2015/10/30

道ばたの本の家


うちの近所を散歩していると、こんなちっちゃい本箱が道端に設置されてました。

ここに置いてある本は誰でも自由に持って帰ってよく、いらない本があったら誰か他の人のためにここに置いていっても良いというシステム。

コーヒーショップやバックパッカー向けホテルなんかによくそういう本棚がありますが、近所の道ばたに突然立っているのは新鮮。

この小さな家の形の本箱設置は、ウィスコンシン州のハドソンさんという人が始めたものだそうで、Little Free Library というNPOになっています。この団体では本箱の販売もしてる。作って設置した本箱を「チャーター」として登録するとマップに載るそうです。

自分ちの前にコミュニティ用の「マイクロ図書館」設置なんて、いかにもシアトルの人が好きそうなアイデア。うちの近所だけでも4箇所はあります。

近所にはこの「リトル・フリー・ライブラリー」というサインがついてる本棚も、そうでないのもありますが、いずれも手入れが行き届いてます。


こちらは「Little Free Library」のチャーターである看板を誇らしげにつけた本棚。
この間はナショナル・ジオグラフィックの古い号をここからもらってきました。


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カフェの2階からぶら下がっているもの 


バラードのカフェ、Ballard Coffee Works。パイクプレイスマーケットの近くにあるSeattle Coffee Works の姉妹店で、ロースターでもあります。

ドリップとエスプレッソだけでなく、フレンチプレスとサイフォンもある。

最近では地ビールも置いてます。


先週、ここの前を通ったら、何か2階の窓からぶら下がっているものが。


人でした。季節のデコレーションです。

脱出に失敗したのか、侵入しようとしているゾンビなのか…。

Happy Halloween! 

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2015/10/28

スチームパンクの夕べ


先週、友人Mの出演するバンドをみに、Hale's Palladium というホールに行ってきました。フリーモントとバラードの真ん中あたりにあるブリュワリーHale's Breweryの裏手に、ひっそりと怪しげな入り口がある。倉庫か広いガレージを改装した感じの、天井が高くてサーカスのテントのような雰囲気の建物。
この日は、「スチームパンク」の人々が集まるライブ大会でした。
いろいろ変なアクセサリーを売っているブースが出ていて(カラスの頭蓋骨の形のブローチや指輪とか触手の部屋飾りとか、歯車やガラスが何枚もついている役に立たないメガネとか) ベリーダンサーの人々もいた。

この日のメインフィーチャーは スチームパンクバンド、Nathaniel Johnstone Band

主宰のナタニエル・ジョンストン氏は、作詞作曲、ギターとバンジョーと歌を担当の才人。中央はナタニエル氏の奥様でベリーダンサーのマダム「テンペスト」。

女性ボーカルはケイトAKA「ダグウッド」ちゃん。彼女の声は本当にパワフルで凄いです。
ギリシャ神話とか民話とかを題材にしたナタニエル氏の曲も面白いのだけど、アイルランド民謡などをアカペラで歌ってみてほしいと思った。


スチームパンクというのがどういう分野なのか、いまいちよくわからない。これは本当に分野なのだろうか。パンクといいつつ音楽はまったくパンクじゃなくて、エスニックなカラーやジャズやポップの要素が強いバンドも多いみたいだし、この夜集っていた人々も、たとえば、1)ヴィクトリア朝風のドレスにカラスの羽根やなにかをつけたコスチュームの、たぶん40代〜60代の淑女の一群。2)それよりもう少し肌の露出が多く、パンク的要素の強いコスチュームの20代くらいの淑女の一群。3)素肌に毛皮をまとい、顔や腕にペインティングをほどこしたどこかの部族風の男女4名。4)ガイコツの描かれた黒いスーツに身を包み、楽しそうにダンスフロアで踊っていた初老のカップル。……など、年齢層も服装傾向もてんでんばらばらでした。

唯一共通しているのは、オリジナルなフィクションとしてコスプレを楽しんでいるということ。アニメの人たちのコスプレは誰かの作った作品世界のキャラを演じるけど、スチームパンクな人たちはスチームパンク的な世界に、それぞれの見解に基づいて、自作のコスチュームで参加しているようです。この「なんでもあり」な感じは大変面白い。



