで驚きました。



…Furbearer の皆さんにも平和な良い夏でありますように。


いつもありがとうー。
よかったらこちらにも寄っていってくださいね!
 ↓
にほんブログ村 海外生活ブログ シアトル・ポートランド情報へ

2012/06/03

カヌーでビーバーハウスに行って来たの巻(その2)


ビーバー家訪問記のつづきです。

この間岸からみた植物園の「鴨湾」("Duck Bay" 笑)、を横切ります。
ごはんをあげる人がいるようで、カヌーをみると寄って来る鴨たち。何もあげないよー。


先日渡ったトレイルの橋の下をくぐって狭い水路へ。


左側が植物園のFoster Islandトレイル。右側はビーバーの森です。

ここはビーバー地帯です。
両岸に生えている木のほとんどは、幹の下のほうが齧られて皮がなくなってます。
倒れている木はみんな、ビーバーの仕業と思われます。


ノミで削ったような歯形も新しくくっきり。齧られて幹がむき出しになった樹には立ち枯れているのもありました。

たいして広くもない地帯に、いったい何匹ビーバーがいるんでしょうか。 すぐに木が全部なくなっちゃうんじゃないかと少し心配にもなります。

グーグルマップで見ると「森」はホントにちっちゃくて、すぐ後ろにゴルフ場と住宅街が広がってるんですよねー。

うちの船頭さん。

ビーバーは草食。 ハンノキやCottonwood (ハヒロハコヤナギ/ポプラの仲間)を好むそうで、齧られて倒れているのはハコヤナギが多かったようです。

ハコヤナギの綿毛が雪のようにふわふわ舞って、水の上にもたくさん落ちていました。


後ろでオールを操っていた息子が、この木の横あたり ↑ でビーバーを目撃!
すぐに水にもぐってしまって、私は見逃してしまいました。

しばらく静かに待ってみましたが、もう出てきませんでした。


ビーバー水路を抜け、湖上に戻って、フォスターアイランドを回って帰ります。

このあたりのマーシュは、鳥の世界。

cat's tail (がま)や灌木の生えている中に静かにカヌーをいれてみると、がまの間に大きなアオサギがじっとしていたり、珍しい種類の鴨が横切ったり。

ツバメもたくさん飛び交ってました。

赤い肩章のあるブラックバードRed-winged Blackbird が枝の上で特徴のある変な歌を歌っています。喉の奥でトリルをきかせながら叫ぶような、一度聞いたら忘れない歌です。


 アオサギを驚かしてしまいました。

上の写真の、アオサギが飛んでいくずっと先に街灯があるのが見えるでしょうか。州道520号の橋の街灯ですが、ここにハクトウワシがずっととまっていました。この間植物園で見た若いワシとは別の、もう頭が白い立派な成鳥でした。


島を左に見て、暗くなりはじめた湖を横切って戻ります。正面にあるのがユニオン湖への運河入口。  

のんびり約1時間半で一回りしました。
曇っていたし夕方だったので、ほかには小さな男の子を二人乗せたお父さんのカヌーが出ていただけで、とても静かでした。お天気の良い真昼間よりも、生きものを見るならこのくらいの時間のほうが良いのかも。

このあたりをいつもカヌーでお散歩しているScott Schuldtさんのブログ『The View From the Canoe』はお勧め。 生きもののすぐ近くにすーっと寄っていけるのがカヌーの良いところですね。

また近いうちに行きたいです。この次こそビーバーに面会をお願いしたい。


にほんブログ村 海外生活ブログ シアトル・ポートランド情報へ
にほんブログ村

2012/06/01

カヌーでビーバーハウスに行って来たの巻(その1)


というわけでこの間の連休に、ようやく野良ビーバーの家を見に行くことができました。

この間行った植物園の水上トレイル近辺を、今度はカヌーで訪問しました。

ワシントン大学のWaterfront Activities Center(ウォーターアクティビティーズ・センター)でカヌーを借ります。

ウォーターアクティビティーズ・センターは、ハスキースタジアムの脇の今工事中のところを入っていった先にあって、18歳以上で身分証明書があれば誰でも借りられます。

お値段はこちら。一般だと平日1時間8ドル50セント、週末は10ドルです。
カヌーもロウボートも同じ値段。

シーズンは2月1日から10月末日までで、だいたい日没まで営業です。今時分だと午後8時半まで。9時頃まで明るいですもんね。日が長くなりました。

わたしたちが行ったのは午後5時半頃。曇り空で、写真はかなり暗めに写ってますが、まだまだぜんぜん明るかったです。


ボート置き場の近くにある窓口で身分証と引き換えにオールとライフベストを貸してくれるのですが、カヌーは並べてあるだけ。係の人がいるわけでもなくて、勝手に選んで乗ってってねという、さすがアメリカ!なアバウトさ。

最初は運河への水路(ワシントン湖からユニオン湖への水路で、モーターボートやヨットがたくさん通行しています)を横切るのでちょっと怖い。

ドキドキしながら必死で対岸の植物園を目指します。


 小さな橋をくぐって植物園側へ。とても静かな水の旅。いろんな鳥の声が聞こえます。


ハイウェイ520号やその出入り口の支線の橋下を何度かくぐります。かなり低いので頭をぶつけないように、かがまないといけません。


水際の草むらのなかに、雛を連れた小さな水鳥がちょろちょろ出入りしていました。
水玉模様の鴨やカイツブリ。ふだんあまり見かけない種類の水鳥も、カヌーからだとたくさん見ることができます。

双眼鏡と300ミリレンズがほしい。

鳥をあまりおどかさないように、リリパッド(睡蓮)の間にひらけているカヌー用の道を通ります。


あったあった、ありましたよ。ビーバーハウス。 520号を通るたびに車の窓から目撃していたのだけど、近くで見てみたかった。 ほんとに高速道路のすぐそばにあるんです。


近づいてみた。ワイルドな外観です。
さしわたし10メートルは優にある巨大ビル。 (Beaver Lodge というそうです)。
中に住んでるのかな?空き家?

でも葉のついた新しい枝が足されているようなので、きっとまだ建築中なのでしょう。
 住人は出てきませんでした。

つづく!!


にほんブログ村 海外生活ブログ シアトル・ポートランド情報へ