そしてこのバンドに合わせて時々舞台にも登場するベリーダンサーの方々も凄い迫力でした。なにがって、ベリーダンサーって妖艶なおねえさんばかりなのかと思ったら、たっぷりしたベリーの方のほうが多かった。自分が楽しいことが第一で人がどう思おうが構ったこっちゃないという姿勢を、皆さん清々しいまでに貫かれているのです。
この夜の観客もパフォーマーもみんな。


最後の曲は「Frog and Toad」。アーノルド・ローべルの「がまくんとかえるくん」シリーズをモチーフにしたロックンロールな歌で、ケイトちゃんの絶唱がナマハゲ級に恐ろしい迫力の曲。小さな子が聞いたら泣くかもしれない。それとも一緒に踊り出すかもしれない。バナナガールも登場して観客にダイブしてました。




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2015/10/23

MIRO TEAの魔女の鍋


バラードのダウンタウンの真ん中にあるお茶の店、Miro Tea。
先日シネラマの売店でここのお茶があったのに、ちょっとびっくりした。

量り売りで紅茶、ウーロン茶、緑茶までいろいろ売ってる本格的な専門店です。


これはかなり前に撮ったものですが、季節はめぐり、また秋がきた。

秋は紅茶の季節。

むかし、吉祥寺にTea Clipperという紅茶専門店があって、10代のとき、よく通った。
たしか最初は中学を受験した帰りに、母に連れていってもらったような。
喫茶店ばかり並んだ小道の奥の地下にあって、むき出しの煉瓦の壁に、大きな木のテーブルが3つとカウンター席だけのこぢんまりした店。
テーブルの上にはホーローの傘のペンダントランプが低く吊られていて、奥のテーブルには、いつもホーローの水差しいっぱいに、変わった花が活けてあった。ねこやなぎとか、マンサクとか、大きな枝ぶりのものばかり。たいていは名前も知らない、ワイルドな感じの植物だった。

白い長いエプロンをつけた男性の店員さんがテキパキと運んできてくれる紅茶は背の高いポットに入っていた。大倉陶園のマグカップで出してくれるシナモンティーも絶妙においしかった。
大人になったら絶対このカップを買おうと思っていたのだけど、まだ買ってません。

きりりとした美意識のある空間で呼吸したくて、こどもの癖に背伸びをして。何度も何度も階段を降りて行ったものでした。この店にいるだけで何か自分の理解できない能力が身につくような気がして(もちろんそんなことはありませんでしたw)。

ホーローのペンダントの下で、小難しい顔をして、何か一生懸命に悩んでいるつもりだった小娘を、お店の人は暖かく無関心に見守ってくれたものだと思う。
だいぶ前に残念ながら閉店してしまったと聞きました。


Miro Teaにはいつも5種類くらいのお茶が試飲用に置かれてます。


クレープのメニューもあるので、いつも店の中にはバターの香りが漂ってます。

お客さんは、コーヒーの店よりも女子率が高い。


季節メニューらしい「パンプキン・チャイ」というのがレジの前に書いてあったので頼んだら、こんな魔女の鍋みたいなカップに入って出て来ました。


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2015/10/21

シネラマで火星人を見た


シアトルのベルタウンにある映画館「CINERAMA」で『The Martian』をみてきました。


邦題は『オデッセイ』だそうです。「火星人」じゃないのね。

ところで、皆さまもお気づきのことかと思いますが、マット・デイモンが遠く離れた場所で迷子になって助け出されるのは、これが3度目だよね。

(『プライベート・ライアン』、『インターステラー』に続き)。
つくづく運の悪い人なのか、とてつもなく運の良い人なのか。
こんなに迷子になりやすい人を宇宙に連れて行くべきではないのでは。 

リドリー・スコット監督の、ちょっと前の『悪の法則』は殺伐とした人間世界をあまりにも無慈悲に描いていてトラウマになったし、79年の『エイリアン』も、世界には話の通じない凶暴な力が跋扈しているのだよそれが宇宙なんだよという、やりきれない辛い話だった。
でも、この「オデッセイ」はすごくポジティブで、GO GO 人類!て感じの、元気の出る話だった。

結論は、「科学と勇気と友愛があれば人類は生きのびられる」という話、です。

少年ジャンプか鉄腕アトムみたいだけど、でもあのトラウマ映画『悪の法則』をつくった監督が、皮肉抜きに、しかも明るくジョークを交えて、語ってくれるこのテーマは頼もしかった。おすすめ!

そしてサントラが素晴らしい!
70年代ミュージック満開! 70年代といえば、火星といえば、宇宙船の旅といえば、絶対この人でしょ!というあの人の名曲もここぞというところでかかる。感涙。(´;ω;`)。

そして、最後のクレジットに流れる曲も最高。

映画が終わってこの曲のイントロがかかった途端に、場内から笑いと喝采が起こっていたよ。


この映画館「シネラマ」は、1963年に完成したシアトルのアイコン的映画館を、EMPの持ち主でもありシーホークスのオーナーでもあるポール・アレンさんの会社「バルカン」が買って去年の11月に改装オープンした名物映画館です。

ロビーにはSF映画のコスチュームが。左の2つは『砂の惑星』の(黄色いのは若きカイル・マクラクランが着てたスーツ)右の2つはスター・トレックのテレビ版と映画版の。


『ラスト・サムライ』で真田広之が着用していたヨロイカブトもあった。かっこいい。
(ラスト・サムライもSFだったと思う。いつの時代の話なんだよ!というつっこみどころが満載だった。)

全席指定で、オンラインで席を選んでチケットが買えるので、ギリギリに行っても安心。
席は15ドル(訂正:オンラインで買うと手数料込みで16ドル50セントです)とふつうの映画館よりもややお高めではある。

でも座席はビジネスクラス並みにゆったりしてるし、音響も「全米一すごいシステムにした」と豪語するだけあって、古い映画館を改装したとは思えない、歪みのない気持ちよい音。

シアター内の天井が星空みたいになってるのも素敵。


外観も内装も60年代的「レトロな未来」な感じで統一されてて、ロビーにはいるとチョコレートの甘い香りでいっぱい。

ふつうのポップコーンのほかにチョコレートがけポップコーンが売ってるのでした。
ご飯を食べたばかりだったので今回はパスしたけど、強い誘惑にさらされる売店。


売店は、Theo Chocolateのチョコ、Cafe Vita のコーヒー、Miro Teaの紅茶、そして地ビール、と、強力なシアトルの地元ブランドがそろってます。

この日はMiro Teaのハーブティーを飲みながら火星で奮闘するマット・デイモンを鑑賞。


予告編の最後は、12月18日から公開の『スターウォーズ・エピソードVII』。
帝国軍の母艦が廃墟になってるのを見た瞬間に涙出そうだった。ハンソロも登場〜!場内ざわざわ。

スターウォーズはぜひぜひこの映画館で見たいと思ってたんだけど、きのう売り出されたばかりのチケットは公開日から3日間はどの時間帯もすでに完売。しまったーーーー。


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2015/10/15

ダメになりたい



うちのアパートのリビングは狭い。
アトランタのYちゃんとこのようにラブラドール犬がかけまわるほどの広さはありませんので、アメリカでいう「カウチ」もソファも置きたくなかった。

ここに引っ越してきた2年前からずっと欲しかったもの、そして今も引き続きほしいもの、それは無印良品の「体にフィットするソファ」、別名「人をダメにするソファ」。

日本に帰ったときに店頭で座ってみて、即時ダメになりそうなそのパワーを体感し、心からほしいと思った。

でも残念なことにシアトル近辺の車で行ける場所には、MUJIがない。

そこでウェブで見つけたのが、アメリカ版の人をダメにするソファ、Yogibo君。

特大サイズのYogibo Maxは全長6フィート、180センチ強。
横たわって眠れるサイズです。お値段は239ドル。

「ビーンバッグ」だと思うと高いが、ソファだと思えば安い。

ウェブで注文したら、ある日、巨大な箱がやってきた。ぎゅうぎゅうに詰めれば人間3人くらい入る箱を、配達の人は放置していった。

MUJIのにくらべると中に入ってるビーズはもっと大きくて、座るたびに大雨の日のような音がします。

あとカバーのカラーはやっぱりMUJIのほうがオシャレです。グレーを選んだのに実際の色は紺に近くて、ちょっと思っていたトーンと違った。

でもサイズ的には満足。

一度ここに落ち着いてしまうと、起き上がるのがかなり困難になります。

読書用のスペースとして活用するつもりが、この場所で本を読み始めると5分後には爆睡モードに。

やはり人をダメにする実力は充分にそなえているのであった。


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2015/10/12

危なすぎる橋


先月末、シアトルのダウンタウンの少し北にあるオーロラ橋で大事故がありました。

第二次大戦中の水陸両用車両を使って、観光客を乗せて街の中から水の上に繰り出すツアー「ダックツアー」の車両が、突然コントロールを失って前の車にぶつかり、反対車線に飛び出して、ちょうど通りかかった大型バスの真ん中に頭から突っ込む形で激突。

バスに乗っていた5人がほぼ即死、ほかにも多くの人が重傷を負った、悲惨というほかない事故でした。

バスに乗っていたのは、ノース・シアトル・コミュニティーカレッジの留学生。9月から始まった新学期に入学したばかりのアジアからの留学生たちで、オリエンテーションの遠足の途中でした。亡くなった方の中には日本からの30代の女性もいました。
このコミュニティーカレッジでは、私もいくつか授業をとったことがあるし、息子も高校の時に通ったことがある、うちのコミュニティーの学校。

亡くなられた方がたとご家族の方に、心からお悔やみ申し上げます。

このオーロラ橋は、うちからダウンタウン方面に行くたびに通る橋です。
家からは車で10分くらいのところ。

事故のあった日は家で仕事をしていたのですが、救急車のサイレンがひっきりなしに聞こえるので何だろうと思ったら、この事故で重傷者をシアトル中の病院に搬送する救急車が、家の近くの病院にも来ていたのでした。


この橋って本当に危ないのです。
両側3車線あるのに、車線を隔てる中央分離帯がない。そして狭い。
この橋を通っている99号線というのは幹線道路で、インターステートができる以前はカナダからカリフォルニアを南北につなぐ唯一の主要道路でした。
現在の時速制限は40マイル(約65キロ)。
高速道路ほどではないものの、みんなかなりブンブン飛ばしています。

運転していてこの橋にかかると、いつもかなり緊張します。車線が狭いし、分離帯はないし。
通るたびに、反対車線から車が飛び込んできたらどうしようもないな、と考えずにいられません。

この橋で車線をまたぐ事故があったのは今回が初めてではなくて、去年もたしか1件あったし、この事故のすぐ数日後にも衝突事故がありました。
10年くらい前にバスが橋の下に落ちた事故もあったそうです。

今回の事故で、やっぱりなんらかの形で真ん中に壁を作るべきだろうという声が高まっているようですが、実現するにしてもかなり先のことになるでしょう。


この橋、以前は自殺の名所でもありました。自殺防止のためにこの高い柵が取り付けられたのが2011年。それまではちょっと乗り出せばすぐに落っこちてしまえる手すりだけしかなかったのでした。

この写真はその柵ができてすぐ後くらいの夏に、いっぺん橋を歩いて渡ってみようと思って歩いたときのもの。


下に見えるのは、フリーモントの跳ね橋。
ワシントン湖とピュージェト湾をつなぐ、狭い運河です。


橋の上から見た、夏ののどかな風景。この先がバラードの水門につながってます。


こちらは反対側のユニオン湖。
橋の高さは898メートル。竣工は1932年です。


こちらは、歴史ミュージアム(MOHAI)で以前見た、オーロラ橋建設当時のもの。
オーロラ橋(正式名称は「ジョージ・ワシントン記念橋」というそうです。知らなかった)の完成を目の前にした1931年3月、ユニオン湖にいた4本マストの帆船が運河を通って海に出て行く時の写真です。

橋の完成以降は、このようなマストの高い帆船はもうユニオン湖ーワシントン湖へは通行できなくなりました。

なにしろ80年以上前に造られた橋ですから、いまの時代の交通量に対応するのは大変。幅を広げることはできないので、現在は両側にある歩道をなくして分離帯を作るというプランも検討されてるそうです。

ちなみにこの橋の下にはトロルも住んでいます。

歴史もありキャラクターもある、シアトルにとっては大事な橋。切実に、もっと安心して通行できるようにしてほしいです。

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2015/10/09

アトランタ再訪 グリッツLOVEと牛からのメッセージ


9月末にアトランタに行ってきました。展示会に出展する日本企業さんのお手伝いの仕事で、観光の時間はぜんぜんなかったのですが、1日前に現地入りして、アトランタ在住の友人に再会できました。

国内便だから1時間ちょっと前に空港に着いてればいいねー、なんてノンビリしてたら、到着時間を計算し間違っていて、なんと、生まれて初めて飛行機に乗り遅れてしまいました。

「この便にはもうチェックインできません」といわれた時にはさーっと体が軽くなった気が。

幸い同日の便に席があって、振り替えてもらえました(差額は手数料の25ドルで済んだ!)が、空港で6時間待ち、夕方到着の予定が真夜中着に。

クライアントさんより1日前の到着にしておいてよかったーーーー。

おかげで友人たちと予定してた夕ごはんをキャンセルしたあげく、心優しいYちゃんに真夜中に空港まで迎えにこさせるという大迷惑をかけてしまいました。でも、空港での待ち時間が6時間くらいあったので、その間に終わっていなくてうわーどうしようと思っていた仕事をほぼ片付けることができました。

Yちゃんちはアトランタの北側のアルファレッタという落ち着いた住宅街にあります。

Yちゃんは私と同じくシングルママで、高校生の頭が良くて超かわいいお嬢さんAちゃんとふたりぐらしですが、行くたびに(って2回めだけど)四つ足の家族が増えている。

前回訪ねたときは中型犬セイント君と、いつもすごく機嫌の悪い猫シナモンちゃんだけだったのですが、今回は、手足を伸ばしたら全長6フィートはあり、私よりも頭一つ分は確実にでかい、そしてものすごくハイパーなチャチャちゃん、そしてこの写真↑のフレンドリーな美形ねこ、シマちゃんが増えてました。

この次行ったら何人家族になっているのか、楽しみですw

Yちゃんちはタウンハウスで、うちのアパートと同じ2ベッドルームなんだけど、フルサイズの浴槽つきバスルームが2つあって、さらにリビングルームは2倍は広い。

大型犬と中型犬と猫2匹が駆け回るスペースが充分あるのです。

そしてその真中でお嬢さんが優雅にビオラを弾いているという、かなりカオスだけど楽しいリビングで短くも楽しいひとときを過ごすことができました。


Yちゃんたちと日曜の遅めのランチを一緒に。
住宅地の真ん中にぽつんとあるソウルフードのレストラン、Greenwoods on Green Streetという店を探して行ってみました。

トマトソースとワケギつきのフライド・グリーントマト。


ボリュームは1人前が3食分くらい。トリ1/2羽分のフライドチキンには、蜂蜜のソースがかかってて、ちょっと中華風なテイスト。
つけあわせのカラードグリーン、スイートポテト、マカロニチーズ、ブロッコリーキャセロールなどは正統派ですが、メインディッシュは独自のツイストをかけてるっぽい感じです。

揚げ物類はさすがにパーフェクト。

Aちゃんは「海老入りグリッツ」というこれまた強烈な南部ならではのメニューを注文してました。


ソウルフードの店なのに、マントルピースに七福神が飾ってあるという不思議な店。
天井にはもちろん、ゆるゆると回る扇風機。
店の前にはピースサインが立ててある。全体に「折衷」を通り越してもはやアナーキーな感じです。

その中で教会帰りの正装した黒人カップルが食事の前のお祈りをしているという、とても不思議な店でした。またぜひ行きたい!


シアトルにはグリッツがあまり見つからないという話は以前にも書きました。挽き割りとうもろこしのおかゆであるこのドロリとしたグリッツが、私は大好き。

これを塩気の強いソーセージとかベーコンとかと一緒に食べるのが定番の南部の朝食メニュー。
泊まったホテルの朝食ブッフェにも当然グリッツがついていて、ほんとに嬉しかった。

日本から来て南部は初めてのクライアントさんは、「味はないけど微妙においしい、障子用の糊のようなたべもの」と不思議なコメントをされていました。

アトランタのスーパーにズラリと並んでいる数々のグリッツ! Yちゃんがお土産にと買ってくれました(TдT)。
なくなったらまたアトランタに買いに行かなくっちゃー!


日本企業の皆さんはタイトなスケジュールでめいっぱい働かれます。

商談を兼ねた気のはるビジネスディナーの翌日は、Yelpで見つけた居酒屋に行ってみました。
その名も「MISO」。

ダウンタウンからクルマで10分くらいのところにあるいま風居酒屋で、天井からは流木をアレンジしたアートが飾ってある。
寿司バーで寿司を握っているのはヒスパニックの板前さん。注文をとりにきたサーバーはアジア系だけど日本語は話せない青年。スタッフにもお客さんにも日本人は一人も見当たらない。
でも味噌汁も揚げ出し豆腐もかなりちゃんとした、普通の和食でした。

平日の夜にもかかわらず、アトランタのヒップな方々(30代くらいのお洒落カップルが多かった)で店内はいっぱい。
皆さん、箸を器用につかってクリエイティブな巻きずしを食べ、バーで日本酒を飲んでました。

和食の文化はほんとに米国の(少なくとも都市圏には)浸透したんだなあ、としみじみ。



アトランタのダウンタウンに滞在したのですが、ずっと雨降りだったし、落ち着いて写真を撮る時間もありませんでした。展示会場前で空港に行く前に撮ったこの1枚が唯一の観光写真。

左の建設中のは「メルセデス・ベンツ・スタジアム」。
アトランタ・ファルコンズの本拠地になる、8万人収容の開閉型ドームなんだそうです。

それより気になるのは、黄色い看板に「DISTANZ YERSELF FRUM BEEF」と、おもいっきり間違ったスペルで書かれた不気味なメッセージ。

これは最近シアトル近郊にも出店したチキンサンドイッチのチェーン店Chick-fil-Aの広告。
「ギウ肉に、ちかづくな」という牛たちの訴えです。

本社がジョージア州なので、アトランタ内にはこのアグレッシブな牛たちを主役にした広告がとても多いです。


帰りの飛行機に乗る前に、わざわざいっこ手前のターミナルにあるここの店に行って、レモネードとチキンサンドイッチを買いました。
国内線エコノミーはご飯が有料だし特別美味しいものはなさそうだし、腹ごしらえをしておくに限ります。


行きの飛行機で見えた、ブロッケンの影。いつもチョイスがあればかならず窓際、なんだけど、帰りの飛行機はMiddie Seat(3列の真ん中席)でした(´;ω;`)。


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2015/10/07

パンプキンに弱い


なんだか店の前とか近所の家の前にカボチャが増えたなと思ったら、もう10月ではありませんか!

8月からずっとバタバタしっぱなしだったので、まだ夏が終わったばっかりだと思ってた!

そしてTrader Joe's に買いものにいったら、ありとあらゆるパンプキン食品が並んでいる!

仕事がちょっと立て込んでくると、ろくでもないおやつをやたらと買い込む癖がある、わたくし。

しかもわたしはなぜか、パンプキンに弱いのです。

スタバでも、甘い飲みものは普段は絶対頼まないのに、なぜか「パンプキン・スパイス・ラテ」というその響きに惹かれてふらっと買いそうになる。

だからこの日のトレジョのパンプキン攻撃には、飛んで火に入る夏の虫。

トレーダージョーさん、毎年この季節には季節限定のパンプキングッズで攻めてくるのですが、今年は特に豊富に揃えているように見受けられます。


「Pumpkin Butter」は去年も買った品。しかも去年は2瓶消費しました。これやばいです。
これをのせるだけであなたのトーストがパンプキンパイにアップグレードする魔法のバター。
クリームチーズと一緒にベーグルに載せて食べれば、簡単に幸せになれます。

 トレーダージョーズの広報担当の方、パンプキンバターの日本語コピーはトレジョ検定1級のわたくしにぜひおまかせください。謝礼はパンプキングッズで応相談。


追記。

トレーダージョーさんから、恒例の「Fearless Flyer」(という名のチラシ)が届きました。

商品の写真もイラストも一切なくて、ヴィクトリア朝のレトロなイラストとふざけたコピーが満載で毎回脱力感たっぷりの、24ページもあるチラシです。

このデジタルな世の中に完全に逆行していてとても新鮮なんですが、この10月号に載っていた99品目のうち、なんと51品目が(今日はちょっと暇だったので数えた)パンプキン関連。
今年のトレーダージョーさんの、常軌を逸したパンプキンへの傾倒ぶりが明らかになりました。





